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トランペット初心者のための練習曲

トランペットと言えば、ジャズやクラシックにポップスなどさまざまなジャンルで活躍する楽器であり、吹奏楽でも花形の管楽器ですよね。

もちろん、吹けるようになるためには日々の練習は欠かせませんが、基礎練習だけだと飽きてしまう……そんな方に向けて、初心者でもオススメの練習曲を選んでみました!

当然ながら選ぶ楽譜によってその難易度も変わってくるのですが、今回選ばれた童謡からポップスなどバラエティ豊かな楽曲は、誰でも一度は聴いたことのある名曲ばかりですし、何となくコツをつかみやすいのではないでしょうか。

実際にトランペットで演奏した動画をなるべく載せていますから、ぜひ参考にしてみてくださいね!

トランペット初心者のための練習曲(11〜20)

この素晴らしき世界Louis Armstrong

“What a Wonderful World” (Play with Me n.79) – Andrea Giuffredi trumpet
この素晴らしき世界Louis Armstrong

ルイ・アームストロングさんの名曲をトランペットで吹けるようになりたい。

そういう方は多いのではないでしょうか。

この作品はアメリカの音楽プロデューサーであるボブ・シールさんがジョージ・ダグラス名義で作曲し、シールさんはベトナム戦争を嘆き、平和な世界を夢見て、この曲を書いたそうです。

日本ではホンダをはじめ、再三に渡っていろんなCMに使われているのでこの曲を知っている方も多く、吹いてみたい方も多いはず。

ゆったりとした曲であまり高すぎる音も出ないためトランペットのレパートリーとしても最適です。

音が出て吹けるようになってきたら、味を出していきましょう。

音が変わるものの長いフレーズが多いのでロングトーンもしっかり練習してロングトーン最後まで支えられるようになればバッチリです!

夜空のトランペットNini Rosso

【トランペットソロ】ニニ・ロッソ「夜空のトランペット」を演奏してみた!Nini Rosso「Il silenzio」(Trumpet Solo)
夜空のトランペットNini Rosso

イタリア出身のミュージシャンでトランペット奏者のニニ・ロッソさんの曲です。

ロッソさん「夜空のトランペット」はイタリア、ドイツ、オーストリア、スイスでチャート1位の座を獲得し、100万枚以上を売り上げており、ロッソさんのトランペットが好きで始めた方も多いのではないでしょうか。

題名の通りトランペット奏者のためにあるような曲で、頑張ってレパートリーにしたい1曲です。

4拍目から入るアウフタクトの曲なので、頭からしっかり入りましょう。

8分の6のシンコペーションはしっかり音価を取って16分音符は冷静に練習して吹けるようになればかっこいいです!

ユー・レイズ・ミー・アップSECRET GARDEN

2006年トリノオリンピックにて、日本人として初めて金メダルを獲得した荒川静香選手が、エキシビションでこの曲を使用して有名になった曲です。

どこかしくアイルランド民謡の『ロンドンデリーの歌』を崩したようなメロディですが、全く別の曲です。

アイルランドとノルウェーのミュージシャン、シークレット・ガーデンの楽曲で、優しく歌い上げるこの曲はトランペットを始めたての方にもぴったりの曲です。

アウフタクトの8分は遅すぎず早すぎないようにテンポに合わせて入り、付点8分と16分音符はリズムが崩れないように注意しましょう。

細かい音や出だしは音がすかすかしないように力まず息はしっかり入れてならせるといいですね。

うっとりする雰囲気が出せればグッドです!

蛍の光スコットランド民謡

卒業式や施設の閉館時間に流れる別れの音楽として、日本人に愛されている名曲『蛍の光』。

この曲を聴いたら「そろそろ帰らないと!」と感じる方も多いのでは。

そんな日本人の生活に深く関わりのあるこの曲、実はスコットランドの民謡『オールド・ラング・サイン』が原曲なんです。

音程は高い部分もあるのですが、テンポがゆっくりなので一つひとつの音を丁寧に吹いていけます。

ロングトーンも多いので、たっぷり息を使って吹く練習にピッタリかと思います!

ロッキーのテーマBill Conti

ロッキーのテーマ トランペット
ロッキーのテーマBill Conti

トランペットがかっこいい映画の名曲『ロッキーのテーマ』です。

この曲を吹けるようになると一目置かれることでしょう。

かっこいい曲ははりきりがちですが、映画で流れている演奏をよく聞くと、落ち着いて吹いて聞こえるかと思います。

練習する際も同じように落ち着いて一音一音をつかむように練習しましょう。

イントロからトランペットのためにあるような曲です。

イントロはタンギングの練習が必須。

歯切れがよく演奏できるようになるといいですね!

トランペットで吹けるレパートリーとして持っておきたいおすすめの1曲です。

きらきら星フランス民謡

Trumpet beginners lessons – Twinkle Twinkle Little Star – Mozart beginners trumpet lessons
きらきら星フランス民謡

次は、知らない人はいない『きらきら星』。

フランス民謡が元になっていまが、イギリスの詩人ジェーン・テイラーさんが替え歌として作詞した『Twinkle, twinkle, little star』が童謡として世界的に広まり、現在も愛されています。

誰でも一度は学校の音楽の授業などで演奏したことがあるはず!

先程の『聖者の行進』と同様、使用する音域が狭く、ドからラの範囲で吹けてしまいます!

伸ばす音が少ないく、四分音符が並ぶ曲の構成なので、タンギングの練習にも最適かと思います。

トランペット初心者のための練習曲(21〜30)

アメリカ国歌John Stafford Smith

アメリカ合衆国の国家「星条旗」です。

出だしがトランペットで勇ましい曲ですが、フルで聴くと弦楽器やハープが伴奏で優雅な雰囲気になっており、強くて勇ましく、そして輝きたいアメリカが目指す国家像を表したような曲です。

出だしは力強く、中間は美しく歌うようにしましょう。

日本の国家は静かで永遠にというような雰囲気ですが、アメリカの国家はどちらかといえば誇り高いものです。

音域は広く高音域の練習になり、高い音は少しずつ出せるように努力していきましょう。

音域が広いメロディとしてチャレンジしがいがある曲です。