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トランペット初心者のための練習曲

トランペットと言えば、ジャズやクラシックにポップスなどさまざまなジャンルで活躍する楽器であり、吹奏楽でも花形の管楽器ですよね。

もちろん、吹けるようになるためには日々の練習は欠かせませんが、基礎練習だけだと飽きてしまう……そんな方に向けて、初心者でもオススメの練習曲を選んでみました!

当然ながら選ぶ楽譜によってその難易度も変わってくるのですが、今回選ばれた童謡からポップスなどバラエティ豊かな楽曲は、誰でも一度は聴いたことのある名曲ばかりですし、何となくコツをつかみやすいのではないでしょうか。

実際にトランペットで演奏した動画をなるべく載せていますから、ぜひ参考にしてみてくださいね!

もくじ

トランペット初心者のための練習曲(1〜20)

聖者の行進アメリカ民謡

【トランペット】「聖者の行進」の演奏
聖者の行進アメリカ民謡

曲名は知らずとも、一度は聴いたことがある人も多いのではないでしょうか。

吹いていると堂々とした気分になってきます。

『聖者の行進』の特徴は、なんと言ってもほとんど音域がドからソの範囲で収まること!

まだ1オクターブの音域を出すのが難しい方でも挑戦できるでしょう。

また、伸ばす音とタンギングをする音が程よく混ざっているところもオススメポイント!

基礎練は大切だけど、それだけでは飽きてしまいがち。

自分が現段階で吹ける音域の曲を吹くことで、トランペットの楽しさにあらためて気付けると思います!

ユー・レイズ・ミー・アップSECRET GARDEN

2006年トリノオリンピックにて、日本人として初めて金メダルを獲得した荒川静香選手が、エキシビションでこの曲を使用して有名になった曲です。

どこかしくアイルランド民謡の『ロンドンデリーの歌』を崩したようなメロディですが、全く別の曲です。

アイルランドとノルウェーのミュージシャン、シークレット・ガーデンの楽曲で、優しく歌い上げるこの曲はトランペットを始めたての方にもぴったりの曲です。

アウフタクトの8分は遅すぎず早すぎないようにテンポに合わせて入り、付点8分と16分音符はリズムが崩れないように注意しましょう。

細かい音や出だしは音がすかすかしないように力まず息はしっかり入れてならせるといいですね。

うっとりする雰囲気が出せればグッドです!

ロッキーのテーマBill Conti

ロッキーのテーマ トランペット
ロッキーのテーマBill Conti

トランペットがかっこいい映画の名曲『ロッキーのテーマ』です。

この曲を吹けるようになると一目置かれることでしょう。

かっこいい曲ははりきりがちですが、映画で流れている演奏をよく聞くと、落ち着いて吹いて聞こえるかと思います。

練習する際も同じように落ち着いて一音一音をつかむように練習しましょう。

イントロからトランペットのためにあるような曲です。

イントロはタンギングの練習が必須。

歯切れがよく演奏できるようになるといいですね!

トランペットで吹けるレパートリーとして持っておきたいおすすめの1曲です。

きらきら星フランス民謡

Trumpet beginners lessons – Twinkle Twinkle Little Star – Mozart beginners trumpet lessons
きらきら星フランス民謡

次は、知らない人はいない『きらきら星』。

フランス民謡が元になっていまが、イギリスの詩人ジェーン・テイラーさんが替え歌として作詞した『Twinkle, twinkle, little star』が童謡として世界的に広まり、現在も愛されています。

誰でも一度は学校の音楽の授業などで演奏したことがあるはず!

先程の『聖者の行進』と同様、使用する音域が狭く、ドからラの範囲で吹けてしまいます!

伸ばす音が少ないく、四分音符が並ぶ曲の構成なので、タンギングの練習にも最適かと思います。

蛍の光スコットランド民謡

卒業式や施設の閉館時間に流れる別れの音楽として、日本人に愛されている名曲『蛍の光』。

この曲を聴いたら「そろそろ帰らないと!」と感じる方も多いのでは。

そんな日本人の生活に深く関わりのあるこの曲、実はスコットランドの民謡『オールド・ラング・サイン』が原曲なんです。

音程は高い部分もあるのですが、テンポがゆっくりなので一つひとつの音を丁寧に吹いていけます。

ロングトーンも多いので、たっぷり息を使って吹く練習にピッタリかと思います!