20代におすすめのラップの名曲
リズムをつけた演説などとも言われるラップという歌唱法。
曲に込められたメッセージや韻のふみ方など、読み解いていくとますますおもしろくなってくるものばかりです。
今回はそんなラップの名曲から特に20代におすすめなものについてまとめました。
20代におすすめのラップの名曲(1〜10)
doppelgängerCreepy Nuts

四つ打ちのダンサブルなビートが印象的な楽曲です。
誰もが抱える多面性や自己との葛藤をテーマに、現代社会を生きる人々の心情を巧みに表現しています。
陶酔感あふれるサウンドと、重なり合うラップが織りなす世界観で、本作の楽しさをよりいっそう引き立てています。
アルバム『LEGION』収録の本作は、2025年1月に映画『アンダーニンジャ』の主題歌として書き下ろされました。
韻を踏みまくるスピーディーなラップパートは聴いてるとついノってしまいます。
Walk This WayZORN

他人の意見に流されず自分の道を歩む覚悟を力強く表現した楽曲です。
ZORNさんらしい等身大の日常をストレートに描きながら、ラッパーと父親という2つの役割に誠実に向き合う姿勢が心に響きます。
2018年6月に配信された本作はアルバム『Aestheticism & Violence』に収録されました。
自分らしさを大切にしたい方や、日々の生活に誇りを持って歩みたい方にピッタリな1曲です。
カラオケでは、等身大の言葉をリアルに伝えることで、聴く人の心に確実に届くはずです。
FE!N ft. Playboi CartiTravis Scott

鮮烈なシンセサイザーが印象的なビートに乗せて激しい感情を吐き出す楽曲です。
2023年7月に発売されたアルバム『UTOPIA』に収録された本作は、トラヴィス・スコットさんの全盛期における葛藤やプレッシャーをテーマにした1曲です。
アーティストの成功と苦悩を描いた内容は、物事に打ち込むすべての人の心に深く刺さるはずです。
20代におすすめのラップの名曲(11〜20)
NINOKUNI feat. 唾奇OZworld

メロウなサウンドとビートが印象的な1曲です。
精神世界や哲学的なテーマを掘り下げた歌詞の中で、現実と幻想、そして自己の存在という普遍的な問いかけが、OZworldさんと唾奇さんの滑らかなフロウによって表現されています。
本作は2019年6月にリリースされたアルバム『OZWORLD』に収録されており、独特のSF的世界観とメロディックなサウンドが融合した楽曲です。
メッセージ性の高い歌詞とキャッチーなサウンドのバランスが絶妙で、カラオケで歌うと気分が高揚すること間違いありません。
ヒップホップの新しい表現に挑戦したい方や、深いメッセージ性のある楽曲を求めている方にオススメです。
HUMBLE.Kendrick Lamar

数十年前までは「ノリの良い曲」というと、大概が長調でテンポの速い楽曲でした。
しかし、現在はSNSを通してさまざまな音楽を触れるようになったおかげで、ノリの良さにも多様性が生まれてきました。
特に若い方にとっては、ダウナーな楽曲でもノリの良さを感じやすいと思います。
そこでオススメしたいのが、ケンドリック・ラマーさんの名曲『HUMBLE.』です。
現代ヒップホップを象徴するこの作品は、完成度の高いライムとシンプルながらインパクトの強いトラックで世界中から人気を集めました。
ダウナーでスタイリッシュなのにノリが良い。
そういう楽曲を探している方なら必聴の作品です。
Lose YourselfEminem

世界で最も売れている、ヒップホップアーティストのエミネムさんです。
自身が主演した、半自伝的映画『8 Mile』の主題歌になっており、知っている方も多いはず。
白人ラッパーということで、苦労した時期もあったエミネムさんですが、好きなことに没頭してチャンスをつかめ、とこの曲では力強く訴えています。
楽園ベイべーRIP SLYME

ヒップホップをお茶の間にまで浸透させるという大きな役割を担ったグループの一つがこのRIPSLYME。
現在20代の方なら、彼らの楽曲を耳にしたことのある方も多いのではないでしょうか。
そんな彼らの楽曲の中でもとくに人気がある代表曲が『楽園ベイベー』ですよね。
彼らの特徴でもある大人っぽいリリックが印象的で、ついつい口ずさんでみたくなるような語感の気持ちよさもありますよね。
もちろん、それに加えて、誰しもが聴きやすいキャッチーな雰囲気も兼ね備えているというのが彼らの最大の魅力ですね!