許されない恋を歌った名曲
ドラマや映画、テレビのワイドショーなどでもよく見る不倫劇、決してかなわない恋。
そんな「許されない恋の歌」を集めました。
きれいに描かれているドラマなども多くてドキドキしてしまいますが、実際に自分が許されない恋に落ちてしまったら……。
ここではそんな許されない恋の切ない気持ちがつづられた曲をたっぷり紹介します。
女性目線の曲、男性目線の曲など、思っているよりも許されない恋の楽曲って多いんですよね。
それだけ許されない恋に人知れず悩んでいる人は多いのかもしれません……。
許されない恋を歌った名曲(21〜30)
even if平井堅

バーのカウンターで、恋人の指輪を眺める相手の横で、本音を隠しグラスを傾ける男性の姿が目に浮かぶ、平井堅さんの1曲です。
終電を逃してほしいと願いながらも、その言葉を飲み込んでしまう主人公のもどかしさが痛いほど伝わってきますね。
この楽曲は2000年12月にリリースされ、オリコン週間チャートで3位を記録。
名盤『gaining through losing』にも収録されています。
かなわないと知りつつも募る思いを止められない、そんな許されない恋をしている方の心に、静かに寄り添ってくれるかもしれません。
PuzzleBAND-MAID

運命の出会いだと感じたのに、決して結ばれることのない関係。
そんな許されない恋の葛藤を描いた、BAND-MAIDの楽曲です。
相手にとって特別な存在でなくてもいいと自分に言い聞かせる姿は、報われない恋をしている人にとって、痛いほど共感できるのかもしれませんね。
このやるせない思いは、力強いビートと激情的なサウンドにのせて繊細に歌われています。
本作は2017年1月に発売のアルバム『Just Bring It』に収録された楽曲。
報われないと知りつつも、好きな気持ちを止められない。
そんな複雑な心境に寄り添ってくれる作品です。
カウントダウンCocco

激情のままに許されない恋の終わりを描いた、Coccoさんの衝撃的なデビュー作品です。
相手を挑発し、破滅へと追い詰めるような言葉の数々は、出口のない関係に対するいら立ちや絶望の裏返しなのかもしれませんね。
本作は1997年3月に発売され、アルバム『ブーゲンビリア』にも収録されています。
愛しているからこそ、いっそこの手で関係ごと壊してしまいたいというゆがんだ衝動は、自分勝手だとわかっていても止められない。
そんな激情に駆られるのは、禁断の恋に身を焦がすからなのでしょうか。
プレイボールYU-KI

ソロ活動10周年という節目にYUKIさんが届けた、禁断の恋の始まりを思わせる1曲。
華やかな応援歌のような曲調とは裏腹に、その世界観は「三振でもいいから」と後先考えずに恋のゲームに飛び込んでしまう女性の強い意志を描いているかのようです。
神様に助けを求めるほどの切実な思いは、許されない関係だとわかっていながらも、気持ちを止められない苦しさを感じさせますよね。
本作は2012年5月に発売された記念碑的なシングル。
いけないとわかっていても、この恋にすべてを懸けたいと願うあなたの心に、ある種の覚悟を突きつけてくる楽曲です。
民法第709条ミオヤマザキ

法律の条文をテーマにした、あまりにも生々しいメジャーデビュー曲。
これは許されない恋の当事者になってしまった女性の、開き直りと罪の意識が入り混じる複雑な心情を歌った物語です。
2014年12月に発売された本作は、後にアルバム『anti-these』にも収録されました。
ジャケットに石田純一さんが起用されたことも話題になりましたね。
バレなければ幸せ、でもその先には何が待っているのか。
そんな危うい恋の現実と、人の心のもろさを深く考えさせられる楽曲です。
No PromiseChara

約束のない関係に揺れる、切ない女性の心情を歌ったCharaさんの楽曲。
どこかへ行ってしまいそうな相手を引き止めたいと願いながらも、未来の約束はもらえない。
そんな心の葛藤が、ささやくような歌声で繊細に描かれています。
1992年7月発売のアルバム『Soul Kiss』に収められた本作。
好きな気持ちを止められず、報われないと分かっていても離れられないもどかしさは、経験した人にしか分からないのかもしれませんね。
自分だけが苦しむ恋は、やはりどこかで区切りをつけるべきなのでしょう。
愛を止めないで倖田來未

どれだけ離れた場所にいようとも、何度だってあなたのこと愛し続けるよという悲恋の歌です。
2000年代の邦楽シーンをけん引した歌姫、倖田來未さんの楽曲で、2011年に51枚目のシングルとしてリリースされました。
映画『セカンドバージン』への主題歌起用が話題に。
ピアノとストリングスの美しい音色が鳴り響くR&Bバラードです。
倖田さんのはかなげな歌声が曲調によく合っていますね。
しっとりした雰囲気なので、1人でじっくり聴くのがオススメ。