許されない恋を歌った名曲
ドラマや映画、テレビのワイドショーなどでもよく見る不倫劇、決してかなわない恋。
そんな「許されない恋の歌」を集めました。
きれいに描かれているドラマなども多くてドキドキしてしまいますが、実際に自分が許されない恋に落ちてしまったら……。
ここではそんな許されない恋の切ない気持ちがつづられた曲をたっぷり紹介します。
女性目線の曲、男性目線の曲など、思っているよりも許されない恋の楽曲って多いんですよね。
それだけ許されない恋に人知れず悩んでいる人は多いのかもしれません……。
許されない恋を歌った名曲(41〜50)
陽のあたる場所浜田省吾

不倫を描いた心揺さぶるバラードソング。
アルバム『愛の世代の前に』に収録された浜田省吾さんの作品は、心の奥深くに眠る切ない思いを優しく包み込みます。
1981年3月のリリース以来、多くのリスナーの心を強く揺さぶり続けています。
不倫という形の恋を描きながらも、人目を避けて過ごす寂しさや、相手の人生を壊してはいけないという葛藤が随所に描かれ、単なる恋愛の歌以上の深い味わいを感じさせます。
家族や仕事、そして人生という重みを背負いながら生きる大人たちの心に、そっと寄り添ってくれる珠玉の1曲です。
ラブソングなとり

誤った愛におぼれてしまう切なさと痛みを繊細に描いた、なとりさんの感情的な楽曲です。
愛にほんろうされる主人公の心情が、夢と現実の境界を曖昧にさせながら描かれていきます。
本作はアルバム『劇場』に収録され、2024年2月にはミュージックビデオが視聴回数316万回を記録しました。
心の奥底で消えない恋の痛みを抱えた方にとって、まるで自分の気持ちを代弁しているかのような1曲に感じられるはず。
静寂の中で、この歌に耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
眠れぬ夜は君のせいMISIA

2002年8月に発売された切ないミディアムバラード。
愛してはいけない相手にひかれてしまった心の葛藤を、夜の寂しさやはかない望みとともに描写しています。
相手のことを思い出すと眠れない、夢の中でもいいから会いたいという切実な想いが、MISIAさんの豊かな表現力で繊細につづられています。
アルバム『KISS IN THE SKY』に収録され、キリンビバレッジ「RAKUDA」のCMソング、さらにフジテレビ系ドラマ『恋愛偏差値』の主題歌として起用された本作。
恋愛の切なさや思いの深さに共感したい方にオススメです。
悪い人戦慄かなの

許されない恋に踏み込んでしまった女性の心模様を繊細に描いた、切ない片思いソング。
肌寒くなる秋の季節とともによみがえる過去の思い出にとらわれながらも、前に進もうとする女性の心情が印象的。
戦慄かなのさんのはかなげな歌声が、葛藤する女性の内面を見事に表現しています。
2024年9月に戦慄かなのさんのソロメジャーデビュー曲として公開された本作は、相手の嘘に気付きながらも受け入れてしまう複雑な感情や、後悔と未練が入り混じった心情を描写しており、同じような経験をした人の共感を誘います。
質恋 feat.まつり高瀬統也

許されない恋におぼれる2人の心情を繊細に描いた、高瀬統也さんとまつりさんによるデュエットソング。
別れることすらできないほど依存してしまう関係性のなかで、互いを思いすぎるがゆえに生まれる矛盾や葛藤が、切なく表現されています。
2024年6月に発売されたこの曲は、Z世代を中心に共感を呼んでいます。
相手に思いを寄せながらも、その思いに苦しむような、切ない恋愛をしている方の心に寄り添う、心揺さぶられる1曲です。
アダムとイヴgo!go!vanillas

耳元でささやかれる甘い言葉におぼれそうになる、そんな恋の物語を切なく描いた楽曲。
旧約聖書の『アダムとイヴ』を現代的に解釈し、禁断の恋に落ちる男女の葛藤を go!go!vanillas ならではの繊細なサウンドで表現しています。
道徳的に許されない関係でありながらも、その瞬間の美しさに魅了される心情が、幻想的なメロディと重なり合います。
2021年3月に発売されたアルバム『PANDORA』の収録曲として、大久保拓朗監督が手掛けたミュージックビデオとともに発表された本作。
エモーショナルなストーリー展開と、バンドの持ち味であるギターリフが印象的なサウンドが見事に調和しています。
複雑な感情のはざまで揺れ動く気持ちを抱えている方にオススメです。
最低れん

切なさとはかなさが溶け込んだピアノの旋律に乗って、れんさんの透明感のある歌声が響き渡ります。
恋人に隠し事をされながらも、まだ忘れられない気持ちを抱えた主人公の苦しさと切なさを表現した本作は、泣いている相手に何も言えない心情や、互いの心にある不安と不満を赤裸々に描いています。
2022年10月にリリースされ、SNSで公開された東京の夜景をバックにしたショート映像は100万再生を突破するなど大きな話題を呼びました。
Z世代の共感を呼ぶ歌詞とメロディが、不倫や片思いといったかなわない恋に悩むリスナーの心に寄り添う1曲です。