1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集
若手バンドも多く出てきて盛り上がりを見せるヴィジュアル系ロックシーンですが、そのブームの最高調が1990年代だったことはまちがいないでしょう。
X(X JAPAN)がその基礎を作り、LUNA SEAが一つの完成形を提示し、多くの後続バンドが続いた……というのも事実ですが、ゴシックロックを基調としたBUCK-TICKや、独自の進化をとげた「名古屋系」など、個性的なバンドも多く活躍していました。
そんな90年代ヴィジュアル系ロックの名曲をご紹介しましょう!
今でも人気があるバンドの初期の名曲もありますよ。
- ヴィジュアル系の名曲。V系ロックを代表する定番の人気曲
- 90年代のビジュアル系バンドのデビュー曲
- 【邦楽ロック】90年代を彩った不朽の名曲。懐かしのヒット曲
- 【ネオ・ビジュアル系】2000年代のV系バンドの人気曲まとめ
- 80年代のビジュアル系バンドのデビュー曲
- 【BUCK-TICKの名曲】圧倒的な存在感を放つ伝説のバンドの人気曲
- 90年代の男性シンガーソングライター・人気曲ランキング【2025】
- 【闇の美学】ゴシックロックのすすめ~代表的なバンド紹介
- 【1998年の邦楽ヒット曲】今も人々の記憶に残る名曲を一挙紹介!
- 【90年代ヴィジュアル系】名古屋系の代表的なバンドたち
- 90年代J-POPの名バラード。懐かしの大ヒット曲・人気曲
- DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の名曲・人気曲
- 1990年代にヒットしたアニソン。おすすめの名曲、人気曲
1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集(1〜10)
街SOPHIA

独特な歌声が印象的なこの曲、あなたは聴いたことがありますか?
これもビジュアル系なんです。
ロマンチックな雰囲気はありますが、この歌い方をリスペクトし、影響されたバンドもたくさんいることでしょう。
さわやかだけれど、パワフルな感じのロックですよね。
ビジュアル系を知る上でも聴いてほしい1曲です。
コテコテのビジュアル系に比べるとノリは軽めですよね。
キャッチ―な雰囲気にのまれず、SOPHIAも名曲ぞろいなので、ぜひ一度聴いてほしいものです……!
Silent JealousyX JAPAN

この曲を聴いて、ビジュアル系というジャンルを知ったという方も多いのではないでしょうか。
センチメンタルなピアノのイントロから、メタル要素全開の激しい曲の構成が印象的です。
いまでもライブで演奏されることが多く、まさに「暴れ曲」という言葉がふさわしいはず。
歌詞は情緒にあふれていて、胸がいっぱいになる1曲です。
X JAPANは、その後のバンドに強い影響を残しました。
hideさんの亡き現在でも、X JAPANはファンを魅了し続けています。
RED ZONEJanne Da Arc

まさに90年代を締めくくる1999年、Janne Da Arcはこのシングル『RED ZONE』でメジャーデビュー。
ビジュアル系バンドの体裁をとりながらも、ハードロック・ヘビーメタルの影響を感じさせる楽曲や、楽器隊の高い演奏力により、女性だけでなく男性や若いバンドマンからも高い支持を得たバンドでした。
V系バンドの曲で、イントロからこれほどすべての楽器が激しく主張し合う曲は多くないのでは?
伸びやかなボーカルで歌い上げられる特徴的なメロディも含め、若手ロックバンドとしての方向性を世に示した名曲です。
1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集(11〜20)
BelieveD-SHADE

ビジュアル系ロックの歴史の中には、BOØWYからの影響を感じさせるストレートなビートロックを鳴らしたバンドが存在します。
そのような楽曲の中でも代表的なものが、D-SHADEの1998年のメジャーデビュー曲である『BELIEVE』でしょう。
バンドとして大きなヒットには恵まれなかったものの、その「楽器がうまい」ということを前提にした安定したバンドアンサンブルは、のちのテクニカルな演奏で魅せるV系バンドの系譜に間違いなくつながったと言えます。
グロリアスGLAY

印象的なギターのイントロは、聴いたことがある!!と思った方も多いはず。
いまでも変わらぬヒットを続けていますよね。
GLAYはビジュアル系の中でもキャッチ―な曲が多く、ゴリゴリの激しい曲が苦手な方にはぜひ聴いてほしいバンドです。
この曲もさわやかで、希望にあふれる感じの明るい曲調ですよね。
前向きになれる感じがします。
とても聴いていて心地よく、いい意味でくせが強くない曲です。
誰でも聴けそうな感じがいいですね!
脳内モルヒネPIERROT

90年代後半から2000年代前半にかけて、DIR EN GREYと人気を二分したバンドがPIERROTでした。
彼らはインディーズの時点でその個性を完全に確立しており、1997年のミニアルバム『CELLULOID』に収録されたこの曲の時点で、不気味なギターリフとシンセサイザーの組み合わせによって演出される不穏な世界観が完成しています。
その人気の高さから、2003年に再録され、メジャー14枚目のシングルとしてもリリースされています。
硝子の肖像Laputa

東京のビジュアル系ロックシーンと比較して、黒夢に代表される独特の暗さを持ったバンドが名古屋から登場し、「名古屋系」と呼ばれました。
その名古屋系を代表するバンドのひとつ、Laputaのメジャーデビューシングルが『硝子の肖像』です。
独特なアクセントが効いたリズムやメロディは、若い方にも新鮮に感じられるのではないでしょうか?
物悲しい雰囲気の音使いと、当時のV系ロックの象徴的な激しさ、それを見事に両立したその個性がこの1曲に詰まっていると言っていいでしょう。





