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1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集

若手バンドも多く出てきて盛り上がりを見せるヴィジュアル系ロックシーンですが、そのブームの最高調が1990年代だったことはまちがいないでしょう。

X(X JAPAN)がその基礎を作り、LUNA SEAが一つの完成形を提示し、多くの後続バンドが続いた……というのも事実ですが、ゴシックロックを基調としたBUCK-TICKや、独自の進化をとげた「名古屋系」など、個性的なバンドも多く活躍していました。

そんな90年代ヴィジュアル系ロックの名曲をご紹介しましょう!

今でも人気があるバンドの初期の名曲もありますよ。

1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集(1〜10)

花咲く命ある限りRaphael

Raphael Clips – 05.花咲く命ある限り
花咲く命ある限りRaphael

華月さんの衝撃的な死により締めくくられたバンドであり、伝説のバンドと言っても過言ではありません。

この曲はか弱い人間の気持ちを歌っていて、まさに泣きの1曲です。

まるではかなさと純粋さを表したような1曲ですよね。

この曲を聴いて救われたファンは何人いるでしょうか。

弱くてもいいんだと思える、とてもやさしさと力強さがありますよね!

人の弱さに寄り添った歌詞と、きれいな旋律、そんな明るくはない曲調は、人の胸を打つ曲です。

グロリアスGLAY

印象的なギターのイントロは、聴いたことがある!!と思った方も多いはず。

いまでも変わらぬヒットを続けていますよね。

GLAYはビジュアル系の中でもキャッチ―な曲が多く、ゴリゴリの激しい曲が苦手な方にはぜひ聴いてほしいバンドです。

この曲もさわやかで、希望にあふれる感じの明るい曲調ですよね。

前向きになれる感じがします。

とても聴いていて心地よく、いい意味でくせが強くない曲です。

誰でも聴けそうな感じがいいですね!

BelieveD-SHADE

ビジュアル系ロックの歴史の中には、BOØWYからの影響を感じさせるストレートなビートロックを鳴らしたバンドが存在します。

そのような楽曲の中でも代表的なものが、D-SHADEの1998年のメジャーデビュー曲である『BELIEVE』でしょう。

バンドとして大きなヒットには恵まれなかったものの、その「楽器がうまい」ということを前提にした安定したバンドアンサンブルは、のちのテクニカルな演奏で魅せるV系バンドの系譜に間違いなくつながったと言えます。

1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集(11〜20)

Silent JealousyX JAPAN

X JAPAN 『Silent Jealousy』(HD)
Silent JealousyX JAPAN

この曲を聴いて、ビジュアル系というジャンルを知ったという方も多いのではないでしょうか。

センチメンタルなピアノのイントロから、メタル要素全開の激しい曲の構成が印象的です。

いまでもライブで演奏されることが多く、まさに「暴れ曲」という言葉がふさわしいはず。

歌詞は情緒にあふれていて、胸がいっぱいになる1曲です。

X JAPANは、その後のバンドに強い影響を残しました。

hideさんの亡き現在でも、X JAPANはファンを魅了し続けています。

少年黒夢

社会が決めた窮屈なルールや、虚飾に満ちた世界に反発したくなる気持ち、誰にでもあるのではないでしょうか?

黒夢による本作は、そんな偽りの楽園に中指を立て、ただ逆らうことだけを信じる少年の姿を描いた疾走感あふれるロックナンバーです。

清春さんの攻撃的な歌声が、世の不条理にもがく心を痛々しいほどリアルに表現していますよね。

この楽曲は1997年11月発売のシングルで、ダイハツ「MOVE aerodown CUSTOM」のCMソングに起用されオリコン3位を記録。

名盤『CORKSCREW』には、より攻撃的なミックスで収められています。

現状を打ち破りたいと願う時、きっと背中を押してくれる1曲です。

SOPHIA

SOPHIA philosophy-l 7/7 街 ~Single version~
街SOPHIA

独特な歌声が印象的なこの曲、あなたは聴いたことがありますか?

これもビジュアル系なんです。

ロマンチックな雰囲気はありますが、この歌い方をリスペクトし、影響されたバンドもたくさんいることでしょう。

さわやかだけれど、パワフルな感じのロックですよね。

ビジュアル系を知る上でも聴いてほしい1曲です。

コテコテのビジュアル系に比べるとノリは軽めですよね。

キャッチ―な雰囲気にのまれず、SOPHIAも名曲ぞろいなので、ぜひ一度聴いてほしいものです……!

CLOCK STRIKES TENLADIES ROOM

過激なパフォーマンスと挑発的な歌詞で知られるLADIES ROOMですが、本作には切なくも華やかな魅力が詰め込まれています。

美しいアルペジオで幕を開けるこの曲は、パーティーが終わる直前の、刹那的な高揚感と一抹の寂しさを描いているのではないでしょうか。

時計の針が進み魔法が解ける寸前の、あの独特な心境がキャッチーなハードロックサウンドに乗って胸に響きます。

この楽曲は、1991年5月当時にリリースされたLADIES ROOMのメジャーデビューシングルで、アルバム『Made in SEX』にも収められています。

1993年にはライブ映像作品でチャート1位を獲得したことからも、彼らの勢いが伝わってきますよね。

きらびやかな夜の余韻に浸りたい時、心に寄り添ってくれる1曲です。