1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集
若手バンドも多く出てきて盛り上がりを見せるヴィジュアル系ロックシーンですが、そのブームの最高調が1990年代だったことはまちがいないでしょう。
X(X JAPAN)がその基礎を作り、LUNA SEAが一つの完成形を提示し、多くの後続バンドが続いた……というのも事実ですが、ゴシックロックを基調としたBUCK-TICKや、独自の進化をとげた「名古屋系」など、個性的なバンドも多く活躍していました。
そんな90年代ヴィジュアル系ロックの名曲をご紹介しましょう!
今でも人気があるバンドの初期の名曲もありますよ。
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1990年代ビジュアル系の扉を開くヒット曲&名曲集(41〜50)
ivory treeLa’cryma Christi

流麗なツインギターの調べと、どこか遠い異国を旅しているかのようなメロディが印象的な、La’cryma Christiのメジャーデビューシングルです。
まるで象牙細工のように繊細で美しい世界観の中で、はかなく消えゆくものへの愛おしさを歌っているかのよう。
TAKAさんの透き通るようなハイトーンボイスにのせて紡がれる物語に、胸を焦がした方も多いのではないでしょうか。
1997年5月に発売された本作は、TV番組『進め!
電波少年』のエンディングテーマにも起用されました。
プログレッシブな展開とポップさが両立したサウンドは、じっくりと物語に浸りたい夜にぴったり。
緻密に構築された音の世界に身を委ねてみてはいかがでしょうか。
EveLaputa

別れを予感させる最後の夜の、はかなくも美しい情景が目に浮かぶような1曲です。
技巧的なギターが織りなす幻想的なサウンドの上で、akiさんのハイトーンボイスが切なく響き渡ります。
終わりゆく関係の中にある一瞬のきらめきと痛みを叙情的に描き出していて、その劇的な世界観に引き込まれるはず。
この楽曲は1997年5月に発売されたLaputaの2枚目のシングルで、TBS系『COUNT DOWN TV』のオープニングテーマに起用されました。
オリコン最高33位を記録し、バンドの知名度を上げた本作は、後にミニアルバム『絵~エマダラ~斑』にも収録されています。
感傷的な夜に一人でじっくりと浸りたい時や、90年代ビジュアル系の持つ独特の耽美な世界に触れたい時にぴったりな名曲です。
QueenROUAGE

幻想的なイントロから一転、鋭いギターリフが突き刺さる、名古屋系シーンを象徴するROUAGEのメジャーデビュー作です。
孤高の存在である「女王」が抱える華やかさと、その裏に潜む孤独や葛藤を描いているかのような世界観が印象的ですよね。
KAZUSHIさんの奥底から響くような歌声が、その退廃的な美しさを一層際立たせています。
誰もが心のどこかに持つ、光と影の二面性に共感できる人も多いはずです。
1996年4月に発売された本作は、テレビ朝日系の音楽番組『mew』のエンディングテーマとしてお茶の間にも届けられました。
日常から離れて、少しダークで耽美な物語に浸りたい夜にぴったりの1曲です。
for dear黒夢
かなり個性的な歌詞がインパクトに残る1曲ですね。
この曲の展開の多さと、暗いイメージはビジュアル系のシーンを作ったといっても過言ではありません。
泣き叫ぶような清春の歌声に胸を打たれた人も多いのではないでしょうか?
黒夢は初期のDir en greyに影響力が強かったバンドとしても知られています。
この曲だけでなく、激しい曲にも定評があるので、興味を持ったら聴いてほしいバンドです。
男気あふれる曲調から、男性のファンも多いです。
WHITE SHAMANSOFT BALLET

SOFT BALLET(ソフトバレエ)。
メンバーは遠藤遼一、藤井麻輝、森岡賢(2016年6月3日、心不全により死去)。
1989年9月25日、1stシングル「BODY TO BODY」と1stアルバム「EARTH BORN」発売。
藤井はSOFT BALLETの解散を否定しており、現在も形式的には活動休止の状態。
RISKYCRAZE

デランジェ解散後、BODYを経て、再度ギターの滝川一郎、ドラムの菊池哲が中心になり結成されたバンドです。
ボーカルにはJUSTY-NASTYの藤崎賢一を向かえデビュー。
ベースはZI:KILLの飯田成一という当時のビジュアル系にすると、オールスターのようなメンバーが揃っています。
MELODIESDIE IN CRIES

デランジェ解散後、ボーカルKyoにより結成されたバンド。
現ラルクアンシェルのドラムYukihiroも在籍していました。
Kyo独自の世界観によるメロディアスでエロチックな世界観が特徴で、D’ERLANGERよりも柔らかなイメージが特徴です。