1990年代の偉大なビジュアル系バンドの名曲・ヒット曲
若手バンドも多く出てきて盛り上がりを見せるヴィジュアル系ロックシーンですが、そのブームの最高調が1990年代だったことはまちがいないでしょう。
X(X JAPAN)がその基礎を作り、LUNA SEAが一つの完成形を提示し、多くの後続バンドが続いた……というのも事実ですが、ゴシックロックを基調としたBUCK-TICKや、独自の進化をとげた「名古屋系」など、個性的なバンドも多く活躍していました。
そんな90年代ヴィジュアル系ロックの名曲をご紹介しましょう!
今でも人気があるバンドの初期の名曲もありますよ。
1990年代の偉大なビジュアル系バンドの名曲・ヒット曲(21〜40)
絶望の丘Plastic Tree

Plastic Tree(プラスティックトゥリー)は、1993年にボーカル「有村竜太朗」とベース「長谷川正」を中心として結成し、1997年にメジャーデビュー。
ドラム担当メンバーが脱退・加入しているが、バンド活動を止めた事はなく、現在もツアー等を勢力的に行っているバンドです。
TELL MEhide

ソロ活動時の名義は小文字の「hide」を用いていました。
1994年2月に、初のソロアルバム「HIDE YOUR FACE」を発売。
アルバムデザインに登場する仮面のオブジェは、映画「エイリアン」で知られる“H・R・ギーガー”によるデザインです。
1994年は初のソロツアーも開催しました。
口唇GLAY

切ない恋愛を官能的に表現した名曲で、情熱と欲望の間で揺れ動く心情が巧みに描かれています。
主人公の中にある抑えきれない衝動と、はかない愛の行方への予感が見事に融合した珠玉の一曲です。
1997年5月にリリースされたGLAYの楽曲で、フジテレビ系音楽番組『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』のエンディングテーマに起用され、オリコンシングルチャートで1位を記録しました。
その年の秋には、名盤『REVIEW-BEST OF GLAY』にも収録されています。
心の中に秘めた情熱を解き放ちたい時、また大切な人への思いを募らせている時に、心に強く響く楽曲です。
力強い演奏と、エモーショナルな歌声が織りなす世界観は、ロックファンだけでなく恋に悩む人の心も優しく包み込んでくれることでしょう。
RISKYCRAZE

デランジェ解散後、BODYを経て、再度ギターの滝川一郎、ドラムの菊池哲が中心になり結成されたバンドです。
ボーカルにはJUSTY-NASTYの藤崎賢一を向かえデビュー。
ベースはZI:KILLの飯田成一という当時のビジュアル系にすると、オールスターのようなメンバーが揃っています。
MELODIESDIE IN CRIES

デランジェ解散後、ボーカルKyoにより結成されたバンド。
現ラルクアンシェルのドラムYukihiroも在籍していました。
Kyo独自の世界観によるメロディアスでエロチックな世界観が特徴で、D’ERLANGERよりも柔らかなイメージが特徴です。