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ウィリアム・ウォルトンの名曲。人気のクラシック音楽

ウィリアム・ウォルトンの名曲。人気のクラシック音楽
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ウィリアム・ウォルトンの名曲。人気のクラシック音楽

20世紀イギリスの近代音楽の作曲家であるウィリアム・ウォルトンさん。

純クラシックだけではなく、アレンジによってコンサート版の映画音楽組曲であったり、吹奏楽編成でも演奏されることも多く、クラシックファンに限らず幅広い層から絶大な支持を受けた作曲家です。

同時代のさまざまな音楽を取り入れ、きびきびしてかっこよくて、表情が豊かな親しみのある作品が特徴です。

そんなウォルトンさんの作品をリストアップしてみました。

他にもこんなに名曲があるのかと思って頂けると嬉しい限りです。

それではウィリアム・ウォルトンさんの世界をお楽しみください!

ウィリアム・ウォルトンの名曲。人気のクラシック音楽(1〜10)

ヴィオラ協奏曲より、第1楽章Andante comodoWilliam Walton

Chris Lowry performs Walton’s Viola Concerto, First Movement, with the Vanderbilt Orchestra
ヴィオラ協奏曲より、第1楽章Andante comodoWilliam Walton

オーケストラの編成にあるヴィオラをフィーチャーしたウィリアム・ウォルトンさんの名曲を紹介します。

ヴィオラという楽器はオーケストラではハーモニーやメロディとベースをつなぐ重要な楽器にもかかわらず、メインの楽器として取り上げられることは少なくロマン派時代には今日レパートリーとなりうる作品が多く書ておらず、ウォルトンさんが20世紀前半を代表する名ヴィオラ奏者、ライオネル・ターティスのために作曲されました。

しかし、ターティスはあまり前向きではなかったので作曲者であり、名ヴィオラ奏者であったパウル・ヒンデミットが担当しています。

イギリスの作曲家はエドワード・エルガーの『威風堂々』のようなきびきびとした印象がありますが、この1楽章は歌い上げる部分が多く、ヴィオラの渋い音の良さが出ています。

交響曲 第1番 変ロ短調 第1楽章:アレグロ・アッサイWilliam Walton

イギリスの作曲家ウィリアム・ウォルトンさんによる交響曲です。

19世紀末から20世紀前半に活動した作曲家であり、指揮者のハミルトン・ハーティから依嘱された作品です。

4楽章構成で、1楽章はアレグロ・アッサイ(Allegro assai)はきびきびしていかにもイギリスの交響曲という雰囲気です。

1935年に完成された作品で、ウォルトンさんは遅筆で、かつ完璧主義者であったため、初演の際は指揮者のハーティが1楽章から3楽章までを演奏したそうです。

楽曲を聴けばかっこ良すぎて、確かにハーティが待てない気持ちも分かりますね。

組曲「バトル・オブ・ブリテン」William Walton

かっこよくて、痺れるオーケストラの組曲をお探しではありませんか。

ぜひ紹介したい名曲があります。

それがイギリスの作曲家ウィリアム・ウォルトンさんが手掛けたこの組曲「バトル・オブ・ブリテン」です。

1969年に公開された「空軍大戦略」の映画音楽で、第二次世界大戦でのドイツ空軍とイギリス空軍の航空戦を題材にしています。

一応映画音楽という括りになっていますが、実は「空軍大戦略」を監督したガイ・ハミルトンはウォルトンさんの音楽を気に入らず、映画音楽作曲家のロン・グッドウィンに作曲を再依頼し、実際は1曲ほどしか使用されていません。

1楽章「Spitfire Music – Battle in the Air」と2楽章「March Introduction – Siegfried Music」の2楽章構成になっており、かっこよさとロマンに満ちています。

戴冠行進曲「王冠」William Walton

ウィリアム・ウォルトンさんは数多くの名曲を残していますが、そのうち代表曲である曲「戴冠行進曲「王冠(Crown Imperial)」を紹介します。

もともとはエドワード8世の戴冠式のために作曲されましたがエドワード8世が退位され、代わって即位したジョージ6世の戴冠式で演奏されました。

いかにもイギリス風味の行進曲で、原曲は弦楽器を有する管弦楽編成ですが、吹奏楽でも演奏されるように編曲され、吹奏楽作品としても親しまれています。

イギリスの行進曲はアクセントや休符の書き方が独特で、単純な表と裏打ちによる行進曲ではなく、また中間部のコラールが美しく、威風堂々の作曲者でおなじみイギリスの作曲家エドワード・エルガーを思わせます。

再現部でまた主題に戻りますが、最後は壮大なファンファーレで締めくくられます。

演奏家の中でも人気が高い名曲です。

交響曲 第1番 変ロ短調 第4楽章:マエストーソ – アレグロWilliam Walton

Semyon Bychkov conducts Walton Symphony No.1, Movement 4, WDR-SO (2009) – YouTube.flv
交響曲 第1番 変ロ短調 第4楽章:マエストーソ - アレグロWilliam Walton

20世紀イギリスの音楽界を代表するウィリアム・ウォルトンさんの代表作、交響曲第1番の第4楽章です。

壮大なクライマックスを形成する本作は、力強い表現力とダイナミズムが特徴的。

重々しい「マエストーソ」から快速な「アレグロ」へと移行する構成で、ウォルトンさん特有の強烈な感情表現と対比が顕著に現れています。

1935年11月6日にロンドンで初演された際、聴衆と批評家の双方から高い評価を受けました。

音楽を通じて個人的な転機や喜びを表現しており、クラシック音楽のファンではならずとも、力強さと繊細さを併せ持つオーケストラ音楽を楽しみたい方にぜひ聴いていただきたい1曲です。

序曲「ポーツマス・ポイント」William Walton

The University of Chicago Symphony Orchestra plays Walton’s Portsmouth Point Overture
序曲「ポーツマス・ポイント」William Walton

イギリスの港町ポーツマスの活気がある雰囲気を描写した序曲です。

複雑で変化に富んだリズム、急激なテンポの変化、シンコペーションを用いて、港町の賑やかで無秩序な様子を表現しています。

ブラスセクションを強調した華やかな編成が特徴で、まるで港町の喧騒が音楽を通じて描かれているかのようです。

1926年6月22日にチューリッヒで初演され、国際的な評価を確立しました。

本作は、イギリス音楽の近代化に寄与した重要な作品として位置づけられています。

クラシック音楽に興味がある方はもちろん、エネルギッシュな音楽が好きな方にもおすすめの1曲です。

チェロ協奏曲より、第2楽章William Walton

ウィリアム・ウォルトンさんによる傑作です。

第2楽章「アレグロ・アッパッショナート」は、情熱的な旋律と劇的な展開が特徴的です。

チェロとオーケストラの掛け合いが見事で、聴く者の心をつかんで離しません。

1957年1月にボストンで初演された本作は、ウクライナに生まれ、アメリカ合衆国で活躍したチェロ奏者グレゴール・ピアティゴルスキーさんの依頼で作曲されました。

ウォルトンさんは自らの結婚生活やロマンティックな感情を楽曲に込めており、静かながらも揺るぎない愛や絆を感じさせます。

チェロ音楽や20世紀のイギリス音楽に興味がある方におすすめです。

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