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禁断の恋。不倫を歌った洋楽の名曲まとめ【2025】

人のままならない感情や切なさが凝縮された洋楽の不倫ソング。

禁じられた恋に潜む欲望と罪悪感、そして深い後悔……そんな複雑な感情を巧みに表現した名曲の数々は、まるで一つの人生ドラマのように私たちの心を揺さぶります。

誰にも言えない秘密の恋、許されない関係に溺れる切なさ、そして最後に残る深い傷跡。

今回は、そんな不倫をテーマに歌われた洋楽の名曲を幅広いジャンルからセレクト。

歌詞の意味や曲に込められた想いとともに、心に響く楽曲の数々をご紹介していきます。

禁断の恋。不倫を歌った洋楽の名曲まとめ【2025】(1〜10)

If Loving You Is Wrong, I Don’t Want to Be RightLuther Ingram

Luther Ingram – If lovin you is wrong i don’t wanna be right
If Loving You Is Wrong, I Don't Want to Be RightLuther Ingram

アメリカのソウルシンガー、ルーサー・イングラムさんが歌い、禁断の愛に苦悩する男性の心情をストレートに描いたバラードです。

本作は1972年4月に世に出て、BillboardのR&Bチャートで4週連続1位を獲得する大ヒットとなりました。

愛することが間違いなら、正しい人間になんてならなくていいと開き直る主人公。

その悲痛な決意が、ゴスペル由来の魂のこもった歌声で痛いほど伝わってきます。

誰かを傷つけるとわかっていても止められないのが、恋愛の業の深いところですね。

ミリー・ジャクソンによるカバー版は映画『Cleopatra Jones』で使用されました。

正しさだけでは割り切れない恋に悩む時、この歌が心に深く染み渡るかもしれません。

CreepTLC

TLC – Creep (Official HD Video)
CreepTLC

アメリカの女性R&Bグループ、TLCが1994年10月に発表した作品です。

恋人に裏切られた寂しさを埋めるため、自分もまた許されない関係に足を踏み入れてしまう女性の心情が、驚くほど生々しく描かれています。

これはメンバーの実体験が元になっているというから、そのリアリティも格別です。

本作は全米チャートで4週連続1位を記録し、映画『Waiting to Exhale』などでも使用されました。

自分を傷つけた相手と同じ過ちを犯してしまうのは、あまりに悲しい復讐劇のようですね。

ままならない恋に苦しんでいる時、このどうしようもない感情に共感してしまうかもしれません。

The Boy Is MineBrandy&Monica

Brandy & Monica – The Boy Is Mine (Official Video)
The Boy Is MineBrandy&Monica

アメリカを代表する二人の歌姫、ブランディとモニカによるデュエット曲です。

1998年5月に発売され、それぞれのアルバム『Never Say Never』と『The Boy Is Mine』に収録されました。

一人の男性をめぐり「彼こそが私の恋人」と互いに譲らない、緊迫したやり取りが描かれています。

本作は米国チャートで13週間も1位を記録する大ヒットとなりました。

信じていた人に裏切られ、同じ痛みを持つライバルと向き合う。

そんな絶望的な状況から、最後は毅然と男性に別れを告げる二人の姿は、傷つきながらも自分の尊厳を取り戻す強さを感じさせます。

誰かの嘘によって傷つく恋は、やはり避けたいものですね。

禁断の恋。不倫を歌った洋楽の名曲まとめ【2025】(11〜20)

Magnets (ft. Lorde)Disclosure

イギリス出身のエレクトロニックデュオ、ディスクロージャーが、ニュージーランドの歌姫ロードさんと組んだ官能的な一曲です。

2015年9月に公開されたアルバム『Caracal』に収録された本作では、道徳的に許されないと知りながらも、磁石のように抗いがたく惹かれ合う二人の関係が描かれています。

ロードさんが提案したという「引き返せない地点」というテーマが、禁断の恋の核心を的確に表現。

一度踏み込んでしまえばもう元には戻れない、そんな危うさと背徳的な魅力が、ダークなサウンドに乗って伝わってきます。

誰かを傷つけるとわかっていても止められないのが、恋愛の怖いところですね。

Careless WhisperGeorge Michael

George Michael – Careless Whisper (Official Video)
Careless WhisperGeorge Michael

妖艶なサックスの音色が印象的な、イギリス出身のジョージ・マイケルさんがWham!在籍時に制作した名バラードです。

1984年7月に発表された本作は、アルバム『Make It Big』に収録されています。

ダンスフロアで親友の恋人と踊るうちに、その過ちが露見してしまった瞬間の絶望と後悔。

もう二度と無邪気に踊れないという喪失感と、取り返しのつかない罪悪感が、ジョージさんのソウルフルな歌声から痛いほど伝わってきます。

世界25カ国で1位に輝き、映画『デッドプール』でも使用されました。

許されない恋の結末を前に、立ち尽くす人の心に深く響くのではないでしょうか。

Me and Mrs. JonesMichael Bublé

Michael Bublé – Me & Mrs. Jones at Madison Square Garden [Live]
Me and Mrs. JonesMichael Bublé

このムーディな楽曲は1970年代のR&Bの大名曲『Me & Mrs. Jones』、和訳すれば「僕と、ミスタージョーンズ婦人」。

タイトルとこの曲調を聴くだけでちょっとドキッとしますね。

このムードの中で歌われている楽曲はその想像通り完璧な不倫の歌です。

しかも日本で言うところのダブル不倫。

とはいえ、日本のように騒ぎ立てる悪の所業ではなく、一夜の美しい思い出としてこのムードを味わってみてください。

最後まで聴けばこの深み、伝わると思います。

She Doesn’t Have To KnowJohn Legend

EGOTの偉業を達成したジョン・レジェンドさんが歌う、禁断の恋の物語です。

本作は、自分のパートナーには知られてはならない、もう一人の女性との関係に溺れる男性の心情を描いています。

「彼女は知らなくていい」と自分に言い聞かせる姿は、罪悪感と背徳的な喜びに揺れる心の危うさそのもの。

彼の甘く美しいピアノと歌声が、かえってその苦しみを際立たせているようで胸が痛みますね。

このバラードは、2004年12月発売のデビューアルバム『Get Lifted』に収録された一曲。

許されないとわかっていても止められない恋に悩む夜、一人静かに耳を傾けたくなるのではないでしょうか。