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エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ

今や日本ではメジャーな表現である「エモい」。

当たり前のように使っているわけですが、単に「エモい」といってもさまざまな感情がありますよね。

例えば「ノスタルジック」であったり、「淡い」であったり……。

今回はさまざまな「エモい」に着眼して洋楽をセレクトしてみました。

最新のヒットソングから、ランキングの後半では知る人ぞ知る往年の名曲まで幅広くピックアップしています。

思いもよらない良質な洋楽に出会いたい方は、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください。

エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ(1〜10)

Green LightNEW!Lorde

10代でデビューし、その詩的な世界観で音楽シーンに衝撃を与えたシンガーソングライター、ロードさん。

彼女が2017年3月に公開したこの楽曲は、どこか夏の終わりの感傷的な空気に重なる一曲です。

ピアノの旋律から始まり、失恋の痛みとそこから抜け出そうとする高揚感が入り混じる本作は、終わった恋への未練と、それでも前へ進むための「青信号」を待つ主人公の姿を描いています。

まるでパーティーで涙を隠して踊るような、切なくも力強い雰囲気が胸を打ちます。

本作が収録された名盤『Melodrama』は、第60回グラミー賞で年間最優秀アルバムにノミネートされました。

過ぎゆく夏を惜しむ夕暮れに、ぜひ一人でじっくりと聴いてみてください。

GreyNEW!Why Don’t We

Why Don’t We – Grey [Official Live Music Video]
GreyNEW!Why Don't We

鮮やかだった夏の景色が、ふと色あせてモノクロに見えてしまう。

そんな夏の終わりの物憂げな心にそっと寄り添うのが、ポップグループ、ホワイ・ドント・ウィーによる一曲です。

世界が灰色に見えるほど落ち込んだときでも、愛しい人だけが彩りを与えてくれるというメッセージが、胸にじんわりと響きますね。

本作は、全米チャートで最高3位を記録した2021年1月リリースのアルバム『The Good Times and the Bad Ones』に収められています。

静かなピアノの音色と重なる優しいハーモニーは、まるで夕暮れの海辺でさざ波を聴いているかのよう。

過ぎ去った季節を愛おしく思う、センチメンタルな夜のお供にぴったりの名バラードです。

Surfer GirlNEW!The Beach Boys

The Beach Boys – Surfer Girl (Visualizer)
Surfer GirlNEW!The Beach Boys

サーフロックの代表的なバンドとして知られているザ・ビーチ・ボーイズ。

彼らの音楽は「カリフォルニア・サウンド」として世界的な人気を集めていますね。

そんな彼らが1963年7月に公開した名バラードは、甘く切ないメロディと美しいコーラスワークが胸を打つナンバーです。

本作では、夕暮れの海で波に乗る女の子に憧れる、少年の純粋な恋心が描かれています。

届かない想いと切なさが入り混じった感情は、夏の終わりのセンチメンタルな気分と重なりますね。

作曲したブライアン・ウィルソンが自身の原点と語るほど特別な一曲で、同名のアルバム『Surfer Girl』の表題曲にもなっています。

過ぎゆく夏を惜しみながら思い出に浸りたいときにぴったりの名曲です。

エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ(11〜20)

Dog Days Are OverNEW!Florence & The Machine

Florence + The Machine – Dog Days Are Over (2010 Version) (Official Music Video)
Dog Days Are OverNEW!Florence & The Machine

アートポップやゴスペルなど、さまざまなジャンルを融合させる音楽性で知られるイギリスのバンド、フローレンス・アンド・ザ・マシーン。

彼らが2009年にリリースしたデビューアルバム『Lungs』に収録されているこの曲は、苦しい日々の終わりを宣言する力強いメッセージが心に響きます。

静かなハープの音色から一転、手拍子とともに感情が爆発するようなフローレンス・ウェルチさんの歌声は、まるで夏の終わりの切なさを吹き飛ばすかのよう。

映画『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME 3』のエンディングを飾り、再生数が前週比で618%も増加したというエピソードも印象的ですよね。

過ぎゆく夏を惜しむよりも、新たな季節への希望を胸に抱きたい、そんな気分の時に聴いてほしいエモーショナルな1曲です。

Fast CarNEW!Tracy Chapman

Tracy Chapman – Fast Car (Official Music Video)
Fast CarNEW!Tracy Chapman

夕暮れ時の物憂げな空気に溶け込むような、アコースティックギターのアルペジオが印象的ですね。

フォークやブルースを基調に、力強いメッセージを歌い続けるシンガーソングライター、トレイシー・チャップマンさんが生み出した珠玉のバラードです。

本作で描かれるのは、閉塞感のある現実から抜け出そうと、速い車に希望を託す主人公の物語。

「きっと何者かになれる」と夢を見ながらも、ままならない現実に直面する切ない心情が胸を打ちます。

1988年4月に公開されたこの楽曲は、名盤『Tracy Chapman』に収録されており、全米チャート6位を記録しました。

過ぎゆく夏の情景とどこか重なる物悲しいメロディは、一人で物思いにふける時間にぴったりでしょう。

ImaginationNEW!Shawn Mendes

Shawn Mendes – Imagination (Official Audio)
ImaginationNEW!Shawn Mendes

甘いルックスとキャッチーな音楽性で人気を集める、カナダ出身のシンガー・ソングライター、ショーン・メンデスさん。

16歳で注目を集めた彼のデビューアルバム『Handwritten』デラックス版に収録されている、隠れた名曲です。

この楽曲は、好きな人に気持ちを伝えられず、想像の中でだけ恋人になるという、あまりにも切ない片思いがテーマになっています。

彼の透き通るような歌声とアコースティックギターの優しい音色が、主人公の純粋でひたむきな想いを描き出し、胸が締めつけられますね。

2015年4月に公開された本作は、叶わないとわかっていながらも募る恋心を抱える人に聴いてほしい、エモーショナルな一曲です。

One LifeEd Sheeran

Ed Sheeran – One Life (Official Audio)
One LifeEd Sheeran

エモい曲というと、悲しいものや切ないものばかりな気がしてしまいますが、中にはハッピーな曲もあります。

それがこちらの『One Life』。

歌っているのは、世界的スターのエド・シーランさんです。

この曲は、彼女にプロポーズする男性の心境を描いたラブソングで、映画『イエスタデイ』のために書き下ろされました。

現在はプロポーズの定番BGMとしても親しまれています。

プロポーズがテーマの曲のタイトルが、『One Life』というだけでエモさ満載ですよね。