エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ
今や日本ではメジャーな表現である「エモい」。
当たり前のように使っているわけですが、単に「エモい」といってもさまざまな感情がありますよね。
例えば「ノスタルジック」であったり、「淡い」であったり……。
今回はさまざまな「エモい」に着眼して洋楽をセレクトしてみました。
最新のヒットソングから、ランキングの後半では知る人ぞ知る往年の名曲まで幅広くピックアップしています。
思いもよらない良質な洋楽に出会いたい方は、ぜひ最後までごゆっくりとご覧ください。
エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ(11〜20)
Better DaysDermot Kennedy

アイルランドのシンガーソングライター、ダーモット・ケネディさん。
彼の特徴は、ヒップホップとフォークソングを合わせたような作風で、多くの人に支持されています。
中でもファンからの評判が高い楽曲といえば、こちらの『Better Days』。
コロナ禍で世界中が自粛ムードであることを受けて、書き下ろされた楽曲です。
歌詞の中には、つらいときを耐えていれば、いつか良い日がやってくるというようなメッセージが込められています。
落ち込んでいる方には、応援ソングとしてもオススメしたいと思います。
GhostJustin Bieber

誰にでも、恋しく思う故人がいるのではないでしょうか。
そんな亡くなってしまった人を恋しく思う気持ちを歌ったのが、こちらの『Ghost』です。
この楽曲を手掛けたのは、いわずと知れた世界的スター、ジャスティン・ビーバーさん。
もし、普段彼の曲を聴かないという方でも、この歌詞には共感してしまうのではないでしょうか。
ちなみにこの曲の歌詞は、ジャスティン・ビーバーさんが亡くなったおじいさんをおもって書き上げたそうですよ。
この曲を聴くときは、その歌詞に注目してみてほしいと思います。
Someone You LovedLewis Capaldi

スコットランドを代表するシンガー・ソングライター、ルイス・キャパルディさん。
枯れたバリトン・ボイスと叙情的なリリックで2010年代後半から世界的な支持を集めるようになったアーティストですね。
そんな彼の作品のなかでも、特にエモい楽曲として名高いのが、こちらの『Someone You Loved』。
失恋に直面した男性の悲痛な叫びを描いた作品なのですが、個人的には死別をテーマにしていると思います。
大切な人を失って悲しみに暮れている方は、ぜひ和訳も合わせて聴いてみてください。
Sign of the TimesHarry Styles

日本にも多くのファンを持つイギリスのシンガー、ハリー・スタイルさん。
彼の所属しているバンド、ワン・ダイレクションの方で記憶している方も多いかもしれませんね。
そんな彼のソロとしてのファースト・シングルが、こちらの『Sign of the Times』です。
世界中のチャートで1位に輝いたため、知っている方も多いかもしれません。
この曲のタイトルにある時間とは、余命宣告を受けた母親が、子供に気持ちを伝える時間のことだそうですよ。
そのテーマを知ってから曲を聴けば、よりエモさを味わえるのではないでしょうか。
I’m YoursJason Mraz

軽やかなアコースティックギターのアルペジオが、まるで太陽の光のように降り注ぐようです。
アメリカ出身のシンガーソングライター、ジェイソン・ムラーズさんによる珠玉の一曲です。
本作は、愛する人へありのままの自分を捧げる決意と、「今」を大切に生きることの喜びを、心地よいレゲエやフォークの要素を織り交ぜたサウンドに乗せて歌い上げています。
2008年5月に発表されたこの作品は、アルバム『We Sing. We Dance. We Steal Things.』からのリードシングルとして、Billboard Hot 100チャートに76週間連続ランクインという当時の記録を樹立しました。
日本ではキリンビールのCMソングとしても広く愛されました。
心が疲れた時や、新しい扉を開く瞬間に、そっと寄り添ってくれるでしょう。
WonderwallOasis

90年代ブリットポップを象徴するオアシスの一曲は、印象的なギターの爪弾きから始まり、聴く者の心を掴んで離しません。
本作の歌詞は、誰かを心の支えとして渇望する切実な想い、拭いきれない孤独感と、それでもなお救いを求める微かな希望を見事に描き出しています。
リアム・ギャラガーさんの力強くもどこか切ないボーカルが、その複雑な感情の機微を繊細に歌い上げます。
この名曲は、1995年10月にシングルとして世に出た作品で、収録された名盤『(What’s the Story) Morning Glory?』は英国音楽史に輝く大ヒットとなりました。
2020年10月には、1990年代の楽曲として初めて10億回再生を突破する快挙も達成。
人生の岐路や、心が少し疲れた夜に聴くと、静かに寄り添ってくれるような温もりを感じられるでしょう。
エモい洋楽特集|あらゆる世代からピックアップ(21〜30)
In My LifeThe Beatles

まるで万華鏡のように、きらめく追憶の欠片を映し出す旋律が印象的です。
イギリスの伝説的バンド、ビートルズが1965年12月に発表した名盤『Rubber Soul』に収録された本作は、ジョン・レノンさんが自身の人生における大切な人々や場所への尽きせぬ愛情を、飾らない言葉で綴った珠玉のナンバー。
ジョージ・マーティンさんによるバロック風の優美なピアノソロはあまりにも有名ですが、その旋律を繊細に彩るアコースティックギターのアルペジオも、ノスタルジックな雰囲気を一層深めています。
数々の映画やドラマで感動的な場面を演出し、人生の節目で聴けば、過ぎた日々への感謝と愛おしさが込み上げてくることでしょう。