【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ
1960年代後半に誕生したハードロックと呼ばれる音楽は基本的にギターが主役を担うジャンルであり、その後の音楽シーンに変革をもたらした偉大なギタリストが多く登場しました。
とはいえプレイヤーに注目して音楽を聴くわけじゃないし……なんていう方もいるかもしれません。
こちらの記事では、広義の意味でのハードロック系の著名なギタリストたちをまとめて紹介しています。
現代のロックにも影響を与え続けているプレイヤーばかりですから、ハードロック初心者の方もぜひチェックしてみてくださいね。
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【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ(11〜20)
Hells BellsAngus Young

実際にAC/DCの音楽をほとんど聞いたことがない、という人であってもブレザーに半ズボンといったスクールボーイなルックスは「何となく見たことがある」という方は多いはず。
個性的すぎて誰にも真似のできないいで立ちのアンガス・ヤングさんはスコットランドはグラスゴー生まれ、オーストラリアのシドニーで育ったAC/DCのリードギタリストです。
AC/DCはハードロック界の代表的なバンドであり、音楽史に残る驚異的なセールスを記録した世界で最も売れているロックバンド。
そんなAC/DCの顔役とも言えるアンガスさんは、ギブソンのSGギターを駆使してアグレッシブなリフからブルースの影響を感じさせるペンタトニックスケールを使ったソロといったプレイで多くの大ヒット曲を生み出してきました。
エフェクターの類はあまり使わず、基本的になアンプ直で慣らされるサウンドはハードロックの醍醐味を味わせてくれますよ。
その影響は音楽以外にも及んでおり、2003年に公開された映画『スクール・オブ・ロック』では、主演のジャック・ブラックさんがまさにアンガスさんをオマージュしたようなルックスでロックが大好きな教師を熱演していますから、こちらもぜひチェックしてみてください。
My generationPete Townshend

ブリティッシュロックの伝説的なバンド、ザ・フーのギタリストとしてワイルドなプレイと先鋭的なセンスで世界的に高い評価を受けるピート・タウンゼントさん。
ギターを叩き壊してしまうほどの激しいステージアクション、ロックオペラを確立した『Tommy』といった革新的な作品を作り上げた作曲家としての圧倒的な才能、そのどちらもロック史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。
フ―といえば60年代のモッズカルチャーの中心的なバンドというイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、そのアグレッシブなスタイルやサウンドは後のハードロックやパンクロックへ多大なる影響を与えたのですね。
そんなタウンゼントさんは高度な技術を駆使するタイプではなく、本人もザ・フーのアンサンブルとしてのギターの役割を「リズム楽器」ととらえていたというのがおもしろいですよね。
テクニカルなベースやドラムスがむしろリード楽器的な役目を果たしており、タウンゼントさんはカッティングやリードとリズムの間をいくようなプレイで楽曲を表現していました。
そういった点も踏まえつつ、ザ・フーの楽曲やタウンゼントさんのソロ作品もぜひチェックしてみてください。
Sweet child of mineSlash

インパクトの強いシルクハットとサングラスのギタリスト、これだけでもうすぐにスラッシュさんと分かってしまうほどに彼のキャラクターとして定着していますよね。
ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストとして世界的な成功を収め、自身のプロジェクトはもちろんソロのギタリストとしてもさまざまなアーティストの楽曲の客演を務め、その才能と技術は同業者にも高く評価されているスラッシュさん。
ガンズのギタリストということでロサンゼルス出身のイメージもあり、実際にロサンゼルス育ちではありますが実はイギリスはロンドン生まれというのは意外かもしれません。
ハードロックのみならず、世界中のプレイヤーに影響を与えるギターヒーロー、スラッシュさんといえばやはりギブソンのレスポールから生み出される哀愁を帯びたメロディアスなギターソロ、ロック史に残る名リフの数々などギタリストとしてのレガシーは数えきれないほどです。
派手なシェイプのギターが多かった1980年代のメタルシーンにおいて、60年代や70年代風のオールドスクールなハードロック的タイプのレスポールとマーシャルといった組み合わせで登場したことも、今となってはエポックメイキング的な出来事と言えそうですね。
Cowboy from hellDimebag Darrell

1990年代においてスラッシュメタルやハードコアの影響を受けながらもミドルテンポで重いギターリフを軸とした、まさに名前の通り「グルーヴ」を重視したグルーヴメタルなるジャンルを確立させ、商業的にも大きな成功を収めたパンテラ。
その特徴的なサウンドをけん引したのが、ギタリストのダイムバック・ダレルさんです。
ハードコア的なファッションと一目でそれと分かる赤く染めた長いひげ、といういで立ちもさることながら、若き日から「ギターコンテスト荒らし」と呼ばれるほどのテクニックを兼ね備え、メタル一辺倒ではないオールドスクールなハードロックスタイルやジャズやブルースなどにも造詣の深いダレルさんならではのプレイはバンドの成功に大きく寄与したのですね。
パンテラ解散後はダメージプランを結成するも、2004年のライヴの真っ最中に銃撃を受けて突然の最期を迎えたことはヘビーメタル史における重大な悲劇として世界中のファンを悲しませました。
そんなダレルさんは幼少期にクラシックギターで練習していたこともあり、クラシカルなスタイルの滑らかな運指も特徴の一つ。
ダイナミックなサウンドに隠された彼のプレイの秘密は、今も多くのプレイヤーに影響を与え続けているのです。
Holy Wars…..The Punishment DueDave Mustaine

メガデスのボーカルとして知られている彼はギタリストとしても一流だ。
曲作りも彼がほぼ行い、さまざまなメンバーを呼び込んでは解雇するなど、まさにメガデスのブレインとも言える彼だが、歌いながらも複雑なリフを刻む彼のテクニックも見逃すことはできない。
Bad BoysJohn Sykes

英国レディングが生んだジョン・サイクスさんは、ハードロックとヘヴィメタルの世界で強烈な光を放ったギタリストです。
ピンチハーモニクスや情熱的なビブラート、メロディ重視のプレイが特徴です。
1980年にタイガース・オブ・パンタンでプロデビューし、シン・リジィでは名曲「Cold Sweat」を共作。
ホワイトスネイク時代には、1987年に発売されたアルバム『Whitesnake』で「Is This Love」など多数の楽曲制作に貢献し、全世界で2500万枚のセールスを記録しました。
2004年にはGuitar World誌の「偉大なヘヴィメタルギタリスト100人」に選出。
魂のこもったギターは、テクニカルでエモーショナルなプレイを愛する人々の心を打ちます。
【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ(21〜30)
Sweet EmotionJoe Perry

うねるようなヘヴィーなリフと、コーラスによるハーモニーが合わさった隠れた名曲。
彼の音色は乾いていながらも重さをしっかり感じさせるもので、非常にアメリカらしい音色と言えるだろう。
ソロでそれほど主張することの少ない彼だが、重要なメンバーとして存在感を感じさせる。