【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ
1960年代後半に誕生したハードロックと呼ばれる音楽は基本的にギターが主役を担うジャンルであり、その後の音楽シーンに変革をもたらした偉大なギタリストが多く登場しました。
とはいえプレイヤーに注目して音楽を聴くわけじゃないし……なんていう方もいるかもしれません。
こちらの記事では、広義の意味でのハードロック系の著名なギタリストたちをまとめて紹介しています。
現代のロックにも影響を与え続けているプレイヤーばかりですから、ハードロック初心者の方もぜひチェックしてみてくださいね。
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もくじ
- 【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ
- JumpEdward Van Halen
- Immigrant SongJimmy Page
- Crazy TrainRandy Rhoads
- Purple HazeJimi Hendrix
- Iron ManTony Iommi
- BurnRitchie Blackmore
- Parisienne WalkwaysGary Moore
- Captain NemoMichael Schenker
- Spanish BootsJeff Beck
- Bohemian RhapsodyBrian May
- Get the funk outNuno Bettencourt
- Sky OvertureUli Jon Roth
- Daddy, Brother, Lover, Little BoyPaul Gilbert
- Hells BellsAngus Young
- My generationPete Townshend
- Sweet child of mineSlash
- Sleeping DogsZakk Wylde
- Holy Wars…..The Punishment DueDave Mustaine
- Cowboy from hellDimebag Darrell
- Sweet EmotionJoe Perry
- Far beyond the sunYngwie Malmsteen
- Soul SacrificeCarlos Santana
- Muffin ManFRANK ZAPPA
- Mr.BigPaul Kossoff
- SinnerGlenn Tipton
- Master of puppetsKirk Hammett
- Birds of FireJohn McLaughlin
- Let there be lightMalcolm Young
- Creeping DeathJames Hetfield
- Helion/Electric EyeK. K. Downing
【洋楽】世界の有名ハードロックギタリストまとめ(1〜20)
Daddy, Brother, Lover, Little BoyPaul Gilbert
ハードでありながらキャッチーなこの曲のテーマは、彼らの音楽に対する愛情あるスタンスの表れである。
ただテクニカルなだけでは良い音楽でないということを体現しているのがこの曲。
ただし、彼のテクニックは今なお屈指のもので、この曲の中で聴けるソロだけでも充分納得できるはずだ。
Hells BellsAngus Young

実際にAC/DCの音楽をほとんど聞いたことがない、という人であってもブレザーに半ズボンといったスクールボーイなルックスは「何となく見たことがある」という方は多いはず。
個性的すぎて誰にも真似のできないいで立ちのアンガス・ヤングさんはスコットランドはグラスゴー生まれ、オーストラリアのシドニーで育ったAC/DCのリードギタリストです。
AC/DCはハードロック界の代表的なバンドであり、音楽史に残る驚異的なセールスを記録した世界で最も売れているロックバンド。
そんなAC/DCの顔役とも言えるアンガスさんは、ギブソンのSGギターを駆使してアグレッシブなリフからブルースの影響を感じさせるペンタトニックスケールを使ったソロといったプレイで多くの大ヒット曲を生み出してきました。
エフェクターの類はあまり使わず、基本的になアンプ直で慣らされるサウンドはハードロックの醍醐味を味わせてくれますよ。
その影響は音楽以外にも及んでおり、2003年に公開された映画『スクール・オブ・ロック』では、主演のジャック・ブラックさんがまさにアンガスさんをオマージュしたようなルックスでロックが大好きな教師を熱演していますから、こちらもぜひチェックしてみてください。
My generationPete Townshend

ブリティッシュロックの伝説的なバンド、ザ・フーのギタリストとしてワイルドなプレイと先鋭的なセンスで世界的に高い評価を受けるピート・タウンゼントさん。
ギターを叩き壊してしまうほどの激しいステージアクション、ロックオペラを確立した『Tommy』といった革新的な作品を作り上げた作曲家としての圧倒的な才能、そのどちらもロック史において重要な役割を果たしたと言えるでしょう。
フ―といえば60年代のモッズカルチャーの中心的なバンドというイメージを持たれている方もいるかもしれませんが、そのアグレッシブなスタイルやサウンドは後のハードロックやパンクロックへ多大なる影響を与えたのですね。
そんなタウンゼントさんは高度な技術を駆使するタイプではなく、本人もザ・フーのアンサンブルとしてのギターの役割を「リズム楽器」ととらえていたというのがおもしろいですよね。
テクニカルなベースやドラムスがむしろリード楽器的な役目を果たしており、タウンゼントさんはカッティングやリードとリズムの間をいくようなプレイで楽曲を表現していました。
そういった点も踏まえつつ、ザ・フーの楽曲やタウンゼントさんのソロ作品もぜひチェックしてみてください。
Sweet child of mineSlash

インパクトの強いシルクハットとサングラスのギタリスト、これだけでもうすぐにスラッシュさんと分かってしまうほどに彼のキャラクターとして定着していますよね。
ガンズ・アンド・ローゼズのギタリストとして世界的な成功を収め、自身のプロジェクトはもちろんソロのギタリストとしてもさまざまなアーティストの楽曲の客演を務め、その才能と技術は同業者にも高く評価されているスラッシュさん。
ガンズのギタリストということでロサンゼルス出身のイメージもあり、実際にロサンゼルス育ちではありますが実はイギリスはロンドン生まれというのは意外かもしれません。
ハードロックのみならず、世界中のプレイヤーに影響を与えるギターヒーロー、スラッシュさんといえばやはりギブソンのレスポールから生み出される哀愁を帯びたメロディアスなギターソロ、ロック史に残る名リフの数々などギタリストとしてのレガシーは数えきれないほどです。
派手なシェイプのギターが多かった1980年代のメタルシーンにおいて、60年代や70年代風のオールドスクールなハードロック的タイプのレスポールとマーシャルといった組み合わせで登場したことも、今となってはエポックメイキング的な出来事と言えそうですね。
Sleeping DogsZakk Wylde

白と黒の特徴的なデザインのレス・ポール・カスタムを操り、名前の通りワイルドないで立ちで熱くエモーショナルな演奏を披露するザック・ワイルドさん。
19歳という若さでオジー・オズボーンさんのバンドのギタリストとしてオーディション用のテープを送り、1988年のアルバム『No Rest for the Wicked』から5枚の作品に参加して知名度を世界的なものとします。
オジー・オズボーンさんと活動をともにした時期はテクニカルかつハードなプレイを魅せていましたが、ソロ以降のザックさんのギタースタイルはブルースやカントリーといったルーツ色も強く、サザンロック的な音を鳴らして往年のハードロックファンであればむしろこちらの方が気に入るかもしれませんね。
ペンタトニックスケール主体で、ブルースの香りが漂う彼のプレイは超絶テクニカル、といったタイプとはまた違う方向性のテクニックにぜひ注目してみてください。
余談ですが、デビュー当時の金髪の美少年といった風貌は今のザックさんしか知らない方であればきっと驚くことでしょう!
Holy Wars…..The Punishment DueDave Mustaine

メガデスのボーカルとして知られている彼はギタリストとしても一流だ。
曲作りも彼がほぼ行い、さまざまなメンバーを呼び込んでは解雇するなど、まさにメガデスのブレインとも言える彼だが、歌いながらも複雑なリフを刻む彼のテクニックも見逃すことはできない。