ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト
「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?
直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。
特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。
今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。
クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!
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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(1〜10)
What a Wonderful WorldLouis Armstrong

「サッチモ」の愛称で親しまれた伝説のジャズ・ボーカリスト、ルイ・アームストロングさん。
彼の代表的な作品である『What a Wonderful World』は、日本でも多くの方がご存じだと思います。
そんなルイ・アームストロングさんの声質は非常に個性的で、低音で厚く、そしてダミ声に近いハスキーボイスを持っています。
その声と高い表現力がおりなす圧倒的なボーカルは、日々の疲れに癒やしを与えてくれるでしょう。
As It WasHarry Styles

もはやワン・ダイレクションのメンバーといった紹介も不要、世界的なソロアーティストとして2022年の音楽シーンにおいては顔役といっても過言ではないほどの活躍を魅せてくれたハリー・スタイルズさん。
同年にリリースされた通算3枚目のソロアルバム『Harry’s House』が世界中で軒並みチャート1位を記録、大ヒットしたことは記憶に新しいですよね。
同じく2022年に開催された世界最大級の音楽フェスティバル「コーチェラフェスティバル」ではトリを務めるなど、まさに2020年代を代表するトップスターといっても過言ではないハリーさんの歌声は、実はそれほど癖のないタイプで大仰なビブラートを駆使するわけでもなく、ナチュラルなハスキーさをいかした歌唱が多くの人にとって心地良く聞けるものと言えそうです。
時折見せる艶っぽさ、上品なファルセットも良いですよね。
Every Beat of My HeartRod Stewart

音楽史上、ロックシンガーのなかでも、ハスキーボイスといえば彼を思い出す人が多いのではないでしょうか?
壮大なロックバラードと非常に相性がいいですね。
スの声がかすれていることに加え、歌い方も息を吐き出すように歌っているのでよりいっそう味のある声色にきこえます。
ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(11〜20)
Live For You, Die With YouFly By Midnight

まだ日本ではあまり知られていない存在ではあるのですが、注目していただきたい男性デュオを紹介します!
アメリカはロサンゼルスを拠点として主にインターネット上でオリジナル曲やカバー曲などを公開しているFly By Midnightは、2人のソングライターによって構成されるインディーポップユニット。
男性の悲哀を描いた名曲『Love Me Like a Friend』のMVは2019年の公開以降、YouTubeでの動画再生数が180万回以上を記録していますし、日ごろ熱心に新しい音楽をチェックされている方であれば耳にしたことがあるのではないでしょうか。
そんな彼らは先述したようにシンガーソングライター2人で構成されるデュオということで、それぞれの歌声のコントラストを楽しめるのも特徴ですよね。
2人とも色気のあるハスキーな声質の持ち主ですが、ややミドルで深みのあるタイプと伸びやかなファルセットも駆使する高めの音域を持つタイプと分かれているため、コーラスやハーモニーによりいっそうの深みが生まれているのは間違いないでしょう。
Last NightMorgan Wallen

アメリカを代表するカントリーミュージックシンガーの1人、モーガン・ウォーレンさん。
最近はヒップホップシーンの有名なラッパーたちと共演しているため、特に知名度を上げていますね。
そんな彼もハスキーボイスの持ち主です。
彼のハスキーボイスはウィスパーボイスに近い一般的なハスキーボイスではなく、どちらかというとしゃがれ声に近い感じです。
声質が厚いというわけではありませんが、非常に迫力にあふれた声質と言えるでしょう。
Keeping Me AliveJonathan Roy

カナダ出身のシンガー・ソングライター、ジョナサン・ロイさん。
伝説的なプロアイスホッケーのキーパー、パトリック・ロイさんの息子さんですね。
ジョナサン・ロイさんは非常にハスキーでしゃがれたタイプの声質を持っています。
彼の音楽性はトラディショナルなカントリー・ミュージックやブルースに近いのですが、この音楽性と声質が絶妙にマッチしているんですよね。
英語圏でこういったタイプのハスキーボイスを持つアーティストは少ないので要チェック!
Black SummerAnthony Kiedis(Red Hot Chili Peppers)

世界的な成功を収めた巨大なロックバンドであり、そこまで洋楽を詳しくないという方でもその名前は知っているというくらいには日本での知名度も抜群なグループといえば、レッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズですよね。
1980年代に結成されたという長いキャリアを持ち、さまざまなトラブルや困難を乗り越えて2020年代の現在もシーンの最前線で活躍するレッチリは、強烈なファンクサウンドからメロディを全面に押し出したバラードまでこなすバンドですが、多彩な楽曲群の中心に位置するオリジナルメンバーにしてフロントマン、アンソニー・キーディスさんの歌声も彼らのサウンドの大きな魅力です。
一般的なロックボーカリストではなく、ファンクバンドらしい全身全霊を込めた破天荒なパフォーマンスを武器としていたアンソニーさんは、キャリアを重ねるごとに素晴らしいメロディを歌い上げるようになったタイプなのですね。
まるでカリフォルニアの太陽を思わせる包容力を兼ね備えたハスキーな歌声は、近年ますますその渋みを増しています。
もちろん、若き日のラップ風の歌唱も素晴らしいですし、リリシストとても高い評価を受けるアンソニーさんのリリックにも合わせて注目してみてほしいですね!