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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト

「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?

直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。

特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。

今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。

クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!

ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(31〜40)

The Kids Aren’t AlrightDexter Holland(The Offspring)

The Offspring – The Kids Aren’t Alright (Official Music Video)
The Kids Aren't AlrightDexter Holland(The Offspring)

1984年にアメリカのカリフォルニア州で結成されたポップパンクバンド、オフスプリングスのボーカル兼ギタリスト。

オフスプリングスの楽曲のほとんどを手がけ、パンクバンドのボーカルにふさわしいパワフルでハスキーな歌声は世界中のファンを熱狂させています。

Lucky ManGreg Lake(EL&P)

Emerson, Lake & Palmer – Lucky Man (Official Lyric Video)
Lucky ManGreg Lake(EL&P)

イギリスのプログレッシブロックバンド、EL&P(Emerson, Lake & Palmer)の1970年リリースのデビューアルバム収録曲。

ボーカルはベース、ギターも担当するグレッグ・レイク。

別記事でご紹介しているASIAのジョン・ウェットンにも似た声質を持つグレッグ・レイクですが、こちらの方がウェットンよりも若干ハスキー度は低くてクリアな声でしょうか。

アコースティックギター中心のフォーク調の楽曲に優しいハスキーボイスが非常にマッチしています。

そんな牧歌的なサウンドイメージの中で展開される、キース・エマーソンによるシンセソロもなかなか印象的な一曲です。

Love HurtsDan McCafferty (Nazareth)

スコットランド出身のハードロックバンド、Nazareth(ナザレス)。

そのオリジナルメンバーのシンガーが今回ご紹介するDan McCafferty(ダン・マカフィー)です。

筆者は寡聞にして無知で申し訳ないのですが、今回、この記事を執筆するにあたって初めて、この曲を聴かせていただいたのですが、この楽曲『Love Hurts』でも、シンガーのダンは楽曲冒頭から、とても素敵なハスキーなハイトーンを聴かせてくれています。

この少し憂いを帯びたハスキーなハイトーンによる歌唱は、ぜひハスキーボイスが好きなあなたにも存分にお聴きいてお楽しみいただけたらと思います。

中低域で素敵なハスキーボイスを聴かせてくれるシンガーって、特に洋楽には多い気がするのですが、ハスキーなハイトーンが魅力的なシンガーって、探してみるとあまりいないんですよね。

まさに天が与えた歌声と言っていいのではないでしょうか。

Soul SistaBilal

ソウル・ミュージックにファンク、ジャズ、ヒップホップといった要素を加えたジャンル、ネオソウル。

こちらのビラルさんはネオソウルを代表するアーティストの1人として知られています。

そんなビラルさんの声質は非常にしぶく、枯れたタイプのハスキーボイスを持っています。

このタイプのハスキーボイスはネオソウルのようなスタイリッシュでグルーヴィーなブラック・ミュージックと相性がいいので、R&Bやソウルが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。

In Too DeepDeryck Whibley(Sum 41)

カナダ出身のロックバンド、サム・フォーティーワンのリードボーカルとリズムギターを担当するボーカリスト。

バンドの初期ではメタル要素が高い楽曲を、現在ではパンクバンドとしての楽曲をハスキーでパワフルな歌声で歌いこなしていますが、実は内気な性格というギャップも魅力的なシンガーです。

ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(41〜50)

GoJohn Wetton (ASIA)

Asia – Go (Official Music Video)
GoJohn Wetton (ASIA)

知名度、実力ともに定評のあるメンバーで結成された、いわゆるスーパーグループ、ASIAの3枚目のアルバム『ASTRA』のオープニングを飾る曲で、このアルバムからの最初のシングルカット曲。

Vocal / Bassのジョン・ウェットンの声質は、独特の憂いを帯びたような複雑な倍音成分を持つハスキーボイスで、まるで音の洪水のような豪華なバンドサウンドの中で、ひときわ、その魅力を放っています。

少し篭ったような声質のボーカルとキラキラしたシンセサウンドの対比が絶妙な一曲ですね。

Get On The Good Foot (Pt.1 & 2)James Brown

ファンクの帝王。

圧倒的パフォーマンスでステージ上を歌い、踊り、駆け巡り観客を楽しませました。

ハスキーボイスとはまさにこのような声ではないでしょうか?

ハスキーの種類も何パターン化に別れますが、ロック以外のシーンでは間違えなく彼がシャウト系ではダントツトップの歌声です。

たくさんのアーティストがインスピレーションを受け、ブルーノ・マーズも彼の歌い方を意識しています。