ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト
「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?
直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。
特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。
今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。
クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!
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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(31〜40)
Can’t Let You GoJoe Lynn Tunner (Rainbow)

伝説のギタリスト(?)、リッチー・ブラックモア率いるRAINBOWの三代目シンガー、Joe Lynn Turner(ジョー・リン・ターナー)。
彼もまた少し曇ったようなハスキーな声質が魅力のシンガーです。
ちなみに今回ご紹介している、この『Can’t Let You Go』は、RAINBOWの最後のアルバム(再結成後は除く)『Bent Out Of Shaoke』収録曲で、リリースは1983年。
頻繁なメンバーチェンジでも有名なRAINBOWですが、歴代シンガーは、少し歪んだような声のロニー・ジェイムス・ディオ、パワフルなハイトーンが印象的なグラハム・ボネット、そして、この少し曇ったハスキーな声の持ち主のジョー・リン・ターナーと、それぞれシンガーとしての持ち味が異なっていて、シンガーの特性に合わせて的確な曲作り、サウンドメイクがされているところが「さすが!!」と唸らせられるところです。
歴代3人のシンガーの中では、おそらく最も評価の低いジョーですが、この甘い声による歌唱は素晴らしいと個人的には思います。
ハスキーボイス好きのあなたにもぜひ知っていただきたいシンガーです!
The PassengerIggy Pop

1960年代、パンクロックの先駆けともいわれるザ・ストゥージズとしてデビュー。
以来、体を張った激しいライブパフォーマンスで、数々のアーティストたちに影響を与えてきたイギー・ポップ。
ザ・ストゥージズ解散後はソロミュージシャンとして活動。
日本でも、CMなどで使われたことのある『Louie Louie』はかなり有名です。
Lucky ManGreg Lake(EL&P)

イギリスのプログレッシブロックバンド、EL&P(Emerson, Lake & Palmer)の1970年リリースのデビューアルバム収録曲。
ボーカルはベース、ギターも担当するグレッグ・レイク。
別記事でご紹介しているASIAのジョン・ウェットンにも似た声質を持つグレッグ・レイクですが、こちらの方がウェットンよりも若干ハスキー度は低くてクリアな声でしょうか。
アコースティックギター中心のフォーク調の楽曲に優しいハスキーボイスが非常にマッチしています。
そんな牧歌的なサウンドイメージの中で展開される、キース・エマーソンによるシンセソロもなかなか印象的な一曲です。
Love HurtsDan McCafferty (Nazareth)

スコットランド出身のハードロックバンド、Nazareth(ナザレス)。
そのオリジナルメンバーのシンガーが今回ご紹介するDan McCafferty(ダン・マカフィー)です。
筆者は寡聞にして無知で申し訳ないのですが、今回、この記事を執筆するにあたって初めて、この曲を聴かせていただいたのですが、この楽曲『Love Hurts』でも、シンガーのダンは楽曲冒頭から、とても素敵なハスキーなハイトーンを聴かせてくれています。
この少し憂いを帯びたハスキーなハイトーンによる歌唱は、ぜひハスキーボイスが好きなあなたにも存分にお聴きいてお楽しみいただけたらと思います。
中低域で素敵なハスキーボイスを聴かせてくれるシンガーって、特に洋楽には多い気がするのですが、ハスキーなハイトーンが魅力的なシンガーって、探してみるとあまりいないんですよね。
まさに天が与えた歌声と言っていいのではないでしょうか。
Love, Love, LoveDonny Hathaway

1970年代のニュー・ソウル・ブームで最も人気を集めたシンガー・ソングライターの1人、ダニー・ハサウェイさん。
当時の黒人アーティストとしては異例のクラシックを専攻していた過去があり、彼のソウル・ミュージックはクラシックのような重厚な雰囲気をまとっていました。
そんな彼の声質は非常に独特で、厚く太い声でありながらハスキーボイスでもあるという特徴を持っています。
低音でハスキーボイスで、なおかつ厚みのある声質というのは非常に珍しいため、ぜひチェックしてみてください。
ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(41〜50)
In My DreamsDon Dokken (Dokken)

80年代、LAメタルのブームの中から出てきたバンド、DokkenのリーダーでありシンガーのDon Dokken。
彼もまた少し憂いのあるハスキーな声が魅力のシンガーです。
LAメタルと言うと、とにかく派手でパーティーロック的なイメージをお持ちの方も少なくないかと思われますが、このDokkenは、シンガーのドンの魅力を生かしてか、少し憂いのあるサウンド、メロディを持つ楽曲が特徴で、当時のLAメタルムーブメントの中でも楽曲的、サウンド的に異彩を放つ存在でしたね。
今回ご紹介している、この『In My Dreams』という楽曲は、ミドルテンポのマイナーキーのもの哀しげなメロディを持つ楽曲ということもあって、シンガー、ドンのハスキーな声の魅力が存分に味わえる仕上がりとなっています。
ぜひお楽しみください!
Can’t Let GoAnthony Hamilton

実力派のR&Bシンガーとしてコアなブラック・ミュージック・マニアから高い評価を受けているシンガー、アンソニー・ハミルトンさん。
R&Bシンガーという肩書が一般的ですが、どちらかというとソウル・ミュージックの特色が強く、ネオソウルに分類されることもありますね。
そんなアンソニー・ハミルトンさんの声質は非常に渋く、低音域ではウィスパーボイスのようなハスキーボイス、高音域ではダミ声のようなハスキーボイスに変化します。
歌唱力も高いので、ぜひチェックしてみてください。



