ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト
「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?
直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。
特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。
今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。
クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!
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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(11〜20)
Rich Men North Of RichmondOliver Anthony

アメリカ出身のフォークシンガー、オリバー・アンソニーさん。
彼はつい最近まで世間での知名度が低いアーティストでしたが、こちらの『Rich Men North Of Richmond』をキッカケに一気に世界のチャートでトップに輝くようになりました。
そんな彼もハスキーボイスの持ち主。
どちらかというとしゃがれ声に近いため、男らしい歌い方が好きな人にとってはツボに入る声質だと思います。
また、彼がヒットするキッカケとなった反体制的なメッセージ性にも注目です。
Black SummerAnthony Kiedis(Red Hot Chili Peppers)

世界的な成功を収めた巨大なロックバンドであり、そこまで洋楽を詳しくないという方でもその名前は知っているというくらいには日本での知名度も抜群なグループといえば、レッチリことレッド・ホット・チリ・ペッパーズですよね。
1980年代に結成されたという長いキャリアを持ち、さまざまなトラブルや困難を乗り越えて2020年代の現在もシーンの最前線で活躍するレッチリは、強烈なファンクサウンドからメロディを全面に押し出したバラードまでこなすバンドですが、多彩な楽曲群の中心に位置するオリジナルメンバーにしてフロントマン、アンソニー・キーディスさんの歌声も彼らのサウンドの大きな魅力です。
一般的なロックボーカリストではなく、ファンクバンドらしい全身全霊を込めた破天荒なパフォーマンスを武器としていたアンソニーさんは、キャリアを重ねるごとに素晴らしいメロディを歌い上げるようになったタイプなのですね。
まるでカリフォルニアの太陽を思わせる包容力を兼ね備えたハスキーな歌声は、近年ますますその渋みを増しています。
もちろん、若き日のラップ風の歌唱も素晴らしいですし、リリシストとても高い評価を受けるアンソニーさんのリリックにも合わせて注目してみてほしいですね!
One Last CryBrian McKnight

ハスキーボイス特集でこの人を忘れてはいけません。
1990年代から2000年代初頭のR&Bシーンで絶大な人気を集めたシンガー・ソングライター、ブライアン・マックナイトさん。
彼の声質は非常に独特でウィスパーボイスとハスキーボイスをミックスさせた、常にブレスが漏れた声質を持っています。
この声質が彼の得意としているバラード調のゆったりとしたR&Bに非常にマッチしており、楽曲にロマンチックな雰囲気を加えてくれているんですよね。
The Ghost in YouRichard Butler(The Psychedelic Furs)

近年はロックバンドであろうとも清廉潔白さが求められ、健康的なスターも多いことにどこか物足りなさを感じている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。
麗しい見た目ながら不健康さも漂い、独特の美学を持つボーカリストというのはいつの時代でもカルト的に愛されるものですよね。
本稿で取り上げているザ・サイケデリック・ファーズは、1980年代に結成されたサックス奏者を擁するポストパンクバンドであり、フロントに立つリチャード・バトラーさんが当時デヴィッド・ボウイさんの再来と呼ばれるほどの存在感を放ったボーカリストなのです。
歌唱力で勝負するタイプではないのですが、生来のハスキーボイスと鼻にかかった歌唱は80年代の英国ニューウェーブ~ポストパンクらしさが際立っていて最高ですね。
ロックスターらしいかっこよさとクールさがあり、どこか線の細さが同居しているところに個人的には魅力を感じます。
Smells Like Teen SpiritKurt Cobain(Nirvana)

オルタナティブ・ロックやグランジ、インディー・ロックを得意としている伝説のロック・バンド、ニルヴァーナ。
日本でもファンが非常に多いバンドですよね。
カート・コバーンさんはそんなニルヴァーナのフロントマンで、ボーカルを担当していました。
甘いルックスからは声質をしており、基本的にハスキーボイスというわけではありませんが、中音域をこえてくるとしゃがれるといった特徴を持っています。
かっこいいロックが好きな方にオススメです。
Blame’s On MeAlexander Stewart

カナダ出身のシンガーソングライター、アレクサンダー・スチュワートさん。
ビリー・ジョエルさんの『New York State of Mind』のカバーをキッカケに、YouTubeで多くのカバーが注目されるようになり、そこからアーティストとしても注目されるようになったシンガーです。
そんな彼のハスキーボイスは低音域のハスキーボイスといった感じで、ルイス・キャパルディさんのような迫力があります。
高い声も出るので、表現のはばがひろいことも魅力ですね。
ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(21〜30)
Keeping Me AliveJonathan Roy

カナダ出身のシンガー・ソングライター、ジョナサン・ロイさん。
伝説的なプロアイスホッケーのキーパー、パトリック・ロイさんの息子さんですね。
ジョナサン・ロイさんは非常にハスキーでしゃがれたタイプの声質を持っています。
彼の音楽性はトラディショナルなカントリー・ミュージックやブルースに近いのですが、この音楽性と声質が絶妙にマッチしているんですよね。
英語圏でこういったタイプのハスキーボイスを持つアーティストは少ないので要チェック!






