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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト

「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?

直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。

特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。

今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。

クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!

もくじ

ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(1〜20)

The Ghost in YouRichard Butler(The Psychedelic Furs)

The Psychedelic Furs – The Ghost in You (Official Video)
The Ghost in YouRichard Butler(The Psychedelic Furs)

近年はロックバンドであろうとも清廉潔白さが求められ、健康的なスターも多いことにどこか物足りなさを感じている方、結構いらっしゃるのではないでしょうか。

麗しい見た目ながら不健康さも漂い、独特の美学を持つボーカリストというのはいつの時代でもカルト的に愛されるものですよね。

本稿で取り上げているザ・サイケデリック・ファーズは、1980年代に結成されたサックス奏者を擁するポストパンクバンドであり、フロントに立つリチャード・バトラーさんが当時デヴィッド・ボウイさんの再来と呼ばれるほどの存在感を放ったボーカリストなのです。

歌唱力で勝負するタイプではないのですが、生来のハスキーボイスと鼻にかかった歌唱は80年代の英国ニューウェーブ~ポストパンクらしさが際立っていて最高ですね。

ロックスターらしいかっこよさとクールさがあり、どこか線の細さが同居しているところに個人的には魅力を感じます。

Keeping Me AliveJonathan Roy

Jonathan Roy – Keeping Me Alive (Live Acoustic Performance)
Keeping Me AliveJonathan Roy

カナダ出身のシンガー・ソングライター、ジョナサン・ロイさん。

伝説的なプロアイスホッケーのキーパー、パトリック・ロイさんの息子さんですね。

ジョナサン・ロイさんは非常にハスキーでしゃがれたタイプの声質を持っています。

彼の音楽性はトラディショナルなカントリー・ミュージックやブルースに近いのですが、この音楽性と声質が絶妙にマッチしているんですよね。

英語圏でこういったタイプのハスキーボイスを持つアーティストは少ないので要チェック!

Rich Men North Of RichmondOliver Anthony

アメリカ出身のフォークシンガー、オリバー・アンソニーさん。

彼はつい最近まで世間での知名度が低いアーティストでしたが、こちらの『Rich Men North Of Richmond』をキッカケに一気に世界のチャートでトップに輝くようになりました。

そんな彼もハスキーボイスの持ち主。

どちらかというとしゃがれ声に近いため、男らしい歌い方が好きな人にとってはツボに入る声質だと思います。

また、彼がヒットするキッカケとなった反体制的なメッセージ性にも注目です。

I’m In Love With My CarRoger Tayler(Queen)

おそらく日本で最も知名度の高い洋楽バンドであり、イギリスが世界に誇る伝説的な存在のクイーン。

絶対的なフロントマン、フレディ・マーキュリーさん亡き後も後続のアーティストたちにリスペクトされ続けていますし、アダム・ランバートさんをボーカリストに迎えた「クイーン + アダム・ランバート」も世界中のスタジアムで熱狂を生み出しています。

そんなクイーンが他のバンドと比べて何がすごいのかといえば、4人のメンバー全員が才能あふれるソングライターだということでしょう。

ありがちなボーカリストのワンマンバンドなどではなく、それぞれのメンバーが作曲を手掛けた曲がビッグヒットを記録しているのですからすごいですよね。

中でもドラマーのロジャー・テイラーさんはマルチプレイヤーにしてクイーンとしてもボーカルを披露しており、あのロッド・スチュワートさんとも比較される魅力的なハスキーボイスの持ち主なのです。

幼き日に聖歌隊に所属していたという経験をいかした、ハイトーンのコーラスもこなすロジャーさんの歌声に、ぜひ注目してみてください!

LoveSeal

カナダを代表するR&Bシンガー、シールさん。

スムーズなR&Bを得意としており、ムードのただよう作品ではバツグンの実力をほこります。

そんな彼の声質は非常にハスキーで、今回、紹介しているアーティストのなかで最もハスキーな声質をしています。

それに加えて非常に高い表現力も持ち合わせているため、ボーカリストとしての実力は世界でもトップクラスに位置するでしょう。

ハスキーボイスの本格派のアーティストを探している方は、ぜひチェックしてみてください。