ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト
「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?
直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。
特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。
今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。
クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!
ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(21〜30)
Keeping Me AliveJonathan Roy

カナダ出身のシンガー・ソングライター、ジョナサン・ロイさん。
伝説的なプロアイスホッケーのキーパー、パトリック・ロイさんの息子さんですね。
ジョナサン・ロイさんは非常にハスキーでしゃがれたタイプの声質を持っています。
彼の音楽性はトラディショナルなカントリー・ミュージックやブルースに近いのですが、この音楽性と声質が絶妙にマッチしているんですよね。
英語圏でこういったタイプのハスキーボイスを持つアーティストは少ないので要チェック!
It’s My LifeJon Bon Jovi(Bon Jovi)

日本でも大人気のバンド、ボン・ジョヴィ。
ボン・ジョヴィのボーカルであるジョン・ボン・ジョヴィさんは、世界的に知られているハスキーボイスの持ち主です。
彼のハスキーボイスはブレスがかかった声質というよりは、ダミ声に近いハスキーボイスで、他のハスキーボイスの持ち主に比べると迫力があります。
そんな彼のハスキーボイスを味わうには、こちらの『It’s My Life』がオススメです。
日本でも有名な作品のため、親しみやすいと思います。
WonderwallLiam Gallagher(Oasis)

世界各国で絶大な人気を誇る、正統派ブリットポップバンド『オアシス』の元ボーカルであり、バンドのリーダーであるノエル・ギャラガーの弟。
ミュージシャンとして世界的な実力を持ちながらも、皮肉な発言や過激な行動でたびたび注目を浴びており、まさに「ロックスター」を体現しているシンガーです。
PhotographChad Kroger(Nickelback)

カナダを代表するオルタナティブロックバンド、ニッケルバックのボーカル。
バンドの中心人物であり、ソロミュージシャンとしても活動しています。
バンドとしてグラミー賞にノミネートされる他、ソロ活動では映画『スパイダーマン』の主題歌を担当するなど、世界的な人気を誇っています。
CarusoLucio Dalla

イタリアを代表するシンガー・ソングライター、ルーチョ・ダッラさん。
イタリアでは伝説的な歌手で、国民からは非常に好かれていました。
そんな彼の声質は非常にハスキーボイスで、声質の良さに関しては、今回、紹介したアーティストのなかでも圧倒的なものを持っています。
単純なハスキーボイスではなく、味のあるハスキーボイスを求めている方にとっては、ツボにはまるアーティストかもしれません。
音楽性も非常に優れているため、ぜひチェックしてみてください。
Englishman In New YorkSting

ザ・ポリスのメンバーとして活躍した後、ソロとしても圧倒的な音楽性で大活躍しているアーティスト、スティングさん。
日本でも人気のアーティストですね。
彼も世界的に知られているハスキーボイスの持ち主で、どの音域でもハスキーな歌声を味わえます。
特に、こちらの『Englishman In New York』は彼の迫力のあるハスキーボイスを味わえるため、彼の声を知らないという方は、ぜひこの曲からチェックしてみてください。
To Be With YouEric Martin(Mr. Big)

日本でも人気が高いアメリカのロックバンド、ミスタービッグのシンガーソングライター。
バンドとして日本に多く訪れるだけでなく、ソロの作品には日本人の楽曲をカバーしたアルバムを何枚も発表しています。
もともとはロックではなくR&Bのシンガーであったこともあり、普通のロックバンドのボーカルとは一味違うハスキーでパワフルな歌が魅力のシンガーです。