ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト
「ハスキーボイスがステキ」とかよく言われますが、そもそもハスキーボイスの定義って何でしょう?
直訳的に説明してしまうと「しゃがれた声」「かすれた声」となってしまって、歌うことに関してはネガティブな要素が多いような気がしてしまいますが、声に含まれる倍音成分が非常に多く、またそれが歌唱や音程によってランダムに変化することが多いので、これがとても魅力的に聞こえることも少なくありません。
特に男性シンガーの場合、この「しゃがれ方」「かすれ方」が「男っぽさ」「男の色気」の演出にも繋がって、とても魅力的に響くことが多くあります。
今回の記事では、そんなハスキーボイスが魅力的なシンガーさんたちの楽曲をたくさん集めてみました。
クリアボイスのシンガーさんたちにはない男っぽい魅力をぜひお楽しみください!
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ハスキーボイスが魅力の洋楽男性ボーカル・アーティスト(41〜50)
Can’t Let GoAnthony Hamilton

実力派のR&Bシンガーとしてコアなブラック・ミュージック・マニアから高い評価を受けているシンガー、アンソニー・ハミルトンさん。
R&Bシンガーという肩書が一般的ですが、どちらかというとソウル・ミュージックの特色が強く、ネオソウルに分類されることもありますね。
そんなアンソニー・ハミルトンさんの声質は非常に渋く、低音域ではウィスパーボイスのようなハスキーボイス、高音域ではダミ声のようなハスキーボイスに変化します。
歌唱力も高いので、ぜひチェックしてみてください。
Soul SistaBilal

ソウル・ミュージックにファンク、ジャズ、ヒップホップといった要素を加えたジャンル、ネオソウル。
こちらのビラルさんはネオソウルを代表するアーティストの1人として知られています。
そんなビラルさんの声質は非常にしぶく、枯れたタイプのハスキーボイスを持っています。
このタイプのハスキーボイスはネオソウルのようなスタイリッシュでグルーヴィーなブラック・ミュージックと相性がいいので、R&Bやソウルが好きな方は、ぜひチェックしてみてください。
Get On The Good Foot (Pt.1 & 2)James Brown

ファンクの帝王。
圧倒的パフォーマンスでステージ上を歌い、踊り、駆け巡り観客を楽しませました。
ハスキーボイスとはまさにこのような声ではないでしょうか?
ハスキーの種類も何パターン化に別れますが、ロック以外のシーンでは間違えなく彼がシャウト系ではダントツトップの歌声です。
たくさんのアーティストがインスピレーションを受け、ブルーノ・マーズも彼の歌い方を意識しています。
GoJohn Wetton (ASIA)

知名度、実力ともに定評のあるメンバーで結成された、いわゆるスーパーグループ、ASIAの3枚目のアルバム『ASTRA』のオープニングを飾る曲で、このアルバムからの最初のシングルカット曲。
Vocal / Bassのジョン・ウェットンの声質は、独特の憂いを帯びたような複雑な倍音成分を持つハスキーボイスで、まるで音の洪水のような豪華なバンドサウンドの中で、ひときわ、その魅力を放っています。
少し篭ったような声質のボーカルとキラキラしたシンセサウンドの対比が絶妙な一曲ですね。
Johnny B. GoodeChuck Berry

「ロック界の伝説」と称される伝説のアーティスト、チャック・ベリーさん。
原始的なロックンロールの礎を築いたアーティストで、後のロックに大きな影響をもたらしました。
そんなチャック・ベリーさんの声質は軽いハスキーボイスといった感じです。
ガッツリとしたハスキーボイスではなく、軽くしゃがれた感じの声質のため、非常に聴きやすい声質だと思います。
原始的なロックンロールを知りたいという方は、ぜひチェックしてみてください。
Love, Love, LoveDonny Hathaway

1970年代のニュー・ソウル・ブームで最も人気を集めたシンガー・ソングライターの1人、ダニー・ハサウェイさん。
当時の黒人アーティストとしては異例のクラシックを専攻していた過去があり、彼のソウル・ミュージックはクラシックのような重厚な雰囲気をまとっていました。
そんな彼の声質は非常に独特で、厚く太い声でありながらハスキーボイスでもあるという特徴を持っています。
低音でハスキーボイスで、なおかつ厚みのある声質というのは非常に珍しいため、ぜひチェックしてみてください。
INDUSTRY BABYLil Nas X, Jack Harlow

2021年リリースの『INDUSTRY BABY』でタッグを組んだアメリカのラッパーのリル・ナズ・Xさんとジャック・ハーロウさん。
2人とも魅力的な歌声の持ち主ですね!
若い世代を中心に注目を集めるリル・ナズ・Xさんはシングル曲『Old Town Road』でアメリカビルボードホット100で19週連続ナンバー1という記録を持っています。
ジャック・ハーロウさんも『Whats Poppin』でアメリカビルボードホット100で2位を記録したことで話題となりました。
そんな2人に共通するのはセクシーな少ししゃがれた声。
他のアーティストとは一味違うハスキーボイスのラップが聴きたいと思ったときは、彼らの楽曲を聴いてみてくださいね!






