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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】

メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。

ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。

2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。

こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!

【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(1〜10)

JadedSpiritbox

Spiritbox – Jaded (Official Music Video)
JadedSpiritbox

カナダ出身のスピリットボックスは、コートニー・ラプラントさんとマイク・ストリンガーさん夫妻によって結成されたバンドです。

メタルコアを軸にしながら、プログレッシブやエレクトロの要素を大胆に取り入れたサウンドは、まるで万華鏡のように表情を変えるのが特徴。

2021年のデビュー作『Eternal Blue』は世界中のファンに衝撃を与え、「次世代の旗手」として絶賛されました。

その後もグラミー賞にノミネートされるなど快進撃を続け、今やシーンを代表する存在に。

デスボイスと天使のようなクリーンボイスを自在に行き来するコートニーさんの歌唱力は圧巻の一言!

彼らの探求心が生み出す音楽に、心を揺さぶられること間違いなしです!

Dark DaysParkway Drive

熱心にメタルコアやポスト・ハードコアといったジャンルを追いかけている人にとって、オーストラリアは多くの名バンドを輩出している土地として認識されています。

2003年に結成された5人組、パークウェイ・ドライヴもその1つです。

メタルコア・シーンにおいてはカリスマ的な人気を誇るバンドで、激しくもメロディックなメタルコア・サウンドを生み出し続けています。

2018年にリリースされた6枚目のアルバム『Reverence』では、よりメタル的なサウンドへと舵を切り、彼らにしか成しえないヘビーロックを提示してみせました。

音楽以外にも、熱心な環境保護の活動でも知られており、歌詞にも環境保護をテーマにしたものが多く見受けられますね。

2020年代以降は世界のメタル系のフェスティバルでトリの常連となるほどの巨大なバンドへと成長、2025年には日本でもラウドパークのヘッドライナーに抜擢されました!

The Final EpisodeAsking Alexandria

Asking Alexandria “The Final Episode” Official Music Video | Director: @RobbyStarbuck
The Final EpisodeAsking Alexandria

イギリス出身のメタルコア~ポスト・ハードコア系のバンドの中でも、本国のみならずアメリカでも商業的な成功を収めるなど高い人気を誇る5人組です。

初期の2枚は、いかにも2000年代後半から2010年代前半といった時代を感じさせる、エレクトロニック・サウンドを導入した若さあふれるメタルコア~ポスト・ハードコアを鳴らして人気を集めていましたが、2013年にリリースされたサード・アルバム『フロム・デス・トゥ・デスティニー』辺りから、往年のハードロック的なスタイルに接近し、硬派な音へとシフトしていきます。

一時期はボーカリストが脱退して後任のメンバーが加入するも、アルバム1枚で元のボーカリストが復帰を果たすというちょっとしたトラブルを経て、2020年の時点でも安定した活動を続けています。

【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(11〜20)

MeddlerAugust Burns Red

August Burns Red – Meddler (Official Music Video
MeddlerAugust Burns Red

現代メタルコア・バンドの中でも群を抜いた人気と実力を誇る、ペンシルベニア州の5人組。

クリスチャン・バンドとしても知られており、敬虔な信仰心が歌詞にも表れています。

2011年にはインストゥルメンタルによるクリスマス・ソングのカバー集もリリースしていますよ。

メロディック・メタルコアと呼ばれることもある彼らのスタイルは、突出したテクニックに裏打ちされた緻密なバンド・アンサンブルを軸に強烈なブレイクダウンも盛り込まれ、複雑に展開していくプログレッシブな要素が多く含まれていることが特徴です。

攻撃的なグロウルがメインでクリーンのメロディは基本的に使用しておらず、ハードコア的な面も変わらずに感じ取れるところが最高にカッコいい。

All I WantA Day To Remember

アメリカ出身のア・デイ・トゥ・リメンバーは、重戦車のようなメタルコアに、太陽のように明るいポップ・パンクを大胆に融合させた革新的なバンドです。

ボーカルのジャレミー・マッキノンさんが放つ獰猛なデスボイスから、一瞬で突き抜けるほど爽快なクリーンボイスへ切り替わる様は、彼らの中に一体何人のボーカルがいるのかと思ってしまうほど。

デビューから多くのアルバムがゴールドディスクを獲得するなど商業的にも大成功。

そんな彼らの音楽は「どんな困難も笑顔で吹き飛ばせ」とでも言いたげな、底抜けのポジティブさに満ちているのかもしれません。

重いのに聴きやすい、この不思議な感覚をぜひ体験してみてはいかがでしょうか?

WE GOT THE MOVESElectric Callboy

Electric Callboy – WE GOT THE MOVES (OFFICIAL VIDEO)
WE GOT THE MOVESElectric Callboy

メタルコアとEDMを融合させたパーティーサウンドで、世界中のフロアを熱狂させているのがドイツ出身のエレクトリック・コールボーイです。

2010年の結成当初からコミカルなMVで話題を集めていましたが、2020年にボーカルのニコ・サラックさんが加入してからの快進撃はまさに圧巻!

リリースした「Hypa Hypa」は世界的なヒットとなり、その名を一気に広めました。

彼らのライブは観客と一体となる演出が満載で、エネルギッシュでユーモアあふれるステージは最高の盛り上がりを見せるのだそうです。

最近ではBABYMETALとのコラボも実現するなど、今後の活動にも注目したいところです!

Hip To Be Scared (ft. Jacoby Shaddix)Ice Nine Kills

Ice Nine Kills – Hip To Be Scared ft. Jacoby Shaddix (Official Music Video)
Hip To Be Scared (ft. Jacoby Shaddix)Ice Nine Kills

アメリカ出身のアイス・ナイン・キルズは、ホラー映画をテーマにした唯一無二の世界観で人気を得ているバンドです。

当初はスカ・パンクでしたが、現在はメタルコアへと進化し、「シアトリカルコア」と称するスタイルを確立しました。

中心人物のスペンサー・チャーナスさんが描く物語と、演劇さながらのライブパフォーマンスは圧巻ですよね。

『The Silver Scream』シリーズが商業的な成功を収め、大きな話題となりました。

彼らの音楽は、まるで一本のホラー映画を観るようなスリルと興奮を与えてくれるでしょう。

ミュージックビデオも必見なので、ぜひ楽曲とあわせて楽しんでみてくださいね!