【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。
ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。
2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。
こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!
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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)
You’re Ever So InvitingUnderoath

アンダーオースをメタルコア、と言い切っていいかどうかは意見が分かれるところですが、後続のクリスチャン・スクリーモ~メタルコア・バンドに多大な影響を与えたことは間違いないでしょう。
1999年という早い時期にデビュー・アルバムをリリースしており、2代目ボーカリストとしてスペンサー・チェンバーレインを迎えて、2004年にリリースされた大傑作4TH『They’re Only Chasing Safety』以降、バンドは一気にスターダムへとのし上がります。
2010年に唯一のオリジナル・メンバーにしてドラムとクリーン・ボーカルを担当していたアーロン・ギレスピーが脱退、バンドも2013年に活動を休止しますが、2015年にアーロンも加えたメンバーで活動を再開し、2018年にはアルバム『Erase Me』をリリースして健在ぶりを証明しました。
My Will Be DoneUnearth

1998年にアメリカはマサチューセッツ州にて結成、コンスタントに作品をリリースして安定した活動を続けている、メタルコア界の重鎮的な存在です。
いくつかのアルバムはキルスウィッチ・エンゲージのギタリストにしてプロデューサーとしても著名なアダム・ドゥトキエヴィチがプロデュースを担当しており、同郷の強い結びつきのようなものを感じさせますよね。
ハードコアと北欧のメロディックデスメタルの双方に影響を受けたサウンドは、アルバムをリリースするごとにヘビーメタルの色が強くなり、高度なテクニックに裏打ちされた流麗なギター・プレイも多く披露しています。
クリーン・パートは基本的にありませんから、メタルコア・バンドの中でも男臭さが満載なのも味の1つと言えましょう。
【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(31〜40)
EndzeitHeaven Shall Burn

キャリバンやマルーンと並ぶ、ドイツ産メタルコア・バンドの代表的な存在です。
初期の彼らはメタルコアではなく、ニュースクール・ハードコアやミリタント・ハードコアなどと呼ばれていましたね。
20年以上という長いキャリアの中で、同系統のバンドがアメリカ産のバンドから影響を受けたスタイルへと変化させる中、ブームに乗ることもなく基本的なスタイルを貫き通しつつ、長い休止期間を設けることなく、コンスタントに作品をリリースし続けているバンドでもあります。
進化ではなく深化を繰り返しているタイプですから、どの作品から聴いてもオススメですよ。
気に入ったら他の作品にも手を出してみましょう!
Paralyzedcaliban

ドイツが誇るメタルコア・バンドの代表格にして、1999年のデビュー作から2020年までの間に、11枚ものアルバムをリリースしている多作な5人組です。
同じくドイツ出身のヘヴン・シャル・バーンやマルーンらと共に、ジャーマン・メタルコア御三家、三羽烏とも称されていた時代を懐かしく思い出す方々も多いのでは?
このバンドは自分たちのスタイルに固執することなく、柔軟に音楽性を変化させることのできる器用なバンドで、早くからクリーン・パートのメロディも取り入れていました。
近年はニューメタルやDjentといったサウンドにも接近し、テクニカルかつソリッドなリフや強烈なブレイクダウン、重厚なグルーブにシンガロング必至のメロディはまさに一級品。
初期のサウンドからどのように変化したのか、順を追って聴いてみるとおもしろいですよ。
BloodmeatProtest The Hero

カナダはオンタリオ州を拠点とする、突出したテクニックで独自のプログレッシブ・メタルを生み出す5人組です。
2005年にリリースされた、当時10代後半から20歳そこそこのメンバーによるデビュー・アルバム『Kezia』の衝撃を覚えている方もいらっしゃるでしょう。
複雑に絡み合う2本のギターとベース、緩急自在のドラムスがしっかりと土台を支え、艶のあるメロディと迫力のシャウトを繰り出すボーカルの凄味を前にして、とんでもないバンドが出てきたと感じたものです。
次作以降はパワーメタル風の歌唱も見せるようになり、政治的なメッセージが中心だった歌詞はさらに深みのあるものへと進化していきます。
2020年までに発表した作品は4枚しかありませんが、どのアルバムも素晴らしい内容となっておりますので、ぜひ全て聴いてみてください。
Writing On The WallsUnderoath

アメリカ・フロリダ州タンパから現れたアンダーオースは、1997年の結成以来、ポスト・ハードコアやメタルコアの領域で独自の音世界を築いてきました。
彼らの音楽は、激しいスクリームと心を打つクリーンボーカルが見事に融合し、聴く者の感情を揺さぶります。
1999年に公開されたアルバム『Act of Depression』でデビューし、2004年公開のアルバム『They’re Only Chasing Safety』でそのスタイルを確立、多くのファンを獲得しました。
2006年の名盤『Define the Great Line』はビルボードチャートで2位に輝き、彼らの人気を不動のものに。
キーボードやサンプラーも取り入れた多彩な音楽性は、一度解散し再結成を経てもなお進化し続けています。
激しさと繊細さが織りなすドラマティックなサウンドを求めるなら、彼らの音楽は必聴です。
In EffigyShadows Fall

ニュースクール・ハードコア、メタルコアといわれるバンドの中でも、とくに正統派のヘヴィメタルからの影響を強く打ち出していたのが、シャドウズ・フォールです。
長いドレッドを振り乱すブライアン・フェアのカリスマ性、ハードコアの要素を残しながらも、クサめのギターが絡み合うスリリングな展開が最高です。
同じマサチューセッツ州出身で、互いにしのぎを削っていたキルスウィッチ・エンゲイジやオール・ザット・リメインズとは、兄弟のような関係にあたることも注目してほしいところ。
そんな彼らは残念ながら2015年を最後に活動を休止していますが、リリースされたアルバムはどれも2000年代のメタルコアを語る上で欠かせない名盤ばかりですよ。





