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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】

メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。

ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。

2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。

こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!

【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)

Bland Street BloomSikTh

Sikth – Bland Street Bloom HD 2011
Bland Street BloomSikTh

プロテスト・ザ・ヒーロー同様プログレッシブかつハイテクニカルな演奏を見せつけるバンドのナンバー。

最大の特徴はツインボーカル体制であるという事であり、どちらもぶっ飛んだシャウト・スクリームで狂気的な世界の創造に大いに貢献しています。

Laid to RestLamb Of God

Lamb of God – Laid to Rest (Official HD Video)
Laid to RestLamb Of God

バージニア州リッチモンド出身、世界的な人気を誇る5人組。

実は90年代から長いキャリアを持っており、初期はBurn the Priestというバンド名で活動していました。

そういった経緯もあり、00年代以降に頭角を現したメタルコア・バンドと比べると年齢も高めで、2000年にリリースされたラム・オブ・ゴッドとしてのデビュー・アルバム『ニュー・アメリカン・ゴスペル』の時点で、貫録すら漂うサウンドを鳴らしています。

ルーツとも言えるハードコアの暴虐性を保ちながら、パンテラを思わせる強烈なリフや正統派ヘヴィメタルのテクニカルなソロも盛り込まれ、圧倒的なエネルギーを持った独自のヘビーロックは、ライブにおいて巨大なモッシュ・ピットを生み出すことでも有名。

定期的に来日しているバンドですから、一度は彼らのライブを体験してみることをオススメします。

【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(31〜40)

EndzeitHeaven Shall Burn

HEAVEN SHALL BURN – Endzeit (OFFICIAL VIDEO)
EndzeitHeaven Shall Burn

キャリバンやマルーンと並ぶ、ドイツ産メタルコア・バンドの代表的な存在です。

初期の彼らはメタルコアではなく、ニュースクール・ハードコアやミリタント・ハードコアなどと呼ばれていましたね。

20年以上という長いキャリアの中で、同系統のバンドがアメリカ産のバンドから影響を受けたスタイルへと変化させる中、ブームに乗ることもなく基本的なスタイルを貫き通しつつ、長い休止期間を設けることなく、コンスタントに作品をリリースし続けているバンドでもあります。

進化ではなく深化を繰り返しているタイプですから、どの作品から聴いてもオススメですよ。

気に入ったら他の作品にも手を出してみましょう!

In EffigyShadows Fall

SHADOWS FALL – In Effigy (OFFICIAL VIDEO)
In EffigyShadows Fall

ニュースクール・ハードコア、メタルコアといわれるバンドの中でも、とくに正統派のヘヴィメタルからの影響を強く打ち出していたのが、シャドウズ・フォールです。

長いドレッドを振り乱すブライアン・フェアのカリスマ性、ハードコアの要素を残しながらも、クサめのギターが絡み合うスリリングな展開が最高です。

同じマサチューセッツ州出身で、互いにしのぎを削っていたキルスウィッチ・エンゲイジやオール・ザット・リメインズとは、兄弟のような関係にあたることも注目してほしいところ。

そんな彼らは残念ながら2015年を最後に活動を休止していますが、リリースされたアルバムはどれも2000年代のメタルコアを語る上で欠かせない名盤ばかりですよ。

Thank You PainThe Agonist

THE AGONIST – Thank You Pain (OFFICIAL VIDEO)
Thank You PainThe Agonist

ボーカルのアリッサが「アークエネミー」に引き抜かれたことでもよく知られるバンドの1曲。

アークエネミーが欲しがったのもよくわかる半端ないデスヴォイスと歌唱力で聴かせてくれます。

なお、バンドの楽曲・演奏ともに非常にレベルが高いです。

Paralyzedcaliban

CALIBAN – Paralyzed (OFFICIAL VIDEO)
Paralyzedcaliban

ドイツが誇るメタルコア・バンドの代表格にして、1999年のデビュー作から2020年までの間に、11枚ものアルバムをリリースしている多作な5人組です。

同じくドイツ出身のヘヴン・シャル・バーンやマルーンらと共に、ジャーマン・メタルコア御三家、三羽烏とも称されていた時代を懐かしく思い出す方々も多いのでは?

このバンドは自分たちのスタイルに固執することなく、柔軟に音楽性を変化させることのできる器用なバンドで、早くからクリーン・パートのメロディも取り入れていました。

近年はニューメタルやDjentといったサウンドにも接近し、テクニカルかつソリッドなリフや強烈なブレイクダウン、重厚なグルーブにシンガロング必至のメロディはまさに一級品。

初期のサウンドからどのように変化したのか、順を追って聴いてみるとおもしろいですよ。

Stick SticklyAttack Attack!

Attack Attack! – Stick Stickly (Official Music Video)
Stick SticklyAttack Attack!

シンセを多用したエレクトロ風のサウンドを巧みにメタルコア~ポスト・ハードコア・サウンドに導入して、海外では悪い意味で「crabcore」などと呼ばれ、日本においては「ピコリーモ」なる呼称を生み出した先駆的な存在。

後にオブ・マイス・アンド・メンを結成するボーカリスト、オースティン・カーライルが在籍してたことでも知られています。

オースティン脱退後は、ボーカリスト兼シンセサイザー奏者のケイリブ・ショーモを中心に、シリアスさを増したポスト・ハードコアへとシフトしています。

アルバムのジャケットのデザインからして雰囲気が全く違っているので、彼らのリリースした3枚のアルバムを並べて、リリース順で聴いてみるとなかなかおもしろいですよ。