【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。
ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。
2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。
こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!
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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(31〜40)
Looking Down the Barrel of TodayHatebreed

ニューヨーク・ハードコアの魂を引き継ぎ、ニュースクール・ハードコアの雄として名高い5人組です。
メタルコアと一口にいってもその音楽性はさまざまですが、ヘイトブリードの場合は他のバンドと違って北欧メロデスの要素はあまり感じられません。
アルバムのリリースを重ねる毎にヘビーメタル色も強くなっており、同時に変わらぬハードコアの魂が宿り続けていることが、彼らの魅力の1つと言えるのではないでしょうか。
フロントマンのジェイミー・ジャスタはシーンに大きな影響力を持った存在で、男らしいシャウトとバンダナを太く巻いたスタイルがとてつもなくクールですよね。
モッシュ必至の熱すぎるライブは、激しいバンドが好きな人であれば一度は体験してほしい、最高の時間を過ごせますよ!
Paralyzedcaliban

ドイツが誇るメタルコア・バンドの代表格にして、1999年のデビュー作から2020年までの間に、11枚ものアルバムをリリースしている多作な5人組です。
同じくドイツ出身のヘヴン・シャル・バーンやマルーンらと共に、ジャーマン・メタルコア御三家、三羽烏とも称されていた時代を懐かしく思い出す方々も多いのでは?
このバンドは自分たちのスタイルに固執することなく、柔軟に音楽性を変化させることのできる器用なバンドで、早くからクリーン・パートのメロディも取り入れていました。
近年はニューメタルやDjentといったサウンドにも接近し、テクニカルかつソリッドなリフや強烈なブレイクダウン、重厚なグルーブにシンガロング必至のメロディはまさに一級品。
初期のサウンドからどのように変化したのか、順を追って聴いてみるとおもしろいですよ。
Stick SticklyAttack Attack!

シンセを多用したエレクトロ風のサウンドを巧みにメタルコア~ポスト・ハードコア・サウンドに導入して、海外では悪い意味で「crabcore」などと呼ばれ、日本においては「ピコリーモ」なる呼称を生み出した先駆的な存在。
後にオブ・マイス・アンド・メンを結成するボーカリスト、オースティン・カーライルが在籍してたことでも知られています。
オースティン脱退後は、ボーカリスト兼シンセサイザー奏者のケイリブ・ショーモを中心に、シリアスさを増したポスト・ハードコアへとシフトしています。
アルバムのジャケットのデザインからして雰囲気が全く違っているので、彼らのリリースした3枚のアルバムを並べて、リリース順で聴いてみるとなかなかおもしろいですよ。
Drag Me OutARCHERS

2015年、ボーカルのネイト・プリーさんとギタリストのベン・コーラ―さんによってウィスコンシン州はマディソンにて結成された4人組メタルコアバンド。
あのザ・ウィークエンドさんの名曲『The Hill』をメタルコア風にカバーして注目を集めたこともあり、耳の早いメタルコアファンならご存じかもしれませんね。
そんな彼らの新曲『Drag Me Out』はベーシストによるクリーンボーカルもフィーチャーしたことで、一層エモーショナルなハーモニーを生み出すことに成功しています。
メロディックなモダンメタルコアを聴きたいという方には必聴の1曲ですよ!
Awakened By Sirens 2014DEADLOCK

女性ボーカリストを擁する、ドイツ出身のメタルコア~メロディックデスメタル・バンドです。
このバンドは作品によってサウンド・スタイルが違っておりますので、どの作品を初めて聴くかで印象が変わってくるかもしれません。
最初期は男性ボーカルのデスボイスが主体のメロデス風のサウンドを鳴らしていましたが、後に女性メンバーが歌うクリーン・パートの比重が増して、ラッパーをゲストに迎えたり、djent風の要素に接近したりと、ジャンルに囚われないヘビーロックへと変化していきます。
コンスタントに作品をリリースし続けていましたが、近年はメンバーの入れ替わりが激しく、2020年の時点でオリジナル・メンバーはリード・ギタリストのセバスチャン・レイチェルのみとなっています。
【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(41〜50)
Miasma (feat. Winston McCall)Northlane

オーストラリア発のメタルコアバンド、Northlaneは2009年の結成以来、プログレッシブな要素を取り入れた独自のサウンドで注目を集めています。
2013年のセカンドアルバム『Singularity』は、オーストラリアのiTunesアルバムチャートで1位を獲得し、その実力を証明しました。
2015年にはアルバム『Node』でARIAミュージックアワードの「Best Hard Rock or Heavy Metal Album」を受賞。
彼らの音楽は、激しいリフと叙情的なメロディの絶妙なバランスが特徴で、ライブパフォーマンスでは独特のマスクや衣装も見どころです。
革新的なサウンドと社会貢献活動にも力を入れるNorthlaneは、新しい音楽の可能性を追求する人におすすめのバンドです。
Paradigm TriggerLike Moths To Flames

2010年にアメリカのオハイオ州で結成されたLike Moths To Flamesは、メタルコアシーンを代表するバンドです。
テクニカルな演奏と重厚なサウンド、そして強力なメロディが融合した音楽性が魅力です。
2011年のデビューアルバム『When We Don’t Exist』で注目を集め、その後のリリースでも人気を拡大しました。
2019年1月にはUNFDと契約を結び、新たな展開を見せています。
アグレッシブでありながら叙情的な要素も取り入れた彼らの楽曲は、ラウドミュージックファンの心を掴んで離しません。
激しさと美しさが共存する、現代のメタルコアの醍醐味を体感したい方にぜひおすすめです。