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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】

メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。

ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。

2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。

こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!

【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)

DownfallArchitects

Architects – Downfall [Official Music Video]
DownfallArchitects

ブリング・ミー・ザ・ホライズンと並び称される、イギリスで最も重要なメタルコア・バンドの1つです。

最初期はいわゆるマスコア的な要素が強く、複雑に入り組んだギター・リフとリズム・セクション、プログレッシブな楽曲展開といったように、若さに似合わぬテクニカルな演奏を主体としたサウンドでしたが、作品をリリースするたびに洗練され、哀愁のメロディも取り入れるようになり、その音楽性は常に進化し続けています。

2016年、バンドの創立メンバーの1人でギタリストのトム・サールが病気でこの世を去ってしまうという悲劇に見舞われますが、バンドは立ち上がり、2018年にはアルバム『HOLY HELL』をリリース。

不屈の精神で音楽シーンに大きな存在感を放ち続けています。

ConvalescenceDarkest Hour

アメリカはワシントン出身のメタルコアバンド。

若干ラフでボーカルも粗削りな感じがするバンドですが、もともとハードコアバンドの影響を受けまくっているバンドなので、そこが魅力といえば魅力ですね。

ギターは結構おもしろいセンスを持ってると思います。

My Will Be DoneUnearth

Unearth – My Will Be Done (OFFICIAL VIDEO)
My Will Be DoneUnearth

1998年にアメリカはマサチューセッツ州にて結成、コンスタントに作品をリリースして安定した活動を続けている、メタルコア界の重鎮的な存在です。

いくつかのアルバムはキルスウィッチ・エンゲージのギタリストにしてプロデューサーとしても著名なアダム・ドゥトキエヴィチがプロデュースを担当しており、同郷の強い結びつきのようなものを感じさせますよね。

ハードコアと北欧のメロディックデスメタルの双方に影響を受けたサウンドは、アルバムをリリースするごとにヘビーメタルの色が強くなり、高度なテクニックに裏打ちされた流麗なギター・プレイも多く披露しています。

クリーン・パートは基本的にありませんから、メタルコア・バンドの中でも男臭さが満載なのも味の1つと言えましょう。

Make Total DestroyPeriphery

PERIPHERY – Make Total Destroy (Official Music Video)
Make Total DestroyPeriphery

圧倒的なテクニックを持ち、プログレッシブかつ洗練されたメタル・サウンドで独自の世界観を切り開いているバンドです。

メシュガーやドリーム・シアターといったバンドから影響を受けた彼らの音楽は、7弦ギターもしくは8弦ギターを使用し、変拍子などの複雑なリズムを用いたリフを鳴らす、いわゆるジェントと呼ばれる音楽スタイルを世に知らしめたことでも有名です。

ぺリフェリーの音楽性は一口で表現できるものではありませんが、2010年代以降のテクニカルなメタルコア・バンドにも確実に大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。

スケールの大きいサウンドの中に、聴きやすいメロディもしっかりと盛り込まれており、演奏能力のみならず、確かなソングライティング・センスにも注目してみてください。

The FalloutCrown The Empire

Crown The Empire – The Fallout (PART II of the extended music video) (Official Music Video)
The FalloutCrown The Empire

バンドサウンド自体はメタルコアですが、ボーカルの表現力とメロディーラインが明らかに他と異なる個性をもたらしているバンドの楽曲。

ビルボードのヒットチャートに入っててもおかしくないようなキャッチーかつ独奏的なボーカルがクセになります。

Writing On The WallsUnderoath

Underoath – Writing On The Walls (Official Video)
Writing On The WallsUnderoath

アメリカ・フロリダ州タンパから現れたアンダーオースは、1997年の結成以来、ポスト・ハードコアやメタルコアの領域で独自の音世界を築いてきました。

彼らの音楽は、激しいスクリームと心を打つクリーンボーカルが見事に融合し、聴く者の感情を揺さぶります。

1999年に公開されたアルバム『Act of Depression』でデビューし、2004年公開のアルバム『They’re Only Chasing Safety』でそのスタイルを確立、多くのファンを獲得しました。

2006年の名盤『Define the Great Line』はビルボードチャートで2位に輝き、彼らの人気を不動のものに。

キーボードやサンプラーも取り入れた多彩な音楽性は、一度解散し再結成を経てもなお進化し続けています。

激しさと繊細さが織りなすドラマティックなサウンドを求めるなら、彼らの音楽は必聴です。

This CallingAll That Remains

キルスウィッチ・エンゲージやシャドウズ・フォールと並び称される、MAメタルの代表格にして商業的にも大きな成功を収めたバンドです。

2006年にリリースされた通算3枚目となる名盤『ザ・フォール・オブ・アイディールズ』のオープニングを飾る、名曲『ディス・コーリング』に度肝を抜かされた人は多くいるでしょう。

強烈なグロウルと伸びやかなメロディを操るフロントマン、フィリップ・ラボンテの高い歌唱力と、高度なテクニックを持ったオリー・ハーバートのギターを軸に、高品質なメタルコアを作り上げて人気を博しました。

後に幅広い音楽性を提示するようになり、作品の売り上げも上がっていきますが、2019年に惜しくもオリジナル・メンバーのオリー・ハーバートがこの世を去ってしまいます。