【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。
ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。
2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。
こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!
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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)
Hey MisterMiss May I

平均年齢16歳という若さで2006年に結成、アメリカ出身のメタルコア・バンドとして高い人気を誇る5人組です。
2009年にはデビュー・アルバムをリリース、以降は途切れることなくコンスタントに作品を発表し続けており、同時代のバンドの中でも非常に安定したキャリアを積み上げています。
彼らのサウンドは王道のメロディックなメタルコアを軸に、正統派ヘビーメタルの様式美やスラッシュメタルの切れ味、北欧メロディックデスメタルの叙情性といった要素をしっかりと自分たちの音楽へと落とし込んでおり、決してぶれないスタイルが彼らの強みを感じさせます。
熱く歌い上げるメロディも素晴らしい。
時代に流されるようなこともなく、自分たちの信じる音楽性を貫くバンドはやはり魅力的ですね。
The FalloutCrown The Empire

バンドサウンド自体はメタルコアですが、ボーカルの表現力とメロディーラインが明らかに他と異なる個性をもたらしているバンドの楽曲。
ビルボードのヒットチャートに入っててもおかしくないようなキャッチーかつ独奏的なボーカルがクセになります。
This CallingAll That Remains

キルスウィッチ・エンゲージやシャドウズ・フォールと並び称される、MAメタルの代表格にして商業的にも大きな成功を収めたバンドです。
2006年にリリースされた通算3枚目となる名盤『ザ・フォール・オブ・アイディールズ』のオープニングを飾る、名曲『ディス・コーリング』に度肝を抜かされた人は多くいるでしょう。
強烈なグロウルと伸びやかなメロディを操るフロントマン、フィリップ・ラボンテの高い歌唱力と、高度なテクニックを持ったオリー・ハーバートのギターを軸に、高品質なメタルコアを作り上げて人気を博しました。
後に幅広い音楽性を提示するようになり、作品の売り上げも上がっていきますが、2019年に惜しくもオリジナル・メンバーのオリー・ハーバートがこの世を去ってしまいます。
ConvalescenceDarkest Hour

アメリカはワシントン出身のメタルコアバンド。
若干ラフでボーカルも粗削りな感じがするバンドですが、もともとハードコアバンドの影響を受けまくっているバンドなので、そこが魅力といえば魅力ですね。
ギターは結構おもしろいセンスを持ってると思います。
Thank You PainThe Agonist

ボーカルのアリッサが「アークエネミー」に引き抜かれたことでもよく知られるバンドの1曲。
アークエネミーが欲しがったのもよくわかる半端ないデスヴォイスと歌唱力で聴かせてくれます。
なお、バンドの楽曲・演奏ともに非常にレベルが高いです。
Make Total DestroyPeriphery

圧倒的なテクニックを持ち、プログレッシブかつ洗練されたメタル・サウンドで独自の世界観を切り開いているバンドです。
メシュガーやドリーム・シアターといったバンドから影響を受けた彼らの音楽は、7弦ギターもしくは8弦ギターを使用し、変拍子などの複雑なリズムを用いたリフを鳴らす、いわゆるジェントと呼ばれる音楽スタイルを世に知らしめたことでも有名です。
ぺリフェリーの音楽性は一口で表現できるものではありませんが、2010年代以降のテクニカルなメタルコア・バンドにも確実に大きな影響を与えたことは間違いないでしょう。
スケールの大きいサウンドの中に、聴きやすいメロディもしっかりと盛り込まれており、演奏能力のみならず、確かなソングライティング・センスにも注目してみてください。
Laid to RestLamb Of God

バージニア州リッチモンド出身、世界的な人気を誇る5人組。
実は90年代から長いキャリアを持っており、初期はBurn the Priestというバンド名で活動していました。
そういった経緯もあり、00年代以降に頭角を現したメタルコア・バンドと比べると年齢も高めで、2000年にリリースされたラム・オブ・ゴッドとしてのデビュー・アルバム『ニュー・アメリカン・ゴスペル』の時点で、貫録すら漂うサウンドを鳴らしています。
ルーツとも言えるハードコアの暴虐性を保ちながら、パンテラを思わせる強烈なリフや正統派ヘヴィメタルのテクニカルなソロも盛り込まれ、圧倒的なエネルギーを持った独自のヘビーロックは、ライブにおいて巨大なモッシュ・ピットを生み出すことでも有名。
定期的に来日しているバンドですから、一度は彼らのライブを体験してみることをオススメします。





