【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。
ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。
2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。
こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!
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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(11〜20)
Lost In A WaveLANDMVRKS

フランスの港町マルセイユから登場したランドマークスは、メタルコアの枠を軽々と飛び越える音楽性が魅力のバンドです。
獰猛なデスボイスと、リンキン・パークの故チェスター・ベニントンさんを彷彿とさせるエモーショナルなクリーンボイス。
ボーカルのフロラン・サルファティさんが自在に操る二つの声は、バンドの多彩な音楽性そのもの!
激しいブレイクダウンとキャッチーなメロディが融合した楽曲は、まるで嵐と静寂が同居しているかのよう。
そのドラマチックな展開に、思わず心を鷲掴みにされてしまう方も多いのではないでしょうか。
The FloodEscape the Fate

アメリカ・ラスベガスで2004年に結成されたエスケイプ・ザ・フェイトは、ポストハードコアやハードロックなど多彩なジャンルを横断するバンドです。
デビュー前にはマイ・ケミカル・ロマンスが審査するコンテストで優勝し、注目を集めたのだとか。
しかし初代ボーカルが不祥事で脱退するというドラマティックな歴史を持ち、新たにクレイグ・マビットさんを迎えた2作目からバンドの快進撃が始まります。
アグレッシブなリフと切なくもキャッチーなクリーンボーカルが交差するサウンドは、まさに彼らの真骨頂といえるでしょう。
幾度ものメンバー交代を乗り越え、その音楽性を進化させ続けている彼らの今後の活動にも注目したいところです!
Black Hole (Feat. Caleb Shomo)We Came As Romans

アメリカ出身のWe Came As Romansは、エモーショナルなメロディとヘヴィなサウンドの融合で人気のバンドです。
インパクト大のヘヴィなリフに気を取られてしまいがちですが、彼らの真骨頂はシンセが彩る美しいクリーンパートとの対比。
このドラマティックな展開が中毒性を生んでいます。
2018年にはボーカルのカイル・パヴォーンさんを失う悲劇を経験しますが、その悲しみを乗り越えて発表された『Darkbloom』は、「バンドの決意に胸が熱くなる」「未来への希望も感じさせる」とファンから絶大な支持を得ています。
困難を乗り越えた彼らの音に宿るメッセージを、ぜひ存分に感じてみてくださいね。
Two-Way MirrorLoathe

ジャンルの壁を破壊する革新的なサウンドで強い支持を得ているイギリスのバンド、Loathe。
彼らの音楽は、メタルコアの激烈さとシューゲイザーの耽美な世界観がミックスされた独自のサウンドが特徴です。
ボーカルのカディーム・フランスさんが放つ獣のような叫びと、ギタリストのエリック・ビッカースタッフさんが紡ぐ浮遊感のあるクリーンボイスの掛け合いは鳥肌もの!
重厚なリフに打ちのめされたかと思えば、次の瞬間には美しいアンビエントサウンドに包み込まれるこの感覚は、一度味わうと頭から離れなくなる中毒性があります。
あまりの振れ幅に、本当に同じバンドの楽曲なのかと耳を疑ってしまいそうですよね。
VoicesMotionless In White

アメリカ・ペンシルベニア州出身のモーションレス・イン・ホワイトは、ゴシックで演劇的な世界観が大きな話題となったバンドです。
メタルコアを軸にインダストリアルな要素を巧みに取り入れたサウンドは、唯一無二の存在感を放っていますね。
ボーカルのクリス・“モーショレス”・セルリさんを中心に2004年に結成され、メンバーチェンジを重ねながらも進化を続けています。
ヘヴィなサウンドに絡みつくシンセサイザーと感情的なボーカルが織りなす世界観は、「ダークで美しい」とファンから絶賛の声が寄せられており、そのライブパフォーマンスは世界的な賞にノミネートされるほどなのだそう。
ダークな音楽がお好きな方には特にオススメですよ!
UnbreakableOf Mice & Men

アメリカ・カリフォルニア州出身のオブ・マイス・アンド・メンは、その小説から取られたバンド名が示すように、物語性に満ちたキャリアを歩んできました。
初代ボーカルの脱退という大きな試練を経験しますが、ベーシストのアーロン・ポーリーさんが後任を務めることで、バンドは新たな章へと進みます。
この新体制で生み出されたのが、ニューメタルの重厚さをまとったアルバム『Restoring Force』。
アグレッシブな絶叫と、心を揺さぶるクリーンボーカルが織りなすコントラストは、まるで光と影のようです。
ライブでの圧倒的なパフォーマンスも高く評価されており、困難を力に変えて進化し続ける彼らの音楽は、聴く人の心に深く突き刺さるのかもしれません。
【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)
Hey MisterMiss May I

平均年齢16歳という若さで2006年に結成、アメリカ出身のメタルコア・バンドとして高い人気を誇る5人組です。
2009年にはデビュー・アルバムをリリース、以降は途切れることなくコンスタントに作品を発表し続けており、同時代のバンドの中でも非常に安定したキャリアを積み上げています。
彼らのサウンドは王道のメロディックなメタルコアを軸に、正統派ヘビーメタルの様式美やスラッシュメタルの切れ味、北欧メロディックデスメタルの叙情性といった要素をしっかりと自分たちの音楽へと落とし込んでおり、決してぶれないスタイルが彼らの強みを感じさせます。
熱く歌い上げるメロディも素晴らしい。
時代に流されるようなこともなく、自分たちの信じる音楽性を貫くバンドはやはり魅力的ですね。