【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】
メロディックデスメタルやハードコアから派生し、2000年代以降のラウドミュージックシーンにおいて中心的なジャンルのひとつとなったメタルコア。
ヘヴィメタルらしいアグレッシブなリフやメロディアスなギターソロ、ハードコア由来のブレイクダウンなどのブルータリティが融合し、デスボイスとクリーンパートを自在に行き来するスタイルなども見せ、商業的な成功を収めるバンドも多く輩出しました。
2010年代以降はより多様化したメタルコアは、2020年代の今も素晴らしい名盤の数々が誕生しています。
こちらの記事では、そんなメタルコアシーンを代表する海外のバンドを幅広い視点で紹介します!
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【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(11〜20)
My Own GraveAs I Lay Dying

2001年結成、人気・実力共にアメリカのメタルコア・バンドを代表する存在です。
最初期から流麗なツイン・リードと強烈なグロウル、哀愁のクリーン・パートが同居するメタルコア・サウンドを展開しており、日本でも高い人気を誇っていました。
商業的にも成功し、順風満帆のキャリアを積み上げていましたが、2013年にボーカリストのティム・ランベシスが不祥事により逮捕されてしまいます。
残されたメンバーは新たなボーカリストを迎えて、バンド名も変えて活動を続けますが、その後活動を休止。
2018年6月に活動休止前のバンド・メンバーで見事に復活を遂げ、2019年には待望の復活アルバム『シェイプド・バイ・ファイア』をリリース、健在ぶりを証明しました。
Two-Way MirrorNEW!Loathe

ジャンルの壁を破壊する革新的なサウンドで強い支持を得ているイギリスのバンド、Loathe。
彼らの音楽は、メタルコアの激烈さとシューゲイザーの耽美な世界観がミックスされた独自のサウンドが特徴です。
ボーカルのカディーム・フランスさんが放つ獣のような叫びと、ギタリストのエリック・ビッカースタッフさんが紡ぐ浮遊感のあるクリーンボイスの掛け合いは鳥肌もの!
重厚なリフに打ちのめされたかと思えば、次の瞬間には美しいアンビエントサウンドに包み込まれるこの感覚は、一度味わうと頭から離れなくなる中毒性があります。
あまりの振れ幅に、本当に同じバンドの楽曲なのかと耳を疑ってしまいそうですよね。
The Signal FireKillswitch Engage

2000年代以降のメタルコア・ブームを牽引し、現在も高い人気を誇る5人組です。
1999年に元OVERCAST、AFTERSHOCKといったバンドのメンバーで結成され、初期から攻撃的なハードコアとヘヴィメタルの様式美に、デスメタル的なブルータリティを高い演奏能力で融合させ、ソウルフルな泣きのメロディをフィーチャーしたスタイルで一気にシーンのトップへと上り詰めました。
当時は、出身地のマサチューセッツ州にちなんで、MAメタルなどと呼ばれていたこともありましたね。
バンドのキャリアの中で、デビューから2002年まではジェシー・リーチが、2002年から2012年まではハワード・ジョーンズがボーカルを担当しており、ハワード脱退後はジェシーが再びボーカリストに戻っています。
2人とも、甲乙つけがたい才能の持ち主ですよ。
The Final EpisodeAsking Alexandria

イギリス出身のメタルコア~ポスト・ハードコア系のバンドの中でも、本国のみならずアメリカでも商業的な成功を収めるなど高い人気を誇る5人組です。
初期の2枚は、いかにも2000年代後半から2010年代前半といった時代を感じさせる、エレクトロニック・サウンドを導入した若さあふれるメタルコア~ポスト・ハードコアを鳴らして人気を集めていましたが、2013年にリリースされたサード・アルバム『フロム・デス・トゥ・デスティニー』辺りから、往年のハードロック的なスタイルに接近し、硬派な音へとシフトしていきます。
一時期はボーカリストが脱退して後任のメンバーが加入するも、アルバム1枚で元のボーカリストが復帰を果たすというちょっとしたトラブルを経て、2020年の時点でも安定した活動を続けています。
MeddlerAugust Burns Red

現代メタルコア・バンドの中でも群を抜いた人気と実力を誇る、ペンシルベニア州の5人組。
クリスチャン・バンドとしても知られており、敬虔な信仰心が歌詞にも表れています。
2011年にはインストゥルメンタルによるクリスマス・ソングのカバー集もリリースしていますよ。
メロディック・メタルコアと呼ばれることもある彼らのスタイルは、突出したテクニックに裏打ちされた緻密なバンド・アンサンブルを軸に強烈なブレイクダウンも盛り込まれ、複雑に展開していくプログレッシブな要素が多く含まれていることが特徴です。
攻撃的なグロウルがメインでクリーンのメロディは基本的に使用しておらず、ハードコア的な面も変わらずに感じ取れるところが最高にカッコいい。
Dark DaysParkway Drive

熱心にメタルコアやポスト・ハードコアといったジャンルを追いかけている人にとって、オーストラリアは多くの名バンドを輩出している土地として認識されています。
2003年に結成された5人組、パークウェイ・ドライヴもその1つです。
メタルコア・シーンにおいてはカリスマ的な人気を誇るバンドで、激しくもメロディックなメタルコア・サウンドを生み出し続けています。
2018年にリリースされた6枚目のアルバム『Reverence』では、よりメタル的なサウンドへと舵を切り、彼らにしか成しえないヘビーロックを提示してみせました。
音楽以外にも、熱心な環境保護の活動でも知られており、歌詞にも環境保護をテーマにしたものが多く見受けられますね。
2020年代以降は世界のメタル系のフェスティバルでトリの常連となるほどの巨大なバンドへと成長、2025年には日本でもラウドパークのヘッドライナーに抜擢されました!
【2025】海外の人気タルコアバンドまとめ【初心者向け】(21〜30)
Writing On The WallsUnderoath

アメリカ・フロリダ州タンパから現れたアンダーオースは、1997年の結成以来、ポスト・ハードコアやメタルコアの領域で独自の音世界を築いてきました。
彼らの音楽は、激しいスクリームと心を打つクリーンボーカルが見事に融合し、聴く者の感情を揺さぶります。
1999年に公開されたアルバム『Act of Depression』でデビューし、2004年公開のアルバム『They’re Only Chasing Safety』でそのスタイルを確立、多くのファンを獲得しました。
2006年の名盤『Define the Great Line』はビルボードチャートで2位に輝き、彼らの人気を不動のものに。
キーボードやサンプラーも取り入れた多彩な音楽性は、一度解散し再結成を経てもなお進化し続けています。
激しさと繊細さが織りなすドラマティックなサウンドを求めるなら、彼らの音楽は必聴です。