【ロック好きにも!】ビッグ・ビートの人気グループ、アーティスト
「ロックとテクノの融合」といったうたい文句は全く珍しいものではないですし、現代のロックやポップスは何らかのエレクトロな要素が取り入れられていますよね。
今回紹介する「ビッグ・ビート」は、90年代後半から00年代前半にかけてブームが巻き起こったテクノ・ミュージックのサブ・ジャンル。
ロック・バンドがテクノの要素を取り入れるのではなく、テクノ側から激しいブレイクビーツにラウドなギターを乗せるなど、ロック的なダイナミズムを大々的に盛り込んだサウンドが特徴です。
世界的にメジャーな存在も多くいるビッグ・ビートの主要なアーティストやグループを、この機会にぜひチェックしてみてください!
- デジタルロックの名曲。おすすめの人気曲
- 日本発!テクノポップの名曲・オススメの人気曲
- 攻撃的ダンスミュージック。ハードコアテクノの名曲
- 踊れる洋楽ロック!ダンスフロアが熱くなるディスコサウンド
- イギリス発!グライムの魅力~まずは聴いておきたい名盤・人気作
- 歴史に名を残すテクノの名盤。一度は聴きたいおすすめのアルバム
- 邦楽テクノの名曲、人気曲
- ミニマルテクノとは?心地よい反復が生む音楽の魅力を解説します
- 【2026】洋楽ハードロックの今。注目の曲まとめ
- 【酩酊感】洋楽サイケデリックロックの名曲まとめ【初心者向け】
- 最新のテクノミュージック|2026年のトレンドを紹介
- 【Happy!!】サイケデリックトランスの名曲。おすすめの人気曲
- 【洋楽】ビッグビートの代表的な名曲まとめ【ロック好きにも】
【ロック好きにも!】ビッグ・ビートの人気グループ、アーティスト(1〜10)
AishaDeath In Vegas

1994年にロンドンで結成されたデス・イン・ヴェガスは、エレクトロニカやダブにヒップホップ、シューゲイザーやネオ・サイケデリアにいたるまで、さまざまなジャンルを飲み込んだ独自のサウンドで高い人気を誇る存在です。
伝説的なクラブ・イベント「ザ・ヘブンリー・サンデー・ソーシャル」において、あのケミカル・ブラザーズから引き継ぐようにレジデントDJを務めたリチャード・フィアレスさんと、プロデューサーのスティーヴ・ヘリアーさんによるユニットでしたが、現在はリチャードさんのソロ・ユニットとして活動を続けています。
そんな彼らの音は、ロックとテクノの要素を内包したビッグ・ビート的な文脈というよりは、クラブ・ミュージック側から提示したオルタナティブロックのような異色のサウンドであり、イギー・ポップさんやポール・ウェラーさん、プライマル・スクリームのボビー・ギレスピーさん、オアシスのリアム・ギャラガーさんといったようなロック界の超大物がゲスト・ボーカルとして参加していることからも、デス・イン・ヴェガスのサウンドがいかにロック・サイドのミュージシャンたちに愛されるものであるかがわかるはず。
まずは1999年作の『The Contino Sessions』と2002年にリリースされた『Scorpio Rising』を聴いて、彼らのオルタナティブな音楽にぜひ触れてみてくださいね。
DoomsdayOverseer

イギリス出身のDJ兼プロデューサーであるRob Overseerさんは、映画やテレビゲームにテレビのCM曲からバラエティ番組など、さまざまなメディアで使われる楽曲を手掛けるミュージシャンです。
1995年の活動開始からいくつかのEP作品をリリースしていますが、アルバムのリリースとしては2003年にOverseer名義で発表された『Wreckage』のみ。
冒頭で述べたように、どちらかといえば裏方の職業作曲家のような立ち位置で活躍するアーティストなのですが、そんな彼の音楽性はビッグ・ビートの中でもとくにロック色の強いサウンドを特徴としています。
ロック・ギターを大胆に導入し、フックたっぷりの歌メロもあり、もちろんアグレッシブなブレイクビーツも聴けますが、楽曲構成を含めてどちらかといえばロック寄りなのですね。
リリース時期的にもビッグ・ビートのブームからは外れていますし、プロディジーやケミカル・ブラザーズのファンはもちろん、いわゆるデジロックがお好きだった方もこのアルバムを聴き逃している人は多いかもしれません。
この機会にあらためてチェックしてみることをオススメします!
Bentley’s Gonna Sort You OutBENTLEY RHYTHM ACE

エレクトロ・ビートとパンクやラップなどを融合させた先駆的なバンド、ポップ・ウィル・イート・イットセルフのベーシストだったリチャード・マーチさんが在籍しているベントレー・リズム・エースも、ビッグ・ビートを語る上では欠かせない存在です。
1997年の時点でデビュー・アルバムとなった『Bentley Rhythm Ace』をリリース、ビッグ・ビートのブームの先駆けとして英国チャートで13位とスマッシュ・ヒットを記録。
2000年に発表したセカンド・アルバム『For Your Ears Only』はあまり商業的な成功を収めることはできずに事実上の解散状態となっていましたが、2010年には再結成ライブを実現させています。
そんな彼らのサウンドは、ダンス・ミュージックの持つ理屈抜きの楽しさを全面に押し出したもので、あらゆるジャンルから縦横無尽にサンプリングされた音が飛び交う様は、何も考えずにひたすら踊りたいという方にもぴったりはまるはず。
ライブ・パフォーマンスではベースやドラムといった生楽器を使用、ロック的なダイナミズムもしっかり盛り込まれていますから、まさにこれぞ「ビッグ・ビート」と呼べる音をぜひ堪能してみてください!
I See You BabyGroove Armada

ビッグ・ビートの代表的な存在であり、2020年代の現在も活躍する英国ダンス・ミュージック界の重鎮、グルーヴ・アルマダ。
ファットボーイ・スリムやケミカル・ブラザーズ、ベースメント・ジャックスといった大物たちと並び称される彼らは1994年に結成された2人組で、デビュー当時からライブではDJセットではなくバンド編成でパフォーマンスをおこなっていることでも知られています。
1999年の大ヒット曲『I See You Baby』に代表される、ロック的な躍動感とダンス・ミュージックのビートを巧みに融合させたサウンドはまさにビッグ・ビートの本領発揮といったところ。
とはいえ、彼らは早い段階であらゆるジャンルを融合させたハイブリッドな音楽性を模索、幅広い意味でのダンス・ミュージックを提示して長きに渡ってシーンのトップに立ち続けているのですね。
ビッグ・ビートとしての彼らを聴きたいという方であれば、1999年にリリースされたセカンド・アルバム『Vertigo』をまずは聴いていただいて、その後でレゲエやダブなどの要素を取り入れてよりディープに進化、大ヒット曲『Superstylin’』を収録した2001年の『Goodbye Country (Hello Nightclub)』をチェックしてみましょう!
Ain’t Talkin’ ‘Bout DubApollo 440

ギリシャ神話に登場するアポロと、コンサート・ピッチの周波数を組み合わせたグループ名が特徴的なアポロ440。
結成は1990年と古く、ビッグ・ビートのブームが訪れる以前からイギリスのダンス・ミュージック界において活動を続けていた大ベテランです。
そんな彼らの名前を一躍世に知らしめたのが、あのヴァン・ヘイレンの楽曲の特徴的なギターのリフをサンプリングして全英チャート10位入りを果たした1997年のヒット曲『Ain’t Talkin’ Bout Dub』です。
リミックス仕事などで高い評価を得ていたにもかかわらず、なかなかオリジナル楽曲でメジャーフィールドでの成功をつかめなかった彼らは、この楽曲でようやく多くの音楽リスナーからの知名度を得ることとなるのですね。
全英チャート10位を記録、日本でもビッグ・ビートやデジロックの文脈でクラブヒットした1999年作の『Stop the Rock』はステイタス・クォーの名曲『Caroline』にインスパイアされた曲ですし、メンバーのギタリストであるNokoさんはあの布袋寅泰さんの盟友のような関係ということもあり、アグレッシブなブレイクビーツの中に込められたロック魂はテクノに抵抗のある方でも聴きやすいと言えそうです。


