YMOの名曲・人気曲
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたとも言えるYMO。
当時新たに登場したコンピュータを使った音楽のブームの中心に居た彼らの楽曲をご紹介します。
メンバーとなる3人はそれまでそれぞれのシーンを牽引してきたミュージシャンたちで、楽曲のセンスは抜群です。
とにかく新しいことが好きだというメンバーは、ライブは出来上がったものを発表する場、スタジオでのレコーディングは新しい挑戦をする場と捉えており、レコーディングが最も好きだと言っていたそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお聴きください。
YMOの名曲・人気曲(1〜10)
ポケットに虹がいっぱいYellow Magic Orchestra

世界的にも認知されている音楽グループ、Yellow Magic Orchestra。
言わずとしれた、ジャパニーズテクノの礎を築いたグループですね。
多くの名曲を持つ彼らですが、その中でも特にオススメしたい作品がこちらの『ポケットに虹がいっぱい』。
もともと、インスト色の強いグループというだけあって、本作はボーカルパートが多いながらも、ボーカル自体の主張は非常に弱めです。
複雑なボーカルラインは一切なく、音域も非常に狭いので、歌いやすさという意味ではピカイチの楽曲と言えるでしょう。
ナイス・エイジ

この楽曲の録音当時、セッション予定だったのがポール・マッカートニー。
彼の当時の逮捕拘留を受けて、拘留されていた拘置所内の番号が曲中で読み上げられたりと、かなり挑戦的な一曲です。
背景を想像しながら聴くのもまた楽しみのひとつ。
ファイアークラッカー

原曲はマーティン・デニーのアルバム「クワイエット・ヴィレッジ」に収録されている楽曲です。
パッと聴くと機械的に淡々と展開されていくように聴こえますが、ところどころに聴こえる人的な音の揺らぎが非常に気持ちのいい一曲です。
細野晴臣のマリンバにもご注目。
Lotus LoveYellow Magic Orchestra

1983年5月24日に発表されたアルバム「浮気なぼくら」に収録されて、作詞作曲とボーカルは細野晴臣がつとめています。
壮大な歌詞の世界と1度聴いたら忘れられないメロディーは、まさに究極の恋愛ソングといったところです。
個人的にはYMOソングのベスト3に入る曲です!
キュー

1981年にリリースされた4枚目のシングル曲。
印象的なシンセのフレーズと、重いドラムの音が心地いい一曲です。
重厚なボーカルも聴きどころのひとつ。
当時この曲を嫌っていた坂本龍一は録音に一切参加していないのです……。