【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたYMO、YELLOW MAGIC ORCHESTRA。
本記事では、テクノポップの礎を築いた彼らの名曲をご紹介します。
メンバー3人は、YMO結成に至る前から音楽シーンを牽引してきたミュージシャンたち。
とにかく新しいことが好きで、ライブを「出来上がったものを発表する場」、スタジオでのレコーディングを「新しい挑戦をする場」と捉え、レコーディングに最も愛情を注いでいたのだそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお楽しみください。
【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!(31〜40)
インソムニアYellow Magic Orchestra

そのカオスなサウンドはまさにタイトルそのもの。
こちらの楽曲は、当時実際に不眠症だった細野晴臣の作曲作品です。
なんとも悩ましい音像にクラクラしますね……。
眠れない夜は、この楽曲の世界観にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか?
シムーンYellow Magic Orchestra

シムーンとは、アラビア砂漠などで砂嵐を巻き起こす熱風のこと。
聴いていると、心なしか熱風に吹かれているような不思議な気だるさに襲われる一曲です。
ピアノの音色が美しい!
1978年リリース「イエロー・マジック・オーケストラ」収録曲。
SEOUL MUSICYellow Magic Orchestra

ガムランのエキゾチックな音色と、声によるパーカッションが印象的な楽曲です。
日本統治時代の朝鮮におけるソウルをイメージした一曲。
なんとなく憂いを帯びたサウンドは、軍政下にあった韓国の事情を演出しているのでしょうか……考えさせられますね。
ポケットに虹がいっぱいYellow Magic Orchestra

世界的にも認知されている音楽グループ、Yellow Magic Orchestra。
言わずとしれた、ジャパニーズテクノの礎を築いたグループですね。
多くの名曲を持つ彼らですが、その中でも特にオススメしたい作品がこちらの『ポケットに虹がいっぱい』。
もともと、インスト色の強いグループというだけあって、本作はボーカルパートが多いながらも、ボーカル自体の主張は非常に弱めです。
複雑なボーカルラインは一切なく、音域も非常に狭いので、歌いやすさという意味ではピカイチの楽曲と言えるでしょう。
カムフラージュYellow Magic Orchestra

YMO5枚目のシングル「マス」、5枚目のアルバム「BGM」に収録された楽曲です。
どちらも同じテイクが収録されていますが、細野晴臣に「BGM」の中でベストテイクと言わしめた一曲。
曲中の低音ボイスがなんとも怪しげで、気が付くと何度もリピートしてしまいます。
【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!(41〜50)
シチズンズ・オブ・サイレンスYellow Magic Orchestra

1980年リリースの4thアルバム「増殖」収録曲。
全体的に機械的でキレのある音像が際立つイメージですが、その中に聴こえるギターの生々しい音色がなんとも魅力的です。
何重にも重なったボーカルが不思議な高揚感を演出してくれる一曲。
灯Yellow Magic Orchestra

アルバム「テクノデリック」に収録されていて、サウンド面でいろいろなトピックがある曲です。
例えば、ハイハットは人の声をサンプリングしていたり、油の缶をたたく音もサンプリングしています。
また、ベースラインはチャック・レイニーのように、とのリクエストがあったそうですよ。





