YMOの名曲・人気曲
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたとも言えるYMO。
当時新たに登場したコンピュータを使った音楽のブームの中心に居た彼らの楽曲をご紹介します。
メンバーとなる3人はそれまでそれぞれのシーンを牽引してきたミュージシャンたちで、楽曲のセンスは抜群です。
とにかく新しいことが好きだというメンバーは、ライブは出来上がったものを発表する場、スタジオでのレコーディングは新しい挑戦をする場と捉えており、レコーディングが最も好きだと言っていたそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお聴きください。
YMOの名曲・人気曲(31〜40)
ファイアークラッカーYellow Magic Orchestra

1978年11月、音楽シーンに新しい風を吹き込む1枚が登場しました。
Yellow Magic Orchestraのデビューアルバムです。
コンピューター技術とシンセサイザーを駆使した斬新なサウンドは、当時の人々を驚かせ、世界中で大ヒットを記録。
『Firecracker』は、日本の伝統音楽と電子音楽を融合させた楽曲として国際的な注目を集めました。
ダンスへの誘いや、神秘的な世界観を歌詞に込めた本作。
テクノポップの先駆けとなった革新的なアルバムを、音楽好きの方にぜひ聴いてもらいたいですね。
邂逅Yellow Magic Orchestra

誰もがが知っている「RYDEEN」 ほど知られていませんが、おすすめしたいのは83年リリースの”浮気なぼくら”に収録されている”邂逅”である。
歌詞とシンセサイザーのフレーズが絡み合ってエモーショナルな気持ちにさせてくれる、そんな楽曲です。
マルティプライズ

当時ムーブメントとなっていたスカのサウンドを活かした楽曲です。
冒頭のフレーズが印象的。
打ち込みではなく、生演奏が主体となっているため耳になじみやすい一曲です。
テンション低めの合いの手がなんともユーモラス!
一度聴くとクセになります。
君に、胸キュン。-浮気なヴァカンス-Yellow Magic Orchestra

日本におけるテクノバンドのパイオニア的存在、YMO。
日本を代表する存在だけあり、ファンの層も幅広くメンバーの訃報には落ち込んだ方々も多いことでしょう。
そのYMOのキュートな夏ソング『君に、胸キュン』は1983年にリリースされた7枚目のシングル。
今までのYMOの雰囲気とがらりと変わり、世間をあっと驚かせた夏のナンバーです。
YMOを知らない世代の人にもサビは聴いたことがある、という方も多いはず。
この曲はカネボウ化粧品のCMソングとしてもお茶の間に知られることとなりました。
Day TripperYellow Magic Orchestra

細野晴臣さん、高橋幸宏さん、坂本龍一さんからなる音楽グループ、イエロー・マジック・オーケストラ。
日本ならではの音楽性にこだわって楽曲を制作していて、世界中にファンがいるんですよ。
中でも有名な曲といえば、『Day Tripper』です。
こちらは、ビートルズの同名曲のカバー。
ビートルズの名曲を、テクノ曲にアレンジして、世界の音楽シーンに衝撃を与えました。
一見すると、まったく別の曲なのですが、基本のメロディは同じなんですよ。
YMOの名曲・人気曲(41〜50)
FirecrackerYellow Magic Orchestra

中国系の音楽にありそうな音使いを用いつつ、ピコピコとしたシンセサイザーの音を取り入れることで複雑な展開を生んでいます。
テンポはさほど早くないですが、この音色の重なりが曲を激しくさせており、飽きない楽曲です。
TechnopolisYellow Magic Orchestra

日本のテクノポップのパイオニア、YMOの代表曲です。
当時大人気であったアイドル、ピンクレディーの楽曲群を研究し構成されただけあって非常にポップで、なおかつボコーダーの使用やアナログシンセを前面に押し出すなど当時の先端技術を非常に効果的に使っている手腕はさすがの一言です。