【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたYMO、YELLOW MAGIC ORCHESTRA。
本記事では、テクノポップの礎を築いた彼らの名曲をご紹介します。
メンバー3人は、YMO結成に至る前から音楽シーンを牽引してきたミュージシャンたち。
とにかく新しいことが好きで、ライブを「出来上がったものを発表する場」、スタジオでのレコーディングを「新しい挑戦をする場」と捉え、レコーディングに最も愛情を注いでいたのだそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお楽しみください。
【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!(11〜20)
千のナイフYellow Magic Orchestra

1981年にリリースされた5枚目のアルバム『BGM』収録の1曲。
キレのあるシンセサイザーの演奏が、タイトルの通りナイフの切れ味を表現しているかのようで、とても心地いい楽曲です。
高橋幸宏さんのタイトなドラムサウンドも聴きどころのひとつ。
コズミック・サーフィンYellow Magic Orchestra

ベース細野晴臣さんの作品。
ベンチャーズとテクノを掛け合わせて作ったというこの楽曲は、テケテケとなるギターの音色が楽しい1曲です。
展開していくとメロディが大きく変わり、その変化も楽しめる名曲のひとつ。
高橋幸宏さんのタイトなドラムが際立つ名曲です。
M-16Yellow Magic Orchestra

この曲は、YMOの散開コンサートを素材として作られた映画『A Y.M.O. FILM PROPAGANDA』におさめられた楽曲。
のちにベストアルバム「UC YMO」に収録されました。
終わった後にも続きがあることを予感させる物語のようなサウンドは、聴くものをせつなく、そして幸福な気持ちにさせます。
体操Yellow Magic Orchestra

6枚目のシングル曲。
ピアノが軸となって展開される非常にミニマルな楽曲です。
曲中にちりばめられた掛け声はまさにタイトルそのもの。
コンサートツアー「ウィンターライブ1981」では、坂本龍一さんが拡声器を持って客席に向かって指示を出すというパフォーマンスも展開されました。
ケイオス・パニックYellow Magic Orchestra

YMOの代表曲『君に、胸キュン』のカップリング曲として収録された1曲。
キャッチーなメロディとサウンドで、一度聴けばつい口ずさんでしまいそうですよね。
多幸感にあふれた、日曜日の晴れた朝に窓を開け放って聴きたい曲です。
以心電信Yellow Magic Orchestra

1983年9月28日にリリースされた9作目のシングルで、国際連合による「世界コミュニケーション年」のテーマソングとして作られました。
彼らの曲のなかでは比較的明るく前向きな雰囲気を持つ曲で、テンポも良くノリやすいですね。
【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!(21〜30)
Day TripperNEW!Yellow Magic Orchestra

ビートルズが1965年に発表した名曲を、YMOが大胆に再構築した本作。
1979年に発売された名盤『Solid State Survivor』に収録されており、ゲスト参加した鮎川誠さんが弾くギターと無機質なシンセサイザーの融合は革新的としか言いようがありません。
原曲のリフが持つエネルギーを保ちつつ、高橋幸宏さんのクールなボーカルが都市的な響きを加えていて、独自のテクノポップへと昇華されています。
ライブ盤『Public Pressure』にも収録されるなど、当時の熱狂を伝える重要なレパートリーであることは間違いありません。
ロックファンから電子音楽好きまで、幅広い層にオススメしたい1曲ですね。





