YMOの名曲・人気曲
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたとも言えるYMO。
当時新たに登場したコンピュータを使った音楽のブームの中心に居た彼らの楽曲をご紹介します。
メンバーとなる3人はそれまでそれぞれのシーンを牽引してきたミュージシャンたちで、楽曲のセンスは抜群です。
とにかく新しいことが好きだというメンバーは、ライブは出来上がったものを発表する場、スタジオでのレコーディングは新しい挑戦をする場と捉えており、レコーディングが最も好きだと言っていたそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお聴きください。
YMOの名曲・人気曲(11〜20)
ジャムYellow Magic Orchestra

何かの始まりを期待させるようなサウンドで、まさにアルバム「テクノデリック」の冒頭を飾るにふさわしい曲です。
曲中に時おり入る「ジャムデショ」という声はピーター・バラカンによるもので、トランシーバーを使って録音されたそうですよ。
中国女

1978年リリースのアルバム「イエロー・マジック・オーケストラ」B面収録曲。
どこかヨーロッパのような香りのするサウンドにテクノの本質を感じます。
疾走感のあるリズムと高橋幸宏のタイトな歌声が見事にマッチした名曲のひとつです。
ジ・エンド・オブ・エイジア

「東海道五十三次」や歌川広重の浮世絵をイメージして作曲された坂本龍一の楽曲です。
淡々と流れるリズムはまるで江戸の街道を練り歩いているようなイメージをかき立てられます。
途中で聴こえる声は俳優の伊武雅人のもの。
楽曲をぶった切って聴こえるので驚かないように!
インソムニア

そのカオスなサウンドはまさにタイトルそのもの。
こちらの楽曲は、当時実際に不眠症だった細野晴臣の作曲作品です。
なんとも悩ましい音像にクラクラしますね……。
眠れない夜は、この楽曲の世界観にどっぷり浸かってみてはいかがでしょうか?
BALLETYellow Magic Orchestra

1981年3月21日に発表されたアルバム「BGM」に収録されていて、作詞には高橋幸宏に加え、ピーター・バラカンも参加しています。
たゆたうようなシンセサウンドと、それに呼応するかのようにボーカルにプラグインされたエフェクトは、なぜか聴くものを優雅な世界に連れていってくれるようです。