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【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!

日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたYMO、YELLOW MAGIC ORCHESTRA。

本記事では、テクノポップの礎を築いた彼らの名曲をご紹介します。

メンバー3人は、YMO結成に至る前から音楽シーンを牽引してきたミュージシャンたち。

とにかく新しいことが好きで、ライブを「出来上がったものを発表する場」、スタジオでのレコーディングを「新しい挑戦をする場」と捉え、レコーディングに最も愛情を注いでいたのだそうです。

それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお楽しみください。

【YMO】YELLOW MAGIC ORCHESTRAの名曲を振り返り!(41〜50)

新舞踊Yellow Magic Orchestra

インドネシアの男声合唱による「ケチャ」をモチーフに作られた曲です。

余計なものをそぎ落としたミニマルなサウンドになっていて、ループとケチャの世界観が聴くものをどこかに連れていってしまいそうで、一晩中踊れる1曲です。

以心伝心Yellow Magic Orchestra

YMOの略称で親しまれているYELLOW MAGIC ORCHESTRAは、1978年の結成以来日本の音楽シーンに計り知れないほどの影響を与えたバンドです。

彼らは楽曲によってメインボーカルが変わるスタイルを取っています。

その中でドラムの高橋幸宏さんがメインボーカルを取ることも少なくなく、日本一有名なドラムボーカルを擁するバンドの一つと言えるでしょう。

正確にビートを刻みながらアンニュイな雰囲気で紡ぐボーカルワークに、魅了されたリスナーは多いのではないでしょうか?

Tong PooYellow Magic Orchestra

Yellow Magic Orchestra – Tong Poo (1978)
Tong PooYellow Magic Orchestra

坂本龍一が、北京交響楽団をイメージして書いたというこの曲は、エキゾチックな雰囲気がなんともあやしい一曲。

高橋幸宏のタイトなドラムと、細野晴臣のうねるようなベースがとても気持ちいい!

YMO初心者にもおすすめです。

灰色の階段Yellow Magic Orchestra

アルバム「テクノデリック」に収録されている曲で、ボーカルをとる細野晴臣はジョージ・ハリスンの歌い方をまねしたそうです。

イントロのコードの構築の仕方と、絶妙なシンセの音色のチョイスだと思います。

細野晴臣はのちにソロ活動でもセルフカバーしています。

階段Yellow Magic Orchestra

アルバム「テクノデリック」に収録されています。

重く、そしてたたくように弾くピアノと、スリリングなうねりを聴かせるベースが印象的な曲です。

この緊張感のある雰囲気は映画やドラマのシリアスなシーンや、ロールプレイングゲームのラスボスのシーンに合いそうです。

コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”Yellow Magic Orchestra

YMOが1978年に発表した記念すべきセルフタイトルのデビューアルバムの冒頭を飾る『コンピューター・ゲーム “サーカスのテーマ”』は、一説によればチップチューンの元祖的な位置付けとしても評価されている名曲です。

2分に満たない長さですし、続く大名曲『ファイアークラッカー』へとつながるイントロダクションのような曲ではありますが、当時高い人気を誇っていたアーケードゲーム『サーカス』の音をシンセサイザーで再現した革新性は高く評価されており、実質的にゲームミュージックなる概念を世に知らしめたとも言われています。

マルティプライズYellow Magic Orchestra

当時ムーブメントとなっていたスカのサウンドを活かした楽曲です。

冒頭のフレーズが印象的。

打ち込みではなく、生演奏が主体となっているため耳になじみやすい一曲です。

テンション低めの合いの手がなんともユーモラス!

一度聴くとクセになります。