YMOの名曲・人気曲
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたとも言えるYMO。
当時新たに登場したコンピュータを使った音楽のブームの中心に居た彼らの楽曲をご紹介します。
メンバーとなる3人はそれまでそれぞれのシーンを牽引してきたミュージシャンたちで、楽曲のセンスは抜群です。
とにかく新しいことが好きだというメンバーは、ライブは出来上がったものを発表する場、スタジオでのレコーディングは新しい挑戦をする場と捉えており、レコーディングが最も好きだと言っていたそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお聴きください。
YMOの名曲・人気曲(21〜30)
Tong PooYellow Magic Orchestra

坂本龍一が、北京交響楽団をイメージして書いたというこの曲は、エキゾチックな雰囲気がなんともあやしい一曲。
高橋幸宏のタイトなドラムと、細野晴臣のうねるようなベースがとても気持ちいい!
YMO初心者にもおすすめです。
東風Yellow Magic Orchestra

はっぴいえんど、ティン・パン・アレーの活動後の細野晴臣さんを中心に結成された、テクノグループ、YMOのデビューアルバムの中の1曲です。
メンバー全員がすでに有名だったこともあり、このアルバムには当時の一般的な制作費の倍に当たる800万円をかけられたそうです。
YMOの名曲・人気曲(31〜40)
灰色の階段Yellow Magic Orchestra

アルバム「テクノデリック」に収録されている曲で、ボーカルをとる細野晴臣はジョージ・ハリスンの歌い方をまねしたそうです。
イントロのコードの構築の仕方と、絶妙なシンセの音色のチョイスだと思います。
細野晴臣はのちにソロ活動でもセルフカバーしています。
階段Yellow Magic Orchestra

アルバム「テクノデリック」に収録されています。
重く、そしてたたくように弾くピアノと、スリリングなうねりを聴かせるベースが印象的な曲です。
この緊張感のある雰囲気は映画やドラマのシリアスなシーンや、ロールプレイングゲームのラスボスのシーンに合いそうです。
以心電信Yellow Magic Orchestra
1983年9月28日にリリースされた9作目のシングルで、国際連合による「世界コミュニケーション年」のテーマソングとして作られました。
彼らの曲では比較的、明るく前向きな雰囲気を持つ曲で、テンポも良く踊りやすいですね。
M-16Yellow Magic Orchestra

この曲は、YMOの散開コンサートを素材として作られた映画「A Y.M.O. FILM PROPAGANDA」におさめられていて、のちにベストアルバム「UC YMO」に収録されました。
終わった後にも続きがあることを予感させる物語のようなサウンドは、聴くものをせつなく、そして幸福な気持ちにさせます。
君に胸キュンYellow Magic Orchestra

世に「テクノブーム」を巻き起こしたパイオニア的存在のYMOです。
彼らの電子音楽で奏でる曲は、未来を感じ、最先端であっただろうその音楽は人の心を新鮮にさせて、人気になったものなのでしょう。
いまでもそのテクノミュージックは進化し続けて多くの人々に愛されています。