YMOの名曲・人気曲
日本のテクノ、エレクトロシーンの礎を築いたとも言えるYMO。
当時新たに登場したコンピュータを使った音楽のブームの中心に居た彼らの楽曲をご紹介します。
メンバーとなる3人はそれまでそれぞれのシーンを牽引してきたミュージシャンたちで、楽曲のセンスは抜群です。
とにかく新しいことが好きだというメンバーは、ライブは出来上がったものを発表する場、スタジオでのレコーディングは新しい挑戦をする場と捉えており、レコーディングが最も好きだと言っていたそうです。
それでは、当時最先端を先取りし、社会現象にまでなったYMOの楽曲をお聴きください。
YMOの名曲・人気曲(11〜20)
君に、胸キュン。

1983年リリースのシングル曲です。
YMO最大のヒット曲で、当時はカネボウ化粧品のCM曲にも起用されました。
「胸キュン」という言葉は、この曲のヒットをきっかけに流行。
かわいいおじさんたち、というコンセプトで制作されたMVもおすすめです。
シムーン

シムーンとは、アラビア砂漠などで砂嵐を巻き起こす熱風のこと。
聴いていると、心なしか熱風に吹かれているような不思議な気だるさに襲われる一曲です。
ピアノの音色が美しい!
1978年リリース「イエロー・マジック・オーケストラ」収録曲。
体操

6枚目のシングル曲。
ピアノが軸となって展開される非常にミニマルな楽曲です。
曲中に聴こえる掛け声はまさにタイトルそのもの。
コンサートツアー「ウィンターライブ1981」では、坂本龍一が拡声器を持って客席に向かって指示を出すというパフォーマンスも展開されました。
シチズンズ・オブ・サイレンス

1980年リリースの4thアルバム「増殖」収録曲。
全体的に機械的でキレのある音像が際立つイメージですが、その中に聴こえるギターの生々しい音色がなんとも魅力的です。
何重にも重なったボーカルが不思議な高揚感を演出してくれる一曲。
コズミック・サーフィン

ベース細野晴臣の作品。
ベンチャーズとテクノを掛け合わせて作ったというこの楽曲はテケテケとなるギターの音色が楽しい一曲です。
展開していくとメロディが大きく変わり、その変化も楽しめる名曲のひとつ。
高橋幸宏のタイトなドラムが際立つ一曲です。