2007年に音声ライブラリ「初音ミク」が発売されたことをきっかけに、ニコニコ動画を中心として爆発的に広がっていったボカロシーン。
当時のブームに乗っかって青春をボカロに捧げた、という方もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
こんなことを書いている筆者もその1人です。
さて今回は2010年に発表されたボカロの名曲特集!
懐かしかったり改めて良さを知れたりな内容です。
今も活躍しているボカロPたちの作品も、もちろん登場します!
ぜひ最後までチェックしていってくださいね。
2010年に発表されたボカロ名曲集【懐かしい】(1〜10)
マトリョシカハチ

ボカロPのハチさんは、シンガーソングライターとして活躍している米津玄師さんと同一人物なんですよ。
彼がハチ名義でリリースした『マトリョシカ』は、ダウナーな雰囲気で味わいのあるロックナンバー。
シンプルでノリのよい演奏はもちろんかっこいいのですが、この曲はそれだけではありません。
一度曲が終わるかと思ったらいきなり雰囲気が変わり、最後はどんどんテンポが速くなっていくという複雑な曲展開がこの歌の最大の魅力なんですよ!
モザイクロールDECO*27

ボカロシーンを代表するPの1人となったDECO*27さん。
MegpoidとGUMIを使った『モザイクロール』は、彼が得意とする「心の痛み」をうまく表現した1曲。
特にサビへの入り方が彼の『乙女解剖』のように、一瞬はさまれるキメのブレイクがたまらなくかっこいいんです!
ちなみに2021年には、この曲を初音ミクでアレンジした『モザイクロール (Reloaded) feat.初音ミク』がリリースされているので、よければ聴き比べてみてくださいね!
Calc.ジミーサムP

失恋の悲しみに優しく寄り添ってくれるボカロ曲です。
『from Y to Y』など数々のヒット作を生み出してきたボカロP、ジミーサムPさんによる楽曲で、2010年9月に公開されました。
忘れられない別れを疾走感あるバンドサウンドに乗せて歌っていて、心に刺さるような仕上がり。
そのうち主人公に感情移入してしまい、泣けてくるんですよね。
数々の人気歌い手たちがカバーしているので、気になる方はぜひ動画を巡ってみてくださいね。
ワールズエンド・ダンスホールwowaka

ロックバンド、ヒトリエのフロントマンも務めたボカロP、wowakaさんの『ワールズエンド・ダンスホール』はリズムがクセになる1曲。
この歌は初音ミクと巡音ルカを使っており、そのかけあいもたまりません!
曲調はギターリフを全面に押し出し、打ち込みの細かいビートをフィーチャーしたダンスロックのような雰囲気。
ボーカルの早口フレーズや、サビに入る直前のドラムのキメフレーズもとってもクール。
思わず、何度も聴きたくなるような中毒性のある曲なんですよ!
え?あぁ、そう。蝶々P

大人っぽいボカロ曲を聴きたいならこれでしょう!
シンガーソングライター、一之瀬ユウ名義でも活躍しているボカロP、蝶々Pさんの代表作です。
ピアノの音色が押し寄せてくるようなバンドサウンドアレンジ、色気があってかっこいいんですよね。
サビの爆発力にも気持ちが持っていかれます。
セクシーな歌詞には胸がドキドキ。
動画紹介もしていますが、2020年に発表から10周年記念のリメイクバージョンが公開されていますので、まだの方はぜひ聴いてみてください。
ハッピーシンセサイザEasy Pop

ポップな音色があなたの心に寄り添ってくれます!
Bettiさんの音楽プロジェクト、EasyPop名義で発表されたこちら『ハッピーシンセサイザ』。
『太鼓の達人』など多数のリズムゲームに収録されているので、そこで聴いたことのある人もいらっしゃるんじゃないでしょうか。
キラキラしたシンセフレーズにルカとGUMIのキュートな歌声が映える、とてもキャッチーなダンスチューンです。
恋心がくすぐられる歌詞の世界観も魅力の一つ。
踊ってみた動画など二次創作作品がたくさんある曲でもあります。
メランコリックJunky

バンドサウンドをピコピコ音で彩った聴き心地のいいロックナンバーです。
アニソンや有名Vtuberのオリジナル曲なども手がけている人気ボカロP、Junkyさんによる楽曲で、2010年4月に発表されました。
好きな人に対して素直になれない主人公の心の内を描き出した歌詞に、胸がぎゅっとなります。
とくに10代の方であれば共感できる内容なんじゃないでしょうか。
小説、漫画にもなっている作品ですので機会があればぜひ読んでみてください。