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【小学生2年生向け】ピアノの発表会で弾きたい!おすすめの名曲&有名曲

ピアノ発表会の選曲は、先生にとっても生徒さんや保護者の皆さんにとっても非常に悩ましいもの。

「好きな曲を弾きたいけれど難しすぎるかな?」「特に弾きたい曲はないけれど、気に入った曲じゃないと練習に身が入らない!」そんなさまざまな事情で、選曲が難航するケースも多いものです。

そこで本記事では、小学校2年生くらいのお子さんが参加するピアノ発表会に、曲想やレベルとともに最適なオススメの作品をピックアップしました!

発表会の曲選びにお困りの方は、ぜひ参考にしてくださいね。

【小学生2年生向け】ピアノの発表会で弾きたい!おすすめの名曲&有名曲(21〜30)

25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

アラベスク 「ブルグミュラー25」より [ Arabesque Burgmüller ]
25の練習曲 Op.100 第2番「アラベスク」Johann Burgmüller

ピアノ学習者にとって定番の曲集といっても過言ではない、ヨハン・ブルグミュラーの『ブルグミュラー 25の練習曲 Op.100』。

特に第2番『アラベスク』は、記憶に深く残る印象的なメロディで子供たちからの人気が高く、発表会曲としても親しまれています。

左右両方のパートにあらわれるアルペジオを主体とした細かいパッセージは、テクニック向上に最適!

この曲に取り組むことで、ピアノの演奏における基礎を固め、音楽への理解を深められるでしょう。

お人形の夢と目覚めTheodor Oesten

【ピアノ発表会おすすめ】お人形の夢と目覚め ♫ エステン / Dolly’s Dreaming and Awakening, Oesten
お人形の夢と目覚めTheodor Oesten

給湯器の「お風呂が沸きました!」の音楽として記憶している方も多いであろう、メルヘンチックな作品です。

1862年に公開されたピアノ小品集『Kinderscenen』に収められたこの楽曲は、「夢」から「目覚め」へと続く物語が4つの部分に分けて描かれています。

穏やかで優しい夢の世界から、少しずつ華やかに目覚めていく情景は、変化に富んでいて演奏効果も抜群!

発表会でもきっとすてきに響きます。

物語を想像するのが得意な小学生のお子さんや、少し背伸びして豊かな表現に挑戦したい中学生のお子さんにピッタリです。

自分だけのお人形の物語をイメージしながら、表情を豊かに弾いてみてくださいね!

【小学生2年生向け】ピアノの発表会で弾きたい!おすすめの名曲&有名曲(31〜40)

おばけの足あとWilliam Gillock

【ギロック】おばけの足あと《発表会におすすめの曲》Gillock “Spooky Footsteps” クラシックピアノ – Classical Piano – CANACANA
おばけの足あとWilliam Gillock

20世紀を代表する教育的ピアノ作品の作曲家、ウィリアム・ギロックが手掛けた『おばけの足あと』。

子供たちが楽しく学べるよう工夫された短い曲で、1967年に発表されました。

タイトルが示すように、おばけの足跡を表現した曲調が特徴的。

シンプルながらも印象的なメロディとリズムで、演奏者の想像力を刺激する作品となっています。

ピアノを始めたばかりのお子さまにもオススメの1曲。

発表会でも人気があり、ユーモアのある曲調は聴衆を魅了すること間違いなしです。

子供のためのアルバム Op.68 第2曲「兵士の行進」Robert Schumann

シューマン:兵士の行進 Op.68-2(2020ピティナコンペ課題曲)pf. 菅原 望:Sugawara, Nozomu
子供のためのアルバム Op.68 第2曲「兵士の行進」Robert Schumann

こちらの曲は、ロベルト・シューマンが1848年に作曲したピアノ小品集『子供のためのアルバム』の第2曲『兵士の行進』。

明るく快活なメロディと躍動感があふれるリズムが、元気がいっぱいの子供たちの心をとらえる魅力的な1曲です。

勇ましい雰囲気をピアノで表現するポイントは、付点リズムをはっきりと正確に、そして一定のテンポで歯切れがよく演奏すること!

さらに、指示されたダイナミクスに注意ながら演奏することで、より生き生きとした音楽に仕上がるでしょう。

大雷雨Johann Burgmüller

【ピアノ発表会おすすめ】大雷雨 ♫ ブルグミュラー / Orage, Burgmuller
大雷雨Johann Burgmüller

ヨハン・ブルクミュラーの練習曲集『18の性格的な練習曲 Op.109』に収録されている、ドラマチックでかっこいい作品です。

この楽曲は、まるで一本の映画のように、激しい嵐の到来から雷鳴がとどろき、静かに去っていくまでを見事に描いています。

オクターブのトレモロで表現する雷鳴は、迫力があって演奏効果も抜群!

力強く盛り上げるだけでなく、嵐が遠ざかるようにだんだん弱くしていく表現が難しく、練習のしがいがあります。

物語ティックな曲で表現力をぐっと高めたい、そんな小学生や中学生のお子さんにピッタリの一曲!

発表会で情感を豊かに弾きこなせれば、聴いている誰もがその世界観に引き込まれることでしょう。

乙女の祈りTekla Bądarzewska-Baranowska

乙女の祈り−バダジェフスカ【Badarzewska−La prière d’une vierge】ピアノ−piano/CANACANA
乙女の祈りTekla Bądarzewska-Baranowska

可憐で華やかな旋律が印象的な、テクラ・バダジェフスカの『乙女の祈り』。

純粋な心でひたむきに何かを願う情景が目に浮かぶような、甘く美しいメロディが多くの人を魅了する作品です。

この楽曲は1856年にワルシャワで出版されて以来、世界中で愛され続けてきました。

アニメ『Classicaloid』で取り上げられたり、東海道新幹線の駅メロディとして使われたりしているので、きっと耳なじみがあるでしょう。

本作のオクターブや7連符などが織りなす装飾的なパッセージは、サロン音楽のような優雅さを感じさせます。

少し背伸びをして大人びた憧れの曲に挑戦したい小学生、中学生のお子さまににぴったりの一曲です。

ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

第36回入賞者記念コンサート/若林陸斗 モーツァルト:ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章
ピアノ・ソナタ K.545 第1楽章Wolfgang Amadeus Mozart

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトのピアノ作品の中でも、特に有名なこの一曲。

「クラシックは詳しくないけど、このメロディは知っている!」という方も多いのではないでしょうか。

1788年6月に、ピアノの学習者のためにという意図を込めて作られた本作は、明るく軽やかな雰囲気が魅力的です。

ただ、親しみやすさとは裏腹に、美しく弾きこなすのは決して簡単ではありません。

左手の伴奏とのバランスを取りながら、右手のメロディの音の粒をきれいにそろえるなど、大切な技術が数多く詰まっています。

有名な曲を発表会で披露することは大きな自信になるはず!

弾きこなせた時の達成感は格別ですよ。