70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング
1970年代の音楽と言えば、昭和歌謡と呼ばれるような、今もなお愛されている名曲がたくさん生まれた時代。
そうした名曲の数々はもちろん当時のCMに起用されました。
さらに当時多くのリスナーに支持された70年代の楽曲たちは、リリースから数十年たってからCMソングに起用されるということも多いんですよね!
そこでこの記事では、1970年代にリアルタイムで起用された楽曲はもちろん、1970年代にリリースされた曲でありながら、それ以降にCMソングに起用された曲まで、幅広く紹介していきますね!
当時の懐かしいCMから最近放送されたCMまで、時代を超えて愛される70年代の名曲を一挙にお楽しみください。
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70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング(1〜10)
喝采ちあきなおみ


宇宙人ジョーンズが登場するサントリーBOSSの人気CM。
ミッツ・マングローブさんと德光和夫さんが親戚同士で共演した2015年のCMでは、ちあきなおみさんの1972年にリリースされたナンバー『喝采』が起用されました。
徳永英明さんや一青窈さんなど、多くのアーティストにもカバーされ、長年に渡って多くの視聴者の心をつかんでいます。
故郷に残しもう亡くなってしまった恋人のことを思いながら、シンガーとしてステージに立ち続け歌う様子を描いたこの曲。
ちあきなおみさんの『劇場』と『夜間飛行』とともに、ドラマチック歌謡三部作とも言われています。
港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカダウン・タウン・ブギウギ・バンド


ダウン・タウン・ブギウギ・バンドの『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』は、1975年にリリースされた、クールな雰囲気が魅力的な楽曲です。
ギターのリフを中心とした力強いサウンドと、そこにボーカルの語りが重なるという、独特な構成でも語り継がれています。
歌詞に横浜や横須賀が登場するところも印象的で、ご当地ソングとしても愛されている楽曲ですね。
独特な語り、疑問を投げかけるフレーズが使いやすいことから、この部分に注目して、ニデックなどのCMソングとしても使われています。
チェルシーの唄シモンズ

明治のチェルシーのCMには、商品名をそのまま曲やタイトルに盛り込んだ『チェルシーの唄』という曲が起用されていました。
アグネス・チャンさんやPUFFY、Every Little Thingなど、長年に渡ってCM放送時にはこの曲が歌われてきました。
そのもともとのオリジナル版を歌っているのが女性フォークデュオのシモンズです。
透き通るような美しい歌声が聴いていてとても心地いいですね。
子供のころを思い出すような、ちょっぴり懐かしさを感じるメロディーと歌詞に親近感を覚えた方も多いのではないでしょうか。
70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング(11〜20)
愛のメモリー松崎しげる

三浦友和さんが出演するグリコの「アーモンド・チョコレート」のCMに起用されていたのは、松崎しげるさんの名曲『愛のメモリー』です。
当初は『愛の微笑み』というタイトルでしたが、三浦友和さんと山口百恵さんが共演したCMでこの曲が起用されたことをきっかけに曲への注目が集まり、歌詞を一部変え『愛のメモリー』としてリリースされました。
2012年には『愛のメモリー』のリリースから35年目を迎えたことを記念して、さまざまなバージョンを楽しめる全曲『愛のメモリー』のCDをリリースしました。
歌詞には自分の人生を美しくしてくれた大切な人への愛が描かれています。
夢想花円広志

レモンサワーのレモンは濃い方がいいのだと、ムロツヨシさんがクイズに答えるような形でアピールするCMです。
飲んだあとのリアクションも注目のポイントで、どこまで満足度が高い商品なのかもしっかりと伝えています。
そんなレモンが濃いということをさらに強調しているのが、最後に流れる『夢想花』の替え歌です。
「濃いめ」を連呼するだけの歌詞ではありますが、原曲のさわやかなサウンドと重なることで、濃さの中の爽快感もしっかりと表現されていますね。
いい日旅立ち山口百恵

伝説的な女性シンガー、山口百恵さんの1978年にリリースされた代表曲の一つ。
谷村新司さんが作詞したことでも有名ですよね。
「DISCOVER JAPAN(美しい日本と私)」をテーマにした国鉄こと日本国有鉄道による旅行誘致キャンペーンソングとして制作されたナンバーで、日本の情緒が描かれた趣深い歌詞にさまざまな心情が重なります。
CMを見ると当時の記憶や旅への思いがよみがえってくるのではないでしょうか。
どこか未来の日本への願いのようなものも感じられますね。
今もなお、多くのアーティストにカバーされる時代をこえた名曲です。
恋のダイヤル6700フィンガー5

フィンガー5の『恋のダイヤル6700』は、1973年に3枚目のシングルとしてリリースされた楽曲です。
オリコンのシングルチャートで1位を獲得したほか、『東映まんがまつり』内の作品『フィンガー5の大冒険』の主題歌に起用されたこともあって、幅広い世代に愛されました。
電話が鳴り響く音をテーマにしたフレーズ、恋をイメージさせるかわいらしい歌詞など、明るい雰囲気がまっすぐに伝わってくる楽曲ですね。
冒頭の電話が鳴る音の軽やかさが注目され、CMソングとしてはこの部分に注目して使われることが多い印象ですね。





