70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング
1970年代の音楽と言えば、昭和歌謡と呼ばれるような、今もなお愛されている名曲がたくさん生まれた時代。
そうした名曲の数々はもちろん当時のCMに起用されました。
さらに当時多くのリスナーに支持された70年代の楽曲たちは、リリースから数十年たってからCMソングに起用されるということも多いんですよね!
そこでこの記事では、1970年代にリアルタイムで起用された楽曲はもちろん、1970年代にリリースされた曲でありながら、それ以降にCMソングに起用された曲まで、幅広く紹介していきますね!
当時の懐かしいCMから最近放送されたCMまで、時代を超えて愛される70年代の名曲を一挙にお楽しみください。
70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング(16〜20)
神田川かぐや姫


かぐや姫の『神田川』は1973年にリリース、恋人との思い出を振り返るような歌詞が共感を呼んでヒットした楽曲ですね。
実話も踏まえた歌詞だというところも大きなポイントで、実在する地名が登場することもあって、歌詞にもリアリティがありますよね。
サウンドはフォークソングの王道ともいえるやさしい音色で、ここから思い出を振り返る切なさやあたたかさも伝わってきます。
CMソングとしては、南こうせつさんが出演する宝焼酎の純レジェンドのCMに起用、笑顔の映像との重なりによって寂しさよりもあたたかさが強調されているような印象です。
大都会クリスタルキング

1998年に放送されたポッカのクリスタルブラックのCMに起用された、クリスタルキングの代表曲『大都会』。
CMにはボーカルの田中昌之さんも出演し、毎回歌い出し以降の所を歌わせてもらえないというおもしろいCMでした。
ときにはフリーホールに乗り歌というよりも叫びに変わってしまったり、歌い出し以降を天童よしみさんに取られ出だしが似ている『川の流れのように』を歌われてしまったり……。
曲そのものは田中さんのスカっとするようなハイトーンボイスが印象的!
あんなふうにスカっと歌ってみたいと思われた方も多いのではないでしょうか。
ホームにて中島みゆき

中島みゆきさんの『ホームにて』は、1977年にリリースされたシングル『わかれうた』のB面に収録された楽曲です。
B面の曲でありながら、ドラマ『北の国から』の挿入歌に起用されるなど、タイアップが多いこともあって人気を集めました。
アコースティックギターを中心とした静かなサウンドにのせて、ふるさとへ向かう列車のホームの風景が描かれている、さみしさやあたたかさが込められた楽曲ですね。
CMソングとしてはJR東日本のCMに起用、駅をテーマにした曲、ふるさとへ思いをはせるあたたかい空気がしっかりと伝わってきますね。
学園天国フィンガー5


スナックを舞台に西川貴教さんが歌うこちらは、アサヒのGINONのCMです。
吉瀬美智子さんが店主を務めるスナックで西川さんは『学園天国』の替え歌を熱唱し、その高い歌唱力を遺憾なく発揮しています。
ただ歌っているだけではありますが、なんだおもしろくって何度も観たくなるCMですね。
また逢う日まで尾崎紀世彦


サントリーのペットボトルの分別を啓蒙するCMで、元SMAPの稲垣吾郎さん、草彅剛さん、香取慎吾さんが出演しています。
壁の裏に隠れた草彅さんが稲垣さんと香取さんに飲み終えたペットボトルの捨て方をレクチャー。
剥がしたラベルと外したキャップはペットボトルと一緒にそのままサントリーのゴミ箱に入れていいと紹介されており、「そうなんだ!」と驚いた方も多いのではないでしょうか?
BGMには昭和歌謡の名曲、尾崎紀世彦さんの『また逢う日まで』のインストアレンジバージョンが起用。
流麗で心地いいメロディラインがとってもすてきですよね。