70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング
1970年代の音楽と言えば、昭和歌謡と呼ばれるような、今もなお愛されている名曲がたくさん生まれた時代。
そうした名曲の数々はもちろん当時のCMに起用されました。
さらに当時多くのリスナーに支持された70年代の楽曲たちは、リリースから数十年たってからCMソングに起用されるということも多いんですよね!
そこでこの記事では、1970年代にリアルタイムで起用された楽曲はもちろん、1970年代にリリースされた曲でありながら、それ以降にCMソングに起用された曲まで、幅広く紹介していきますね!
当時の懐かしいCMから最近放送されたCMまで、時代を超えて愛される70年代の名曲を一挙にお楽しみください。
70年代のCM曲。懐かしのコマーシャルソング(21〜25)
UFOピンクレディー

ピンク・レディーをリアルタイムで見ていなくとも『UFO』は知っているという方もきっと多いのではないでしょうか。
それほどまでに影響が強く、CMでもよく耳にしますよね。
1977年にリリースされ、最大のヒットとなった楽曲。
プロデューサーの酒井政利さんと作詞家の阿久悠さんのイースター島でのエピソードが盛り込まれた世界観も特徴的です。
70年代はピンク・レディーのお二方も出演した「日清焼そばU.F.O.」のCMに起用され、CMに合わせた替え歌が使用されました。
2010年代後半ではUQモバイルのCMでもなじみ深いですね。
まさに宇宙規模のメガヒットナンバーです。
木綿のハンカチーフ太田裕美

2004年に放送されたサントリーの「ニュースタイル・ラテSORA」のCMに起用されたのは、太田裕美さんの名曲『木綿のハンカチーフ』です。
椎名林檎さんやスピッツの草野マサムネさん、綾瀬はるかさんなどさまざまなアーティストにカバーされ、長年愛されています。
爽やかでかわいらしさを感じるポップなメロディーにのせて、遠距離恋愛をする恋人同士の心情を男性目線からも女性目線からも歌っています。
徐々に都会に染まって心まで変わっていく彼氏を、どうかあの頃のままそのままでいてほしいと故郷で願う彼女。
ちなみに彼氏のことをじっと待つ曲の中の彼女に対して、歌う太田裕美さんは何でもはっきり言ってしまう真反対の正確だそうです。
Our HouseCrosby, Stills, Nash & Young


音の聞こえ方は自分と世界とのつながりでもあり、周りとの関係性を作る大切なものです。
その世界との関係性をサポート、聴力の健康を助けるAirPods Pro 2のヒアリング補助機能を紹介していくCMです。
子供と積み重ねてきた思い出も、音の聞こえ方によってはかすれてしまう、それを機能でしっかりとサポートして関係性も支えるという思いが感じられますね。
そんな子供との思い出を実感するドラマで、娘が演奏している楽曲は、クロスビー,スティルス,ナッシュ&ヤングの『Our House』です。
原曲はピアノを取り入れたバンドサウンドですが、穏やかな曲調なので、CMの弾き語りのスタイルにもマッチしていますね。
学生街の喫茶店GARO


GAROの『学生街の喫茶店』は、1972年のアルバム『GARO2』に収録、そこからシングルとしてもリリースされるなど、人気の高い楽曲です。
シングルのリリース当初はB面に収録されていましたが、ラジオでのプッシュをきっかけに火がつき、GAROの最大のヒットと言われるほどに人気を集めました。
学生街にある喫茶店を舞台にしたような内容で、暗さも含んだサウンドやメロディーも印象的ですね。
CMに起用される場合は、この曲の学生という部分に注目することが多く、歌詞も参考にしてノスタルジーをしっかりと伝えていきます。
別れの朝ペドロ&カプリシャス

ペドロ&カプリシャスの『別れの朝』は1971年にリリース、グループの代表的な曲としても知られている楽曲です。
原曲はオーストリアの歌手、ウド・ユルゲンスさんの『Was Ich Dir Sagen Will』という楽曲で、これになかにし礼さんが日本語の歌詞をつけたものがこの曲です。
サウンドは原曲とも雰囲気が違う歌謡曲のテイストが強いもので、この力強いサウンドにのせて、わかれの悲しみが歌われています。
寂しさをふり払おうとする力強さが感じられる楽曲なので、CMソングに起用されるときも、前に進む力を強調しているような印象ですね。