70年代の洋楽ポップスの名曲・ヒット曲
音楽史のなかでも、特に変化の激しかった1970年代。
R&Bの基礎となったニュー・ソウル、独特のシンセサイザーを用いたディスコミュージック、型にはまらない奇抜な音楽性が印象的なニュー・ウェーヴなど、さまざまなジャンルが脚光を浴びていました。
今回は、そんな1970年代に大ヒットした洋楽のポップスをご紹介!
老若男女を問わず、誰でも知っているような名曲から、CMやバラエティなどでよく使用される隠れた名曲まで、幅広くピックアップしています。
ごゆっくりとお楽しみくださいませ!
70年代の洋楽ポップスの名曲・ヒット曲(6〜10)
Hotel CaliforniaThe Eagles

イーグルスの名曲、『Hotel California』。
この曲の魅力はなんといっても作曲の複雑さにあるでしょう。
13本ものギターを重ねたアルペジオ、ドン・フェルダーさんとジョー・ウォルシュさんによるハイセンスなギター・リフなど、演奏に非常に深いこだわりが感じられます。
リリックも印象的で、堕落した生活をホテルで過ごす主人公が、自分の生活に嫌気がさしながらも抜け出せないという、退廃的なものに仕上げられています。
ImagineJohn Lennon

1971年にリリースされた楽曲、『Imagine』。
この曲はビートルズのメンバーである、ジョン・レノンさんの曲で、地域によっては音楽の教科書にも載っているほど、有名な作品です。
この曲の見どころはなんといっても、平和を歌ったリリックにあると思います。
国家や宗教の対立によって起こる争いを無意味と主張した哲学的な作品で、ジョン・レノンさんの人間性を深く表しています。
ビートルズやジョン・レノンさんを知らないという若い方は、ぜひチェックしてみてください。
I Will SurviveGloria Gaynor

グロリア・ゲイナーさんの名曲、『I Will Survive』。
日本では『恋のサバイバル』というタイトルで知られています。
この曲の見どころはなんといっても、女性らしさにあると思います。
情熱的なメロディーと女性の恋愛模様を歌ったリリックが非常に印象的な作品です。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパンのアトラクション『モンスター・ロックンロール・ショー』に登場するフランケンシュタインの花嫁、ブライドが歌っているため、若い世代もご存じの方は多いのではないでしょうか?
Stayin’ AliveBee Gees

イギリス人のギブ三兄弟を中心に結成された男性ボーカル・グループ、ビージーズ。
アダルト・コンテンポラリー、ソフト・ロック、サイケデリック・ポップ、ディスコミュージックなど、幅広い音楽性で知られており、1970年代にいくつものヒットソングを生み出しました。
そんな彼らの作品のなかで、特にオススメしたいのが、こちらの『Stayin’ Alive』。
彼らの代表的な作品の1つで、ファルセットを中心としたファンキーな雰囲気がただよう、ディスコミュージックに仕上げられた名曲です。
You’ve Got a FriendCarole King

キャロル・キングさんの名曲、『You’ve Got a Friend』。
この曲は彼女の代表的な作品の1つで、これまでに多くのアーティストによってカバーされました。
カバーされるたびにチャートで上位を記録していることから、作曲の時点で優れた曲ということがわかりますね。
もともと作曲家として活動していたキャロル・キングさんだからこそ成せた偉業ではないでしょうか?
原曲はもちろんのこと、カバーも素晴らしいため、ぜひ聴き比べてみてください。