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80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲

今回は、80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲を紹介します。

ニューウェーブやパンク、ヴィジュアル系など、80年代のロックバンドは、たくさんの音楽性が出てきておもしろい時代でした。

バンドブームとも言われていたこの時代、個性的なバンドも数多くいます。

80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(1〜10)

TO-SEARCHBUCK-TICK

1986年10月発売、BUCK-TICKのデビューシングル曲です。

当時のインディーズレーベルから発売されたため、その後移籍したメジャーレーベルのオリジナルアルバムには収録がされておらず、1999年に発売された2枚目のベストアルバム『BT』に初収録されました。

また、メジャーレーベル移籍後初のシングル『JUST ONE MORE KISS』のカップリング曲としても収録されています。

全部このままでJUN SKY WALKER(S)

JUN SKY WALKER(S) – 全部このままで [2008.05.21]
全部このままでJUN SKY WALKER(S)

1988年5発売、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビューアルバム『全部このままで』に収録されている曲。

1曲目の収録であることから、彼らのデビュー曲と言われています。

ファーストシングル曲は同年11月に発売された『すてきな夜空』で、同日発売のメジャー2枚目のアルバム『ひとつ抱きしめて』に収録されています。

デーデエレファントカシマシ

1988年3月発売、エレファントカシマシのデビューシングル曲。

同日に発売されたファーストアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』にも収録されています。

1990年代後半デビューのイメージが強いエレファントカシマシですが、実はバンド自体は中学生の時に結成されており、現在でも当時のメンバーを含む4人でバンド活動を行っています。

魂を感じるこの楽曲は、音楽家としてキャリアの長い宮本浩次ならではの作品です。

80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(11〜20)

みにくいあひるのこかまいたち

かまいたち (Kamaitachi) – いたちごっこ (Itachigokko) (FULL ALBUM)
みにくいあひるのこかまいたち

“はちゃめちゃ狂”という異名で語られる、京都で結成されたヴィジュアル系パンク・ロックバンド、かまいたちが放った代表的なナンバーです。

誰もが知る童話をモチーフに、周囲から笑われ疎外される者の悲哀と、内に秘めた美しさへの渇望を描いています。

見た目で判断されることへの反骨精神や、いつか本当の姿を認められたいと願う切実な思いが、荒々しいパンクサウンドに乗って胸に突き刺さりますよね。

この楽曲は1989年9月発売の1stアルバム『いたちごっこ』に収録され、その後メジャー盤『はちゃめちゃ狂』にも収められました。

周りとなじめずに孤独を感じる時や、自分らしさを貫きたいと強く思う夜に聴けば、きっと心が奮い立つのではないでしょうか。

恋のダンスホールCHEESE

CHEESE / 恋のダンスホール (Dance hall)
恋のダンスホールCHEESE

東京のインディーシーンで注目を集めたガールズトリオ、CHEESEを象徴するパワーポップチューンです。

甘酸っぱいメロディーと疾走感あふれる8ビートが、聴いているだけでワクワクさせてくれます。

賑やかなダンスホールで好きな人を見つけたけれど、なかなか声をかける勇気が出ない……そんな甘くてもどかしい恋心が、キラキラしたギターサウンドと弾むようなリズムに乗って伝わってきます。

本作は、1987年4月に当時のネオGSシーンを記録した名コンピレーションアルバム『ATTACK OF… MUSHROOM PEOPLE!』に収録されていました。

Titus GroanVelle Witch

英国のゴシック小説に描かれた、退廃的な世界観を音で表現した1曲です。

1988年11月に自主制作されたデモテープ『血・貴婦人 / Blood Noblewoman』に収められた本作は、9分を超える長尺の中に、じわじわと迫るような不穏な雰囲気が満ちています。

重厚なベースと力強いドラムが刻むリズムの上で、古谷由紀江さんの個性的なビブラートを効かせた歌声が響き渡り、ミステリアスな魅力を一層引き立てているんです。

儀式的な荘厳さを感じさせるサウンドが、聴く人を物語の奥深くへと誘います。

エメラルドの山彦サボテン

Saboten – エメラルドの山彦 Emerald no yamabiko (Emerald Echo)
エメラルドの山彦サボテン

1981年頃に活動を始めたサボテン。

1982年に公開されたデビューアルバム『サボテン』の冒頭を飾るのがこの楽曲です。

変拍子を多用した実験的なサウンドと、どこか危うさを感じさせるローファイな演奏が、絶妙に組み合わさっています。

歌詞で物語を伝えるというより、楽器の音色や曲の構成そのもので世界観を表現するアプローチは、当時とても斬新だったのではないでしょうか。

エリック・サティの楽曲をバンドで演奏するという着想から始まったというエピソードにも、彼女たちの芸術的な感性がうかがえます。

既成概念にとらわれない自由な音楽に触れたいときにぴったりの1曲かもしれません。