80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲
今回は、80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲を紹介します。
ニューウェーブやパンク、ヴィジュアル系など、80年代のロックバンドは、たくさんの音楽性が出てきておもしろい時代でした。
バンドブームとも言われていたこの時代、個性的なバンドも数多くいます。
80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(6〜10)
I’LL KILL YOUX

1985年6月発売、X JAPAN改名前のXのデビューシングル曲。
1988年4月に発売されたファーストアルバム『Vanishing Vision』にも収録されています。
90年代の邦楽ロックシーンに大きな影響を与えたX JAPANですが、この曲はインディーズ時代に制作されたもので、販売はすべてバンド関係者による手売りで行われ完売させたと言う逸話が残っています。
IMAGE DOWNBOØWY

1982年3月発売、BOØWYのデビューアルバム『MORAL』に収録されている曲。
1曲目の収録であることから、彼らのデビュー曲と言われています。
シングル化はされていませんがファンからの支持が高く、1998年2月に発売されたベストアルバム『THIS BOOWY』には、当時のライブ音源がそのまま収録されています。
TO-SEARCHBUCK-TICK

1986年10月発売、BUCK-TICKのデビューシングル曲です。
当時のインディーズレーベルから発売されたため、その後移籍したメジャーレーベルのオリジナルアルバムには収録がされておらず、1999年に発売された2枚目のベストアルバム『BT』に初収録されました。
また、メジャーレーベル移籍後初のシングル『JUST ONE MORE KISS』のカップリング曲としても収録されています。
全部このままでJUN SKY WALKER(S)

1988年5発売、JUN SKY WALKER(S)のメジャーデビューアルバム『全部このままで』に収録されている曲。
1曲目の収録であることから、彼らのデビュー曲と言われています。
ファーストシングル曲は同年11月に発売された『すてきな夜空』で、同日発売のメジャー2枚目のアルバム『ひとつ抱きしめて』に収録されています。
デーデエレファントカシマシ

1988年3月発売、エレファントカシマシのデビューシングル曲。
同日に発売されたファーストアルバム『THE ELEPHANT KASHIMASHI』にも収録されています。
1990年代後半デビューのイメージが強いエレファントカシマシですが、実はバンド自体は中学生の時に結成されており、現在でも当時のメンバーを含む4人でバンド活動を行っています。
魂を感じるこの楽曲は、音楽家としてキャリアの長い宮本浩次ならではの作品です。