80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲
今回は、80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲を紹介します。
ニューウェーブやパンク、ヴィジュアル系など、80年代のロックバンドは、たくさんの音楽性が出てきておもしろい時代でした。
バンドブームとも言われていたこの時代、個性的なバンドも数多くいます。
80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(21〜30)
週刊東京『少女A』爆風スランプ

1984年8月発売、爆風スランプのデビューシングル曲で、同日に発売されたファーストアルバム『よい』にも収録されています。
個性的な曲名が多い爆風スランプですが、この曲のタイトルに付いている「少女A」とは、中森明菜の代表曲である「少女A」から来ており、インパクトを与えるなどの意味からこのタイトルが付けられました。
ROUTE 246LINDBERG
1989年4月発売、LINDBERGのデビューシングル曲で、同日に発売されたファーストアルバム『LINDBERG I』にも収録されています。
もともとアイドル歌手だった渡瀬マキとバックバンドで演奏を行っていた平川達也の二人から始まったバンドで、最終的には平川達也の知人ら2人が加わりバンドが結成されました。
作曲はZIGGYのボーカルを務める森重樹一が担当しています。
80年代の邦楽ロックバンドのデビュー曲(31〜40)
恋はバランスPRINCESS PRINCESS
1987年4月発売、プリンセス プリンセスのデビューシングル曲で、1987年5月発売されたファーストフルアルバム『TELEPORTATION』にも収録されています。
バンドとしての方向性が定まっていない中で収録された曲で、作詞はバンドメンバーである中山加奈子が担当しています。
作曲は鈴木キサブローによるものですが、メンバーからの反発もあってこれ以降の楽曲はすべてバンドメンバーで行われるようになりました。
金曜日のライオン (Take it to the Lucky)TM NETWORK

1984年4月発売、TM NETWORKのデビューシングル曲で、同日に発売されたデビューアルバム『RAINBOW RAINBOW』にも収録されています。
当時まだめずらしかったテクノサウンドを取り入れたロックバンドで、90年代のアーティストに大きな影響を与えたバンドでもあります。
また、デビューシングルとデビューアルバムを同日にリリースするという、めずらしい販売体制も当時話題となりました。
Hystery-MysteryUNICORN

1987年10月発売、UNICORNのデビューアルバム『BOOM』に収録されている曲で、1曲目の収録であることからデビュー曲と言われています。
1990年代の邦楽シーンに大きな影響を与えたロックバンドの一つです。
1993年の一時解散以降も、ボーカルの奥田民生はソロシンガーとして活躍しています。
2009年には正式にバンドの再結成が発表されました。
萠黄色のスナップ安全地帯

1982年2月発売、安全地帯のデビューシングル曲。
オリジナルアルバムへの収録はありませんが、1993年8月に発売された2枚目のベストアルバム『安全地帯ベスト2 〜ひとりぼっちのエール〜』にも収録されています。
1973年に結成されたロックバンドで、1981年にはデビュー前にもかかわらずタイヤメーカーのCMソングを担当していたこともあります。
釈迦筋肉少女帯

1988年6月発売、筋肉少女帯のデビューシングル曲で、同日に発売されたメジャーファーストアルバム『釈迦L』にも収録されています。
バンドメンバーの入れ替わりが激しいことでも有名な筋肉少女帯ですが、このデビュー曲を制作したのは第18期と言われるメンバー編成時。
1982年のバンド結成から最近に至るまで実に23回ものメンバー再編成が行われています。