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名曲ばかり!懐かしの80年代洋楽バラードまとめ

80年代の洋楽といえば、MTV全盛期ということもあって多くの派手なMVがテレビで放映され、日本国内のヒットソングと変わらぬ感覚で楽しんだ世界的なヒット曲が数え切れないほどに存在します。

80年代に青春を過ごされた方にとっては、思い出の一ページの中に大好きな洋楽の名曲が大抵は流れているのではないでしょうか。

今回の記事では、そんな80年代の洋楽の中でも「バラード」に焦点を当てた名曲たちを集めてみました。

80年代の洋楽は層が厚すぎますし紹介し切れるものではないのですが、ストレートなバラードからミディアム・バラード、ロック・バンドによるパワー・バラードまで幅広い視点でのバラードの名曲をぜひお楽しみください!

名曲ばかり!懐かしの80年代洋楽バラードまとめ(1〜20)

One More NightPhil Collins

Phil Collins – One More Night (Official Music Video) [HD Upgrade]
One More NightPhil Collins

英国のプログレッシブロックグループ、ジェネシスのドラマーだったフィル・コリンズさんがソロとして独立し、最初にリリースしたアルバムからの名バラードです。

ほの暗い空間を感じさせる響きのサウンドと歌声は、タイトル通り夜をイメージさせ、それは同じく夜を連想させるマイルス・デイビスさんの『Round Midnight』にも比較できるほど印象度が高いですね。

切々と「もう一晩、もう一晩……」と繰り返される歌詞もシンプルであるがゆえに、心に刺さってきます。

このナンバー以降、ポップで明快な曲調で数々のヒットを飛ばしたフィルさんですが、映画『カリブの熱い夜』で披露した『Take A Look At Me Now』など、実は切々系バラードの大家でもあります。

独り切ない想いを抱えた夜には、こちらの曲も、ぜひ。

Never Tear Us ApartINXS

INXS – Never Tear Us Apart (Official Music Video)
Never Tear Us ApartINXS

マイケル・ハッチェンスさんを中心とするオーストラリアのバンド、インエクシスが1988年にリリースした6作目『Kick』に収録されている名バラードですね。

バイオリンなどの弦楽器を効果的に使い、ワイルドなムードを振りまくマイケルさんの歌声に気品と荘厳さを付け加えたサウンドが個性的であると同時に、残念ながら自死してしまった彼の存在が唯一無二だったことを痛感させるナンバーに仕上がっています。

ドアーズのジム・モリソンさんとも重なるスキャンダラスな生き方も20世紀のロックの一面を体現しているように感じられ、21世紀の今、聴き直すと感慨深いのと同時に、ロックミュージックの存在感を改めて抱かせてくれます。

Waiting for a Girl Like YouForeigner

ベテランミュージシャンによる米英混合のロックバンド、フォーリナーの1981年作『4』に収録されたスローナンバーです。

イギリスの名ロックボーカリスト、ポール・ロジャースさんを思わせるソウルフルな声で歌うルー・グラムさんは、ようやく目の前に現れた女性に運命を感じ、それを確かめようと問いかけるリリックを、抑制を利かせながら歌い上げています。

サビの部分は、聴き手の感情を大きく揺さぶるエモーショナルなシャウトが破壊力バツグンですね。

シンセを効果的に使った浮遊感あふれるサウンドも80年代ならではで、ルーさんの歌声とくっきりしたコントラストを作っているところにバンドのセンスを感じさせます。

True ColorsCyndi Lauper

Cyndi Lauper – True Colors (Official HD Video)
True ColorsCyndi Lauper

アメリカを代表する女性アーティストにして、大の親日家でもあるシンディ・ローパーさんの代表曲の1つに挙げられる名バラードです。

1986年にリリースされたセカンド・アルバム『True Colors』の1stシングルにして、全米チャート1位を記録しました。

本作では、悩める人への共感と励ましのメッセージが込められており、自分らしさを大切にすることの価値を伝えています。

シンディさんの独特な声とキャラクターが、楽曲の魅力をさらに引き立てていますね。

また、本作はLGBTQ+の権利擁護のテーマ曲としても使用されるようになり、多くの人々に影響を与え続けています。

Uptown GirlBilly Joel

Billy Joel – Uptown Girl (Official Video)
Uptown GirlBilly Joel

1960年代のドゥーワップに強く影響を受けた軽快なメロディが印象的な楽曲です。

労働者階級の青年が、上流社会の女性に恋をするという普遍的なラブストーリーを、アメリカのビリー・ジョエルさんが巧みに表現しています。

明るく陽気なメロディーに乗せて、階級を超えた恋愛の世界を描き出した本作は、1983年9月にアルバム『An Innocent Man』からシングルカットされた作品です。

イギリスでは1位を獲得し、約97万5千枚の大ヒットを記録しました。

1984年にはMTVミュージックビデオ・アワードにノミネートされ、洗練されたポップスとして高い評価を得ました。

快活なリズムと希望に満ちたメッセージは、恋愛に前向きな気持ちを後押ししてくれます。