90年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲
「〇〇の秋」という言葉がありますが、音楽が好きな方にとっての穴埋めならやはり「音楽の秋」ですよね!
毎年たくさんの秋にぴったりな曲が歌われていますが、この記事では1990年代にヒットした秋ソングを特集してみました。
木の葉が舞うシーズンにぴったりなバラードや、懐かしい雰囲気のポップスまで90年代のエッセンスを凝縮したプレイリストに仕上がりました。
平成初期の独特な雰囲気にある社会で生まれた曲を今になって聴くと、さまざまなことを思い出してしまうこと間違いなしです!
90年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲(1〜10)
君がいた夏Mr.Children

これまで発表されたアルバムのうち14作がミリオンセラーを達成しているという驚異的な人気を誇り、いまやその名を知らない人はいないほどのモンスターバンドとなったMr.Childrenの1作目のシングル曲。
リリース当時まだ無名であったことから自身の作品としてはチャート最低順位となっていますが、あらためて聴いてみるとすでにその高い音楽センスを感じさせるクールなアレンジがちりばめられていることに気づくのではないでしょうか。
終わってしまった夏を振り返った歌詞は、秋のセンチメンタルな空気とともに心を震わせますよね。
目を閉じて聴けば情景がイメージできるような、エモーショナルなナンバーです。
PRIDE今井美樹

秋風に吹かれながら聴きたくなる作品です。
今井美樹さんが歌う楽曲で、1996年11月に発表されました。
フジテレビ系ドラマ『ドク』の主題歌に起用され、大ヒット。
160万枚以上を売り上げるミリオンセラーとなりました。
特に女性層から支持を集め、カラオケでは定番曲に。
自己愛とプライドをかけた深い歌詞が、聴く人の心を強く打ちます。
秋の夜長にぴったりの余韻を残してくれますよ。
Another Orion藤井フミヤ

1992年にチェッカーズが解散し、翌年からソロ活動を開始した藤井フミヤさんも当時の音楽シーンを彩ったアーティスト。
この曲は、真っすぐな愛をつづった名バラードで記憶に残っている方も多いのではないでしょうか?
オリオン座というと冬の星座のイメージが強いですが、夏の物語のドラマのために書き下ろされたこの曲は、「心の中のオリオン座」という意味合いを込めて『Another Orion』と名付けられたそうです。
90年代にヒットした秋ソング。邦楽の名曲、人気曲(11〜20)
誰より好きなのに古内東子

「恋愛の神様、教祖」とも称されるスタイルを確立し、ブラックミュージックをJ-POPに落とし込んだ楽曲で人気を博したシンガーソングライター、古内東子さん。
ワイドショー番組『ザ・ワイド』のエンディングテーマとして起用された7thシングル曲『誰より好きなのに』は、古内東子さんの代表曲として知られている大ヒットナンバーです。
好きな人への伝わらない思いを描いたリリックは、多くの方が共感してしまうのではないでしょうか。
透明感のある歌声とピアノの音色が切なさを加速させる、1990年代の秋ソングを代表するナンバーです。
I Wish渡辺美里

小室哲哉さんが楽曲を手がけた4thシングル曲『My Revolution』の大ヒットによりその名を幅広く知らしめたシンガーソングライター、渡辺美里さん。
9thアルバム『Baby Faith』のラストを飾る楽曲『I Wish』は、叙情的なピアノの音色をフィーチャーしたアンサンブルがノスタルジックな気持ちにさせますよね。
大切な人との別れを描いたリリックは、時代背景の描写とともにリアリティーを感じさせるのではないでしょうか。
センチメンタルな歌声とメロディーが耳に残る、秋を彩る名曲です。
いちょう並木のセレナーデ小沢健二

秋の銀杏並木を舞台にした切ないラブソングです。
1994年8月にリリースされた小沢健二さんのアルバム『LIFE』に収録されています。
恋人との別れを経験した主人公の感情を、センチメンタルな歌詞とメロディーに乗せて表現。
過ぎ去った日々を懐かしむ気持ちと、未来への思いが混ざり合った独特の雰囲気が魅力的です。
ゆったりとしたテンポで、秋の夜長にぴったり。
失恋を経験した人の心に寄り添ってくれる1曲ですよ。
星に願いを森高千里

繊細な感性で描かれた秋の夜空と星座たち。
森高千里さんの1997年リリースの楽曲『星に願いを』は、都会のビル屋上から見える星空をテーマにしています。
アルバム『PEACHBERRY』に収録されたこの曲は、夜空を見上げることで心が癒される様子を優しく歌い上げます。
星座を探しながら、ギリシャ神話の英雄たちに思いを馳せる歌詞が印象的。
夜風に吹かれながら何も考えずに星を見つめる時間は、きっと誰の心も落ち着かせてくれるはず。
日常の喧騒から離れたい時、本作を聴いてみてはどうでしょうか。