90年代のガールズバンド。邦楽の人気バンド
2020年代の現在はポップスやロック、メタルシーンなどにおいて女性だけで構成されたバンドがここ日本でも多く活躍していますが、1980年代の時点ではバンドブームなどもあり、プリンセス プリンセスやSHOW-YAといったメジャーシーンを席巻する存在も生まれました。
それでは1990年代に入って、どのようなガールズバンドが生まれて活躍したのでしょうか。
数という点においては現代ほど多くのガールズバンドがいたわけではないのですが、個性的なバンドも非常に多いのですね。
今回の記事では、80年代末期に結成したバンドや今も活動を継続しているバンドも含めて、1990年代のガールズバンドの歴史に注目してみましょう!
90年代のガールズバンド。邦楽の人気バンド(16〜20)
サルーンロリータ18号

90年代のガールズバンドのくくりで書いてはいますが、もちろんロリータ18号は今も活動しています。
2021年にはニューアルバム『死んでから悲しまれても何も嬉しくない』をリリース!
メジャーデビューする前から少年ナイフのオープニングアクトを任されたり、アメリカ最大の音楽イベントに出演したりと精力的な活動は群を抜いていました。
紆余曲折あって今オリジナルメンバーは石坂マサヨさんだけですが、その音楽の志はデビューした当時を思わせます。
『サルーン』は耳に残る不思議な曲。
聴いたことのない方はぜひ!
Boosternoodles
横浜出身の3人組バンドのnoodlesはボーカルYOKOさんのロックさとかわいらしさをあわせ持つ歌声を、ドラムのAYUMIさんとベースのIKUNOさんがさらに引き立たせます。
『Booster』は映画化された『8.1』の主題歌に起用されました。
InaOOIOO

雑誌の企画から誕生したOOIOOはボアダムスのヨシミさんをボーカルとし、独特な音楽を作り続けるガールズバンド。
『Ina』はアルバム『Feathers Float』からの1曲で、多くの楽器と民族のようなフレーズが特徴的です。
Road RunnerLULU’S MARBLE

国籍、性別の隔てを感じさせない4人組ガレージロックバンドLulu’s Marble。
1994年にデビューし、1999年にはギターボーカルのAkkoさんがバイクでの不慮の事故により他界されたため残りのメンバーで活動していました。
ひずみまくったギターのノイジーサウンドとキュートとは程遠いがなり声、めちゃくちゃかっこいいんです!
そして独特な雰囲気をかもしだすオルガンサウンドもなんだか懐かしくてクセになっちゃいます。
90年代ってこんなに音楽的にもはっちゃけてて最高だなと思わせてくれる伝説的ガールズバンドなので深堀りしてみてください!
SpoonCibo Matto

アメリカで活動する本田ゆかさんと羽鳥美保さんの女性ユニット。
多くの音を利用しメロディを作り上げ、彼女達のリラックスそして脱力感を与える歌声はいつのまにか何度も聴きたくなります。
彼女達の音楽は今でも多くの人を魅了し、オノヨーコのリミックスアルバスにも参加しています。