90年代のガールズバンド。邦楽の人気バンド
2020年代の現在はポップスやロック、メタルシーンなどにおいて女性だけで構成されたバンドがここ日本でも多く活躍していますが、1980年代の時点ではバンドブームなどもあり、プリンセス プリンセスやSHOW-YAといったメジャーシーンを席巻する存在も生まれました。
それでは1990年代に入って、どのようなガールズバンドが生まれて活躍したのでしょうか。
数という点においては現代ほど多くのガールズバンドがいたわけではないのですが、個性的なバンドも非常に多いのですね。
今回の記事では、80年代末期に結成したバンドや今も活動を継続しているバンドも含めて、1990年代のガールズバンドの歴史に注目してみましょう!
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90年代のガールズバンド。邦楽の人気バンド(31〜40)
Mirage On The Iceaphasia

日本のハードロックシーンで異彩を放つ女性バンドAphasia。
1994年に東京で結成、メロディアスなギターと力強くも表現豊かなヴォーカルを軸に独自の音楽を追求してきました。
ハードな楽曲にポップな要素も巧みに取り入れるセンスは注目に値しますね。
1999年に自主制作で発表されたデビュー盤『Mirage on the Ice』は、当時のシーンで大きな話題を呼びました。
音楽雑誌で評価され、1998年のコンピレーション盤『Women’s Power First』参加も彼女たちの実力を示すものです。
多くのHR/HMバンドからの影響を独自に昇華したサウンドは、力強いロックを求める方はもちろん、美しいメロディを愛する方にも響くことでしょう。
リンスPapaya Paranoia

ベース&ボーカルの石嶋由美子さん率いるパパイヤパラノイアは、1980年代のインディーズ・シーンにおいて強烈な個性と卓越した技術を武器に人気を博したガールズバンドです。
1983年に「ねこおどり」という前身バンドで活動を開始、1985年にはヒカシューの巻上公一さんがプロデュースを手がけたオムニバス作品『都に雨の降る如く』にてパパイヤパラノイア名義の楽曲を収録、本格的なデビューを果たしました。
初期はメンバー全員が着物を着用、複雑なベースラインを弾きこなしながら歌う石嶋由美子さんを始めとして、卓越した技術を持ったメンバーたちが生み出すサウンドは一般的なロック・サウンドとはまったく違いますが、不思議とクセになるキャッチーさを兼ね備えているのですね。
ここで紹介している楽曲『リンス』はもちろん『伊勢丹でつかまえて』など、独特の着眼点から生まれる歌詞世界も聴きどころ。
音源も比較的入手しやすく、オススメのバンドですよ!
Easy goingHollywood Star Way

90年代初頭の日本の音楽シーンで、女性だけのロックバンドとして異彩を放ったのがHollywood Star Wayです。
1987年に神戸で結成、グラムロックやハードロックを基盤とし、「お化粧系」と称される華やかなスタイルで注目を集めました。
1991年にはメジャー・デビューを果たし、いくつかのシングルやアルバムが発売され、精力的なライブ活動も展開しました。
その音楽性と強烈なビジュアルは、当時のロックシーンに新たな刺激をもたらしたと言えるでしょう。
神戸のCHICKEN GEORGEなどでの熱いライブは、ファンの間で伝説的なものとして語られています。
1996年に活動を終えましたが、その個性は今なお鮮烈です。
90年代の個性派ガールズバンドを知りたい方は、ぜひ触れてみてください!
sweet strawberry toastesrevnoc

「Converse」のスペルを逆にした、その名もユニークなesrevnocは、1995年に結成された日本のガールズバンドです。
J-POPを基盤に据えながら、ポップロック、エレクトロニカ、ファンク、ソウル、ジャズといったエッセンスを巧みに織り交ぜ、万華鏡のようにきらめくサウンドを創造していましたね。
1998年、シングル『s.s.t.』でメジャー・デビュー。
テレビ番組のテーマソングとして親しまれた楽曲や、スポーツ用品店のCMを彩ったナンバーなど、そのキャッチーな魅力は多くのリスナーの心を掴みました。
1999年当時にリリースされた初のアルバム『eb -esrevnoc better-』は、彼女たちの多彩な音楽性と遊び心が見事に結実した一枚です。
2001年の活動休止は惜しまれますが、その独創的な世界観は今も輝きを放っています。
ジャンルを超えた自由な音楽を求める方には、ぜひお勧めしたいバンドです。
夕なぎNav Katze

1984年にデビューを飾ったナーヴ・カッツェは、邦楽ガールズバンドの黎明期を彩る存在でした。
SWITCHレーベルからの初リリースはムーンライダーズの岡田徹さんがプロデュース、革新的な世界観と独自のサウンドスタイルで注目を集めたのです。
特に山口美和子さんのボーカルは、洗練されかつ感情豊かで心に残り、聴く人々を魅了し続けました。
当時のムーブメントをけん引した彼女たちの楽曲は、今でも多くのファンに愛され、時代を超えた装いで光り輝いています。
バンドのエモーショナルなメロディラインと、思わず体を揺らすリズム感は、80年代のガールズバンドブームを思い出させてくれるでしょう。
もしレコード棚で彼女たちの作品に出会ったら、手に取ってみてください。
90年代のガールズバンド。邦楽の人気バンド(41〜50)
スパイラルダンスいんど猫

1986年にデビューし、1991年まで活躍したいんど猫は、ニューウェイヴ/ポストパンクサウンドを軸に独自の音楽性を追求したバンドです。
『メルクリウス』や『レムノスの土』のようなアルバムでは、日本のバンド界に新たな足跡を残しました。
彼女たちの音楽は影のような危うさを秘めながら聴く者を強く引き付けます。
他のガールズバンドとは一線を画すその個性的な魅力は、今でもくっきりと輝いています。
音源は配信サービスで聴くことができるため、90年代初期、80年代の邦楽シーンに触れたい方はぜひチェックしてみてください。
メロンシャーベットGitogito Hustler

京都にて1995年に産声をあげ、ガレージパンクやポストパンクを基軸に据えるGitogito Hustler。
彼女たちは、エネルギッシュでストレートなサウンドと、女性ならではの視点が光る歌詞で知られる日本の女性4人組パンクロックバンドです。
アメリカのインディーズレーベルGearhead Recordsと契約し、アルバム『Gitogito Hustler』や『Feathered Snake』などを発表、テキサス州オースティンで開催される音楽フェスティバル「SXSW」にも出演し、国際的な評価を獲得しました。
YagoさんとFusaさんが姉妹であることや、2008年のメンバーチェンジといった出来事もバンドの歴史を彩ります。
飾り気のない情熱的なパフォーマンスと、シンプルで力強いサウンドは、リアルなパンクを求めるリスナーの心を掴んで離さないでしょう。
本物のガールズパンクを体感したい方は、ぜひ触れてみてください。
嫉妬Hyper Hindu Squatters

90年代日本のアンダーグラウンド・ハードコアシーンで異彩を放ったHyper Hindu Squattersは、オールガールズ・ハードコアパンクバンドです。
1990年代半ばに活動を開始、スラッシュコアやUSHC等を融合した超高速サウンドと、Melt-Banana初期にも通じる甲高いシャウトボーカルが強烈なインパクトを放ちました。
メジャーでの受賞歴こそありませんが、1997年に自主制作で世に出た7インチEP『Hyper Hindu Squatters』は、収録された『Blue』などと共に、初期衝動が詰まった代表作です。
多くのコンピ盤参加で海外にも名を知られ、「日本の隠れた名バンド」と評価されたのも納得できますよね。
当時のシーンの熱気を体感したい方、唯一無二のガールズバンドを探している方には、ぜひチェックしてほしいバンドです!
MummifyMummy the Peepshow

90年代の日本のインディーズシーンで、エネルギッシュなガレージパンクを鳴らしながらも、とびきりポップな魅力で異彩を放ったガールズバンドがMummy the Peepshowです!
1994年に大阪で結成、ガレージパンクやノイズパンクを土台に、キラキラしたメロディとキャッチーなリフを融合させた音楽性は、まさに彼女たちならではの世界観と言えるでしょう。
1998年にBENTEN Labelからデビューアルバム『Mummy Builion』が世に出され、続くアルバム『This is Egg Speaking…』や名盤『Electric Rollergirl』といった作品群は、当時のシーンに強烈なインパクトを与えたのですね。
2000年にはアメリカのSXSWに出演し海外でも注目を集め、Xbox用ゲーム『Far Cry Instincts』に楽曲がフィーチャーされるなど、その影響力は多岐にわたりました。
ギターボーカルのマキ・マミーさんのパワフルな存在感が、バンドの核となっていました。
90年代のキュートでパンキッシュなガールズバンドの音に触れたいという方は、ぜひチェックしてみてください!
Double FistThug Murder

90年代の終わり、1999年11月に東京で活動を開始したThug Murderは、わずか2年という電光石火の活動期間にもかかわらず、国内外のパンクシーンに鮮烈な記憶を刻み込んだ女性3人組のストリートパンクバンドです。
彼女たちのサウンドはストリートパンクやOi!といったジャンルに根差し、飾り気のないストレートさと反骨心溢れるエネルギーが魅力でしたね。
1999年にEP『Thug Murder』を世に出した後、2001年にはDropkick Murphysのレーベルからアルバム『13th Round』でアメリカ進出を果たしました。
本作は、本国アメリカのパンクファンやメディアからも熱い支持を得たのです。
結成から驚くほど短い期間で海外シーンの注目を集め、Dropkick Murphysとのツアーまで実現させたエピソードは、彼女たちの実力を物語っています。
英語の歌詞にのる独特の日本語アクセントも、唯一無二の個性として愛されました。
初期衝動に満ちたパンクロックや、タフでクールなガールズバンドを探している方には、ぜひ聴いていただきたい存在なのです。



