【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲
18世紀の誕生以来、ヨーロッパを中心に世界中で愛されているアコーディオン。
中国の笙をルーツに持つこの楽器は、耳にするだけで石畳が続くヨーロッパの街並みが思い浮かぶようなおしゃれで華やかな音色で、長きにわたって多くの人々の心を魅了し続けています。
今回は、そんなアコーディオンをメインに使用している作品や、アコーディオンの音色と相性の良い楽曲を集めました。
いずれも、アコーディオンの魅力を堪能できる作品ばかりですので、ぜひ最後までお楽しみください!
【アコーディオン】おしゃれ&一度聴いたら忘れられない世界の名曲(1〜5)
人生のメリーゴーランド久石譲

ジブリ作品「ハウルの動く城」のなかの名曲。
ジブリ作品は、異国情緒のあふれる雰囲気が多いですが、特にハウルは、どこの国というわけではないけれども、そんな感じがします。
そのイメージに、アコーディオンの音色はぴったりだと思います。
アディオス・ノニーノAstor Piazzolla

とてもメロディアスで、ラテンのロマンティシズムを感じる1曲です。
「リベルタンゴ」の曲調がお好みの方には、とくにヒットするかもしれません。
熱く、甘く、感動的です。
旋律も乗りやすく、リスナーの心に強い印象を残します。
おすすめです。
情熱大陸葉加瀬太郎

葉加瀬太郎さんの『情熱大陸』は、アコーディオンの特徴を活かした印象深い楽曲です。
番組プロデューサーの要望で急ピッチで書かれたこの曲は、バンドネオンとのコンビネーションで、タンゴの魅力を現代に伝える新たな旋律を生み出しました。
アコーディオンの音色が猛烈な情熱をイメージさせる一方、バイオリンの繊細なメロディは聴き手の心を優しく包み込む。
聴くたびに新たな発見があり、何度耳にしても色褪せない魅力があります。
葉加瀬太郎さんの才能がふんだんにちりばめられた、忘れがたい名曲です。
スタイルミュゼットAndré Verchurenn

アコーディオン奏者の間ではスタンダードな楽曲の一つとされている『スタイルミュゼット』は、アコーディオンの魅力を余すことなく味わえる1曲です。
鬱々とした雰囲気の中に優雅さも感じられるワルツは、聴く者をヨーロッパの街へと誘います。
懐かしさも感じられますが、日本人にとっては古き良き時代を思い起こさせるというよりは、異国の地への憧れを抱かせるような音楽に聴こえるのではないでしょうか。
チャルダッシュVittorio Monti

チャルダッシュとはハンガリー語で「酒場」という意味の「チャールダ」が由来となっています。
バイオリンで演奏されることの多い名曲ですが、アコーディオンの演奏も哀愁に満ちていてまた一味違う雰囲気になっています。