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【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ

皆さんはアルペジオ、という音楽用語をご存じでしょうか。

いわゆる和音、コードを構成している音を1音ずつ弾いていくことを指し、ギターを弾いている方であればおなじみの言葉ですよね。

ピアノのアルペジオも基本的にはギターと同じで弾き語りの伴奏などにも使える手法ですが、クラシックのピアノ曲を弾く上でも避けては通れないものなのですね。

こちらの記事では、右手の主旋律であれ左手の伴奏であれアルペジオが印象的に使われているクラシックのピアノ曲をまとめて紹介しています。

ピアノ独奏曲を中心として、ピアノ協奏曲なども含めた激しくかっこいい、そして美しいアルペジオの魅力をぜひ味わってみてください!

もくじ

【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ(1〜20)

ソナタ・ファンタジー (ピアノ・ソナタ 第 1番) 作品 39Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年ウクライナ生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。

クラシック音楽とジャズの融合で知られ、20世紀の多作な作曲家の一人です。

紹介している作品は1984年に作曲された全4楽章のピアノソナタで、演奏時間は約18分40秒です。

クラシックの形式美とジャズの自由さを兼ね備え、複雑なリズムと和声、即興的な要素が特徴的です。

本作は、カプースチンさんの創造性と技術が結集した作品で、クラシックとジャズの境界を超えた新しい音楽の可能性を示しています。

独特な音楽性と高い技術性を持つ本作は、挑戦的な曲を求めるピアニストにおすすめです。

フィナーレ Op.40-8(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。

クラシック音楽とジャズを融合させた独自のスタイルで知られ、20世紀および21世紀の最も多作な作曲家の一人とされています。

1984年に作曲された『8つの演奏会用エチュード Op.40』は、カプースチンさんの代表作の一つです。

本作は、ソナタ形式で構成され、力強く推進力に満ちたジャズ的な要素が特徴です。

スウィングやブギウギ、ロック、ラテンのリズムなど、多彩な音楽ジャンルの要素を取り入れており、聴衆を飽きさせない構成となっています。

クラシック音楽の構築性とジャズの語法を融合させた音楽に興味がある方におすすめです。

プレリュード Op.40-1(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

1984年に作曲された『8つの演奏会用練習曲 Op.40』の第1曲目は、ニコライ・カプースチンさんの独自の音楽スタイルを象徴する作品です。

カプースチンさんは1937年生まれのロシアの作曲家兼ピアニストで、クラシック音楽とジャズの融合で知られています。

本作は明るくリズミカルなラテンのリズムが特徴的で、両手で目まぐるしく奏される16分音符が打楽器的な効果を生み出します。

ピアノ1台でジャズコンボが演奏しているような錯覚をもたらす本作は、クラシックとジャズの境界を超えた新しい音楽表現として注目されています。

ジャズやラテン音楽に興味のあるクラシックピアノ愛好家におすすめの1曲です。

12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調Frederic Chopin

エチュード10-1 – ショパン – Etude Op.10 No.1 – Chopin – クラシックピアノ – Classic piano – CANACANA
12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが残した27曲のピアノ練習曲は、音楽性に優れた作品として知られています。

また、高度なテクニックを要することから、コンクールや音楽大学受験の課題曲にも採用されています。

その中でも『12の練習曲 作品10 第1番 ハ長調』は、非常に難易度の高い楽曲です!

猛烈なスピードで上下する右手のアルペジオを、クリアな音で粒をそろえて演奏するのは至難の業!

この曲のキラキラした華やかさを表現するには、演奏者の不断の努力が必要なのです。

闘う者たち植松伸夫

ゲーム音楽界の巨匠、植松伸夫さんが作曲した『ファイナルファンタジーVII』の戦闘曲です。

IからVIまでの従来の戦闘開始イントロを廃止し、新たな試みとして制作されました。

壮大で緊張感のある曲調が特徴で、主に通常戦闘曲として使用されています。

ファイナルファンタジーVIIの音楽はシリーズの中でも高い評価を受け、さまざまなアレンジやカバーが存在します。

2004年に制作されたピアノコレクション版はCDと楽譜とともに発売され、そこに収録された楽曲たちはゲーム音楽のファンはもちろん、クラシック音楽を愛する方にもおすすめの1曲となりました。

とても技巧的にアレンジされ、リズム、跳躍やオクターブ、そしてアルペジオの技術が必要ですが、練習を重ねれば周囲を圧倒させる演奏になるはずです。

【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ

8つの演奏会用練習曲 作品40 第8曲:終曲NEW!Nikolay Kapustin