【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ
皆さんはアルペジオ、という音楽用語をご存じでしょうか。
いわゆる和音、コードを構成している音を1音ずつ弾いていくことを指し、ギターを弾いている方であればおなじみの言葉ですよね。
ピアノのアルペジオも基本的にはギターと同じで弾き語りの伴奏などにも使える手法ですが、クラシックのピアノ曲を弾く上でも避けては通れないものなのですね。
こちらの記事では、右手の主旋律であれ左手の伴奏であれアルペジオが印象的に使われているクラシックのピアノ曲をまとめて紹介しています。
ピアノ独奏曲を中心として、ピアノ協奏曲なども含めた激しくかっこいい、そして美しいアルペジオの魅力をぜひ味わってみてください!
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【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ(1〜10)
プレリュード Op.40-1(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

1984年に作曲された『8つの演奏会用練習曲 Op.40』の第1曲目は、ニコライ・カプースチンさんの独自の音楽スタイルを象徴する作品です。
カプースチンさんは1937年生まれのロシアの作曲家兼ピアニストで、クラシック音楽とジャズの融合で知られています。
本作は明るくリズミカルなラテンのリズムが特徴的で、両手で目まぐるしく奏される16分音符が打楽器的な効果を生み出します。
ピアノ1台でジャズコンボが演奏しているような錯覚をもたらす本作は、クラシックとジャズの境界を超えた新しい音楽表現として注目されています。
ジャズやラテン音楽に興味のあるクラシックピアノ愛好家におすすめの1曲です。
ポロネーズ第6番変イ長調 作品53 「英雄ポロネーズ」Frederic Chopin

『英雄ポロネーズ』としてあまりにも有名な、フレデリック・ショパンの『ポロネーズ第6番変イ長調 作品53』。
曲中の伴奏の随所にアルペジオが使われていますが、もっとも印象的なのは、左右の手で英雄の登場を知らせるかのようにかき鳴らされる中間部のはじめのアルペジオ!
聴く者の期待感を高めるこのアルペジオのあと、高度なテクニックを要する左手のオクターブの連続が始まります。
ぜひ、場面と気持ちを切り替えるきっかけとなるアルペジオにも注目しながら聴いてみてくださいね。
ソナタ・ファンタジー (ピアノ・ソナタ 第 1番) 作品 39Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年ウクライナ生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。
クラシック音楽とジャズの融合で知られ、20世紀の多作な作曲家の一人です。
紹介している作品は1984年に作曲された全4楽章のピアノソナタで、演奏時間は約18分40秒です。
クラシックの形式美とジャズの自由さを兼ね備え、複雑なリズムと和声、即興的な要素が特徴的です。
本作は、カプースチンさんの創造性と技術が結集した作品で、クラシックとジャズの境界を超えた新しい音楽の可能性を示しています。
独特な音楽性と高い技術性を持つ本作は、挑戦的な曲を求めるピアニストにおすすめです。
【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ(11〜20)
練習曲作品10-12 ハ短調『革命のエチュード』Frederic Chopin

19世紀のポーランドが生んだ天才、フレデリック・ショパン。
ショパンの代表作の一つが、激しいアルペジオが印象的なこの曲です。
左手の荒々しい流れと右手の力強い旋律が、祖国への思いを雄弁に物語ります。
1831年頃の作曲で、ポーランドの蜂起と深く関わっているんですよ。
ショパンの技巧と感情表現が見事に融合した名曲で、多くのピアニストに愛されています。
ピアノ初心者の方には難しいかもしれませんが、クラシック音楽のパワフルな魅力を味わいたい方にぜひおすすめです。
アルペジオの美しさと激しさを堪能できる一曲、ぜひ聴いてみてくださいね!
フィナーレ Op.40-8(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。
クラシック音楽とジャズを融合させた独自のスタイルで知られ、20世紀および21世紀の最も多作な作曲家の一人とされています。
1984年に作曲された『8つの演奏会用エチュード Op.40』は、カプースチンさんの代表作の一つです。
本作は、ソナタ形式で構成され、力強く推進力に満ちたジャズ的な要素が特徴です。
スウィングやブギウギ、ロック、ラテンのリズムなど、多彩な音楽ジャンルの要素を取り入れており、聴衆を飽きさせない構成となっています。
クラシック音楽の構築性とジャズの語法を融合させた音楽に興味がある方におすすめです。
水の戯れJoseph Ravel

1滴のしずくが静かな水面に落ちて波紋が広がる様子や、水がうねりをともなって流れる様子、さまざまな水の姿が軽やかなアルペジオの連続で見事にピアノで表現された、モーリス・ラヴェルの『水の戯れ』。
絵画や映像が目の前に浮かぶような感覚をおぼえる、とても幻想的で美しい作品です。
この曲は、ラヴェルがパリ音楽院在学中に作曲したもので、当時師匠であったガブリエル・フォーレに献呈されています。
発表当時は、不協和音の多さを酷評する意見が多かったといいますが、現在ではその不思議な世界観に、多くのピアノファンが魅了されています。
スペイン狂詩曲 S.254Franz Liszt

超絶技巧を要する楽曲を数多く残したフランツ・リストの作品の中でも、非常に難易度が高い曲の一つとされている『スペイン狂詩曲』。
国際コンクールなどで演奏されることが多く、弾きこなせるピアニストもそれほど多くないといわれている難曲です。
高速の音階や力強い和音やオクターブの連続など、高難度につながる要素がちりばめられていますが、随所に現れるアルペジオもその1つ。
激しいアルペジオや柔らかくきらめくアルペジオ、さまざまな質感のアルペジオを1曲の中で楽しめる、聴きごたえのある1曲です。



