【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ
皆さんはアルペジオ、という音楽用語をご存じでしょうか。
いわゆる和音、コードを構成している音を1音ずつ弾いていくことを指し、ギターを弾いている方であればおなじみの言葉ですよね。
ピアノのアルペジオも基本的にはギターと同じで弾き語りの伴奏などにも使える手法ですが、クラシックのピアノ曲を弾く上でも避けては通れないものなのですね。
こちらの記事では、右手の主旋律であれ左手の伴奏であれアルペジオが印象的に使われているクラシックのピアノ曲をまとめて紹介しています。
ピアノ独奏曲を中心として、ピアノ協奏曲なども含めた激しくかっこいい、そして美しいアルペジオの魅力をぜひ味わってみてください!
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【クラシック】アルペジオがかっこいいピアノ曲まとめ(11〜20)
ポロネーズ第6番変イ長調 作品53 「英雄ポロネーズ」Frederic Chopin

『英雄ポロネーズ』としてあまりにも有名な、フレデリック・ショパンの『ポロネーズ第6番変イ長調 作品53』。
曲中の伴奏の随所にアルペジオが使われていますが、もっとも印象的なのは、左右の手で英雄の登場を知らせるかのようにかき鳴らされる中間部のはじめのアルペジオ!
聴く者の期待感を高めるこのアルペジオのあと、高度なテクニックを要する左手のオクターブの連続が始まります。
ぜひ、場面と気持ちを切り替えるきっかけとなるアルペジオにも注目しながら聴いてみてくださいね。
フィナーレ Op.40-8(カプースチン 8つの演奏会用練習曲)Nikolai Kapustin

ニコライ・カプースチンさんは1937年生まれのロシアの作曲家兼ピアニストです。
クラシック音楽とジャズを融合させた独自のスタイルで知られ、20世紀および21世紀の最も多作な作曲家の一人とされています。
1984年に作曲された『8つの演奏会用エチュード Op.40』は、カプースチンさんの代表作の一つです。
本作は、ソナタ形式で構成され、力強く推進力に満ちたジャズ的な要素が特徴です。
スウィングやブギウギ、ロック、ラテンのリズムなど、多彩な音楽ジャンルの要素を取り入れており、聴衆を飽きさせない構成となっています。
クラシック音楽の構築性とジャズの語法を融合させた音楽に興味がある方におすすめです。
ピアノ協奏曲第2番Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフのピアノ協奏曲の中だけでなく、あらゆる時代のピアノ協奏曲の中でもっとも美しい作品とも称される『ピアノ協奏曲第2番』。
ロシア正教の鐘の音を表す冒頭の和音のあとに始まる、激しくうねるアルペジオの連続は、まさに圧巻です!
また、大男であったラフマニノフの基準で書かれた和音の中には、よほどの手の大きさでない限り一度にすべての音をつかむのは不可能なため、アルペジオ奏法を使わざるを得ない部分があります。
ピアニストによって異なる和音の弾き方に注目してみるのも、おもしろいかもしれませんね。
水の戯れJoseph Ravel

1滴のしずくが静かな水面に落ちて波紋が広がる様子や、水がうねりをともなって流れる様子、さまざまな水の姿が軽やかなアルペジオの連続で見事にピアノで表現された、モーリス・ラヴェルの『水の戯れ』。
絵画や映像が目の前に浮かぶような感覚をおぼえる、とても幻想的で美しい作品です。
この曲は、ラヴェルがパリ音楽院在学中に作曲したもので、当時師匠であったガブリエル・フォーレに献呈されています。
発表当時は、不協和音の多さを酷評する意見が多かったといいますが、現在ではその不思議な世界観に、多くのピアノファンが魅了されています。
アラベスク第1番Claude Debussy

クロード・ドビュッシーの初期の作品である『2つのアラベスク』。
アラベスクとは「アラビア風の」を意味する言葉で、イスラム美術に見られる曲線的な模様のことを指します。
アルペジオが多用された『アラベスク第1番』は、まさに曲線が絡み合う模様の美しさを、そのまま音楽に表したかのような作品です!
左手による上下するアルペジオと、リズムのまったく異なる右手のメロディーが自然に美しく絡み合い、癒やしの音楽を紡いでいます。
大人になってピアノを習い始める方々からも人気の高い作品の1つです。



