【高齢者向け】8月にオススメの夏歌【2025】
8月は夏真っ盛り。
暑さが厳しいので、室内で過ごす高齢者の方も増えますよね。
高齢者の方が室内で楽しく過ごせるように、どのようにしようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。
そんな時は、8月にちなんだ歌のレクリエーションがオススメです。
8月のイベントを感じられるのはもちろん、懐かしい夏の思い出も振り返られるでしょう。
そんな8月の高齢者の方におススメな唱歌・童謡、歌謡曲をご紹介します。
高齢者施設での歌のレクリエーションの参考にしてみてください。
【高齢者向け】8月にオススメの夏歌【2025】(1〜10)
海唱歌

教室で歌った懐かしい思い出がよみがえる方も多いのではないでしょうか。
この楽曲で描かれているのは、広大で美しい海の昼と夜の情景です。
白い帆をあげた船やカモメが舞う昼の海の生命力と、漁火が静かに揺れる夜の海の穏やかさが、見事に歌い上げられています。
本作のゆったりとした旋律は、まるで優しい波音のようです。
1941年に『ウタノホン(上)』で紹介されて以来、長く親しまれており、2000年には「21世紀に残したい海の歌」で見事第1位に選ばれました。
歌詞の風景にご自身の思い出を重ねて、懐かしい気持ちに浸ってみるのも素敵ですね。
皆さまで口ずさめば、夏の思い出話に花が咲くかもしれません。
夏は来ぬ唱歌

子どもの頃、教室で歌った思い出がある方も多いのではないでしょうか。
文語体でつづられた歌詞と美しい旋律が、日本の初夏の情景を鮮やかに描き出します。
この楽曲は、作詞を佐佐木信綱さん、作曲を小山作之助さんが手がけ、1896年5月に唱歌集の一つとして世に出た作品です。
ホトトギスの声や田植えをする光景など、昔ながらの日本の夏が目に浮かぶようですね。
本作は2007年に「日本の歌百選」に選ばれたほか、北陸新幹線の上越妙高駅では発車メロディとしても親しまれています。
由紀さおりさんと安田祥子さんによるアルバム『夏のうた』にも収録されています。
この歌を聴いていると、ご自身の懐かしい夏の記憶もよみがえってくるかもしれませんね。
渚のお嬢さん舟木一夫

太陽が輝く海辺の情景が目に浮かぶような、軽快なハワイアン調のリズムが心地よい舟木一夫さんの楽曲です。
憧れの女性へ寄せる、青春時代の甘酸っぱい恋心が、その伸びやかで誠実な歌声で歌い上げられていますよね。
本作は1965年7月に発売されたシングルで、当時としては斬新なリズム歌謡として注目を集めました。
今も名盤『A面コレクション 1963-2006』に収録されるなど、長年愛され続けています。
夏の日のレクリエーションで皆さんと一緒に聴けば、昔訪れた海水浴場の賑わいや、大切な人との思い出が鮮やかに蘇ってくるかもしれませんね。
【高齢者向け】8月にオススメの夏歌【2025】(11〜20)
渚のうわさ弘田三枝子

夏の終わりのような、少し寂しさを感じる渚が舞台の作品です。
愛する人を失った女性の切ない気持ちが、寄せては返す波のように繊細に描かれています。
力強い歌声で知られる弘田三枝子さんが、本作をしっとりと歌い上げることで、悲しみの中にも凛とした強さが感じられるのがなんとも不思議です。
1967年7月に発売され、作曲家・筒美京平さんの初ヒット曲ともなったのだそうです。
若かりし頃の浜辺での思い出や、ちょっぴり切ない恋の記憶をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。
そんな甘酸っぱい青春の日々を思い出し、懐かしい気持ちに浸ってみてはいかがでしょうか。
恋の季節ピンキーとキラーズ

夏の始まりを告げるボサノヴァのリズムが印象的な楽曲です。
恋の始まりの喜びをメロディに乗せ、軽やかさと懐かしさが溢れる夏の定番ソングとなっています。
ピンキーとキラーズの爽やかな歌声と演奏が、青春の想い出を優しく包み込みますね。
1968年7月に公開された本作は、オリコンチャートで17週連続1位を記録。
また、2009年公開の映画『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』でも使用され、世代を超えて親しまれています。
暑い夏の日、涼しい室内で懐かしい思い出を語り合いながら、高齢者の方と一緒に口ずさむのはいかがでしょうか。
歌に合わせて軽い体操をしたり、手拍子をしたりと、楽しみ方も広がりますよ。
想い出の渚ザ・ワイルドワンズ

グループサウンズブームを代表する名曲は、海辺の青春を歌った爽やかなサーフミュージックです。
1966年11月に発売されたデビューシングルで、100万枚を超える大ヒットを記録しました。
12弦エレクトリックギターの美しい響きと、渚での思い出を描いた歌詞が印象的で、夏の風景を鮮やかに思い起こしてくれます。
本作は映画の主題歌としても使用され、多くのアーティストにカバーされ続けている名曲ですよ。
懐かしい青春時代を振り返りたい時や、夏のレクリエーションにぴったりの一曲ですね。
恋のバカンスザ・ピーナッツ

夏の海辺で繰り広げられる爽やかな恋の物語が、軽やかなリズムとともに心に響きます。
ジャズの4ビートを取り入れたスウィング感で、みんなで一緒に手拍子をしながら楽しめる一曲です。
すてきな歌詞とメロディーで、懐かしい青春の思い出がよみがえってきますよ。
ザ・ピーナッツの美しいハーモニーが、海辺での甘いひとときを優しく包み込んでいます。
1963年4月にリリースされ、同年の第14回NHK紅白歌合戦でも披露された本作は、東レのサマーウェア「バカンス・ルック」のキャンペーンソングとしても使用されました。
優しい気持ちで歌える楽曲なので、施設でのレクリエーションにぴったりです。
誰もが知っているメロディーなので、手拍子や体を揺らすだけでも十分楽しめますよ。