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【高齢者向け】8月にオススメの夏歌【2025】

8月は夏真っ盛り。

暑さが厳しいので、室内で過ごす高齢者の方も増えますよね。

高齢者の方が室内で楽しく過ごせるように、どのようにしようか悩まれている方も多いのではないでしょうか。

そんな時は、8月にちなんだ歌のレクリエーションがオススメです。

8月のイベントを感じられるのはもちろん、懐かしい夏の思い出も振り返られるでしょう。

そんな8月の高齢者の方におススメな唱歌・童謡、歌謡曲をご紹介します。

高齢者施設での歌のレクリエーションの参考にしてみてください。

【高齢者向け】8月にオススメの夏歌【2025】(21〜30)

いざ水戸黄門まつり!鈴華ゆう子

【水戸黄門まつりイメージソング】いざ水戸黄門まつり!/鈴華ゆう子(和楽器バンド)
いざ水戸黄門まつり!鈴華ゆう子

茨城県水戸市の伝統的な夏祭りを題材にした楽曲で、和楽器バンドの鈴華ゆう子さんの故郷への深い愛が込められています。

和楽器とロックを融合させた躍動感あふれる曲調で、祭りの高揚感や地域の誇りが表現されています。

和太鼓、三味線、尺八など日本の伝統楽器の音色が見事に調和し、心温まる優しい雰囲気を醸し出しています。

水戸市の観光大使を務める鈴華ゆう子さんを中心に2019年に制作された本作は、水戸黄門まつりの公式イメージソングとして親しまれています。

2022年と2024年の水戸偕楽園花火大会でも使用され、観客を魅了しました。

和楽器の音色に親しみのある高齢者の方に、ぜひ聴いていただきたい一曲です。

日本の伝統音楽の素晴らしさを再発見できる、心温まる楽曲となっています。

太陽の下の18才木の実ナナ

木の実ナナ : 1963 : 太陽の下の18才 (サンライト・ツイスト : GO KART TWIST)
太陽の下の18才木の実ナナ

太陽がさんさんと輝く下、若者がエネルギッシュに過ごす情景が目に浮かぶような、明るく弾む一曲です。

木の実ナナさんのハスキーで表現力豊かな歌声が、聴く人の心をぐっと掴みます。

この楽曲は、1963年3月に発売されたシングルです。

当時の若者たちの自由な雰囲気や希望に満ちた空気が、軽快なリズムとメロディーに乗せて生き生きと描かれています。

歌詞からは、青春時代のまぶしい一日が伝わってきます。

本作を聴きながら、ご自身のきらめいていた若かりし頃の夏の思い出や、胸をときめかせた出来事など、懐かしいお話に花を咲かせてみるのはいかがでしょうか。

海ゆかば軍歌

静かな夏の海を前に、遠い日に思いを馳せる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

信時潔さんが1937年に作曲したこの楽曲は、戦時中には「準国歌」としても扱われました。

荘厳で抑制された曲調は鎮魂歌のようでもあり、故郷や大切な人を想いながら海へ向かう人々の、内なる覚悟や祈りが伝わってくるようです。

本作は映画『海ゆかば 日本海大戦』でも物語の核心として使用され、アルバム『日本の軍歌アーカイブス Vol.2 海の歌『海ゆかば』1932-1944』にも収録されています。

8月という特別な時期に耳を傾ければ、平和への願いが深く心に響くのではないでしょうか。

ひょっこりひょうたん島田中真弓

【歌詞付き】ひょっこりひょうたん島 田中真弓
ひょっこりひょうたん島田中真弓

1964年から5年間NHKで放送されていた人形劇『ひょっこりひょうたん島』。

お子さんと見ていたという高齢者の方も多いのではないでしょうか。

その主題歌となった劇と同タイトルのこの曲は、1964年にリリースされ、当時は前川陽子さんとひばり児童合唱団によって歌われていました。

軽快なテンポに乗せて、劇のストーリーに沿った歌詞が歌われています。

青い海に浮かぶ島という光景は、夏のイメージにもぴったりですよね。

お子さんと見た劇の様子を思い出して、海でのワクワクするような冒険劇に思いをはせながら聴いてみてくださいね。

お嫁においで加山雄三

ハワイの休日を思わせる軽やかなウクレレの音色が心地よい、加山雄三さんの楽曲です。

愛する人に結婚を申し込み、海辺の家で一緒に暮らそうと誘う、ストレートでロマンチックな想いが描かれています。

飾り気のない純粋な言葉の数々に、聴いているこちらも思わず頬が緩んでしまうのではないでしょうか。

この楽曲は、1966年6月発売のアルバム『ハワイの休日』に収められた作品で、同年にはご本人が主演する同名の映画も公開されました。

本作を聴くと、まるで心地よい潮風が吹いてくるようです。

ご自身の結婚式の頃や、大切な方との甘い思い出話に花を咲かせるきっかけになるかもしれませんね。

お祭りマンボ美空ひばり

陽気なマンボのリズムと、落語のような面白い筋立てが特徴の楽曲です。

お祭りに夢中になるあまり大変な目に遭ってしまう江戸っ子たちの様子が、美空ひばりさんの巧みな歌声でユーモラスに描かれています。

底抜けに明るいお祭りの場面と、すべてが終わった後の切ない結末との対比が、人生の楽しさと哀愁を深く感じさせます。

本作は1952年8月に発売されたもので、現在では東京メトロ銀座線神田駅の発車メロディに採用されていることも有名です。

夏の日のレクリエーションで、昔訪れたお祭りの賑やかな風景に想いを馳せながら、皆さんと一緒に手拍子で楽しむのもよいのではないでしょうか。

パイナップル・プリンセス田代みどり

南国の楽園へと誘う、あの明るい一曲に耳を傾けてみませんか。

ウクレレの軽快な音色が流れ出すと、まるで心の中に甘酸っぱいパイナップルの香りがふわりと広がるようですね。

歌声に耳を澄ませば、太陽がきらめく島で、主人公が幸せいっぱいに踊っている情景が目に浮かんできます。

田代みどりさんが1961年に歌ったこの楽曲は、アメリカの歌手アネットさんのカバーで、当時の日本でも大変な人気を博しました。

本作を聴けば、夏の暑さも忘れ、気分も爽やかになりそうですね。

高齢者の方にとっては、若かりし頃の楽しい思い出が蘇り、きっと心が華やいでいただけることでしょう。