人気バンドの実力派女性ギタリスト特集
繊細かつ大胆なギターテクニックで聴衆を魅了する日本の女性ギタリスト達が、音楽シーンで存在感を放っています。
tricotの変幻自在な変拍子から、ポルカドットスティングレイのクールなカッティング、BAND-MAIDの轟音ハードロックまで、多彩な音楽性で魅せるバンドの数々。
ギターの名手として、それぞれが独自の個性を輝かせながら、ロックシーンの新たな歴史を刻んでいます。
音源と共に、実力派女性ギタリストたちの魅力をご紹介します。
人気バンドの実力派女性ギタリスト特集(1〜10)
ファンファーレMAMI

数多くのアニメや映画、ドラマの主題歌を手掛ける日本のガールズロックバンド、SCANDALのギターを担当するMAMIさん。
2006年に同じ音楽スクールに通っていたメンバーとバンドを結成して以来、ロックやポップスを取り入れた楽曲をリスナーに届けています。
2014年には、フェンダー社のブランドからシグネチャーモデルを発売するなど、海外からもギタリストとして評価を獲得しました。
ライブでは情熱的なロックナンバーの披露することが多いですが、ソロでは弾き語りライブを開催するなど幅広い音楽活動をおこなうアーティストです。
We The Unitedmiyako

ヘヴィメタルバンド、LOVEBITESのギタリストとして活動するmiyakoさん。
ドイツで開催される大型メタルフェスWACKEN OPEN AIRに出演するなど、世界的な人気を集めています。
ヘヴィメタルの演奏に使用されることの多いDEANのシグネチャーモデルのギターを主に使用しており、美しいルックスと情熱的な演奏が印象的。
ギタリストとして活躍する彼女ですが、幼少期からピアノを習っていたこともあり、2023年にはソロでピアノリサイタルを開催するなど幅広い音楽活動をおこなっています。
MarionetteSAKI

2009年にデビューしたガールズバンド、Mary’s Bloodのギタリストを務めた神奈川県出身のSAKIさん。
日本を代表するヘヴィメタルバンド、聖飢魔IIの演奏をテレビで見たことをきっかけに、彼女はエレキギターの道へ進みます。
ギターの速弾きを得意とする彼女はテクニカルな演奏が評価されており、音楽雑誌でも複数の連載を担当。
2024年にはソロ名義のEPを発売するなど、自身の音楽性の幅を広げ続けるアーティストです。
人気バンドの実力派女性ギタリスト特集(11〜20)
N.E.O.カナ

2012年に愛知県名古屋市で結成された4人組ガールズバンドCHAIは、オルタナティヴ・ロックやヒップホップなど、多彩なジャンルを融合させた独自のサウンドを展開しています。
2015年にEP『ほったらかシリーズ』を発売し、Spotifyの海外チャートでTOP50入りを果たすなど、デビューから強い注目を集めました。
2018年にはアメリカやイギリスの名門インディーレーベルから作品を発表し、Sub Popと契約するなど、海外での評価も高まっています。
第10回CDショップ大賞2018での入賞や、バズリズム02「コレはバズるぞ2018」での1位獲得など、数々の受賞歴も持ちます。
「NEOかわいい」をコンセプトに掲げた彼女たちの音楽は、ポップな中にもメッセージ性を込めた斬新な作品ばかり。
洋楽好きの方にもおすすめのサウンドです。
カロン沙田瑞紀

イントロのパワーのある特徴的なシンセフレーズが印象的ですが、ソニックユースに影響を受けたような特徴的なギターフレーズが魅力的な曲です。
ギターの沙田瑞紀さんは音楽オタクで海外の楽曲に影響を受けているようです。
君と夏フェス宮崎朝子

SHISHAMOのボーカルギターを務める宮崎朝子さんは、ほとんどの曲の作詞作曲も手がけています。
テレキャスタータイプのギターを使用することが多いです。
好きなものは「ピンクとお人形と甘いもの」と、その歌声通りに女の子らしくかわいらしいギター女子です。
海と花束あーちゃん

シューゲイザーやインディーロックの影響が感じられる奥行きのあるサウンドを届けるロックバンド、きのこ帝国。
独自の浮遊感のある演奏が印象的なバンドのギタリストを務めるのがあーちゃんさんです。
アグレッシブなギターソロの演奏から温かみのあるアルペジオまで、楽曲に寄り添うギタープレイを披露しています。
ライブではフェンダー社のギターで演奏することが多く、ファズ系のエフェクターの王道として知られるBIG MUFFやディレイ系のRV-3を使用しています。
響きわたるようなごう音でありながら、立体的な音色のギタープレイが魅力のアーティストです。