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【クリスマス】ピアノで弾けたらかっこいい!名曲&定番曲をピックアップ

クリスマスソングというと、子供たちが歌うのにぴったりなかわいらしい曲から切なく美しい曲まであり、クラシック、洋楽、邦楽、映画音楽など、さまざまなジャンル、テイストの作品がありますよね。

ピアノ楽譜も数多く出版されているため、ピアノで演奏したことがある方も多いのではないでしょうか?

本記事では、名曲ぞろいのクリスマスソングのなかでも、邦楽&洋楽を中心にピアノで弾くと最高にかっこいい楽曲をピックアップしました。

原曲ももちろんすてきですが、ピアノアレンジになるとよりシックな雰囲気に!

原曲と聴き比べたり実際に演奏してみたりしながら、ピアノの音色とともにクリスマスを楽しんでみませんか?

【クリスマス】ピアノで弾けたらかっこいい!名曲&定番曲をピックアップ(1〜20)

Santa Claus Is Coming to TownHaven Gillespie/John Frederick Coots

日本では神戸孝夫さんが訳詞をした『サンタが街にやってくる』という曲名で知られているこちらの曲は、アメリカのソングライター、ヘイヴン・ギレスピーさんとジョン・フレデリック・クーツさんが1934年に作曲したクリスマスソングです。

ギレスピーさんは兄の葬儀の直後に歌詞を書き、クーツさんはわずか10分でメロディを完成させたそう。

陽気で軽快な曲調が特徴的で、サンタクロースが子供たちを見守っているというメッセージが込められています。

ジャズやポップス調のアレンジが多く、ビング・クロスビーさんやジャクソン5など、多くのアーティストがカバーしています。

クリスマスの雰囲気を盛り上げたい方にオススメの1曲ですよ!

ジングルベルJames Lord Pierpont

【楽譜あり】ジングルベル【童謡クリスマスソング】-Piano Cover-
ジングルベルJames Lord Pierpont

冬の風物詩として親しまれているこの楽曲。

作曲家ジェームズ・ロード・ピアポントさんは、1857年に『The One Horse Open Sleigh』というタイトルで発表しました。

本作は当初、感謝祭を祝うために作られたものでしたが、後にクリスマスと深く結びつくように。

軽快なリズムと楽しい歌詞が特徴的で、冬のそり遊びの様子を生き生きと描写しています。

若者の恋心や冒険心も巧みに表現され、当時の自由な恋愛観を垣間見ることもできます。

ピアノではさまざまなアレンジの楽譜が出ているので、ぜひ自分に合った楽譜を見つけ、弾いてみてくださいね。

Merry Christmas Mr Lawrence坂本龍一

Merry Christmas Mr. Lawrence / Ryuichi Sakamoto – From Ryuichi Sakamoto: Playing the Piano 2022
Merry Christmas Mr Lawrence坂本龍一

映画『戦場のメリークリスマス』のために生み出されたこの楽曲は、シンプルで美しいメロディが特徴的。

繰り返されるモチーフが覚えやすく、ピアノ初心者の方でも挑戦しやすい作品として知られています。

1983年に制作された本作は、坂本龍一さんの音楽キャリアにおける重要な転機となりました。

雪が降り積もる静かな冬の夜を連想させる前奏から、切なさや諦め、さまざまな感情が交錯するような旋律まで、聴く人の心に深く響く魅力にあふれています。

クリスマスの季節に限らず、大切な人と過ごす特別な時間を彩る1曲として、ぜひ演奏してみてはいかがでしょうか?

雪の華中島美嘉

雪の華 – 中島美嘉【楽譜あり】耳コピピアノカバー – 弾いてみた – CANACANA
雪の華中島美嘉

冬の静けさを美しく表現した名曲。

ピアノの旋律が際立つこの楽曲は、聴く人の心に深く響きわたります。

2003年にリリースされ、中島美嘉さんの代表作として多くの人々に愛されてきました。

降り積もる雪が二人の絆を象徴する歌詞には、永遠の愛と儚さが見事に描かれています。

明治製菓のCMソングとしても使用され大ヒットを記録。

寒い冬の夜に温かい光を灯してくれる旋律は、家族や友人と過ごすクリスマスにぴったりです。

ピアノ初心者から上級者まで幅広く楽しめる楽譜が用意されているので、ぜひ弾いてみてくださいね。

子供のための6つの小品(クリスマス小品集)作品72 第2曲 変ホ長調 アンダンテ・ソステヌート MWV U 170Felix Mendelssohn

1842年のクリスマスに子供たちへの贈り物として作曲されたメンデルスゾーンのピアノ小品は、穏やかで優しい雰囲気に包まれています。

変ホ長調で書かれた本作は、繊細なタッチと洗練された和声進行が特徴的で、42小節という短い曲ながらも深い音楽性を感じさせます。

ゆったりとした「アンダンテ・ソステヌート」のテンポで、温かな表情を奏でるメロディーは、心を落ち着かせてくれる魅力があります。

6つの小品からなるこの曲集の中でも、とりわけ親しみやすい一曲で、ピアノ学習を始めたばかりの方や、ロマン派音楽に興味のある方にぴったりの作品といえるでしょう。

Carol of the BellsMykola Leontovych

広く海外で歌われ、映画『ホーム・アローン』にも使用された定番のクリスマスソングが『Carol of the Bells』です。

ウクライナの作曲家マイコラ・レオントーヴィッチュさんが、ウクライナの民謡を元に作曲しました。

マイナー調の少し不気味なメロディが印象的で、ピアノの音色にもピッタリなんです。

右手でメロディが繰り返されるなか左手の伴奏がさまざまに変化し楽曲を盛り上げていくアレンジが、弾きこなせたらかっこいいんですよね。