【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介
いつの時代も愛され続けたクラシック。
宗教音楽や平和を望んで作られた曲、作曲家自身の葛藤を描いた曲など、作品にはその時代の影響とともに作曲家の思いが込められており、さまざまな背景があります。
そのなかで、本記事では恋愛がテーマとなっている曲をご紹介します。
軽快な曲から哀愁漂う曲、悲しみでいっぱいの曲まで、恋愛がテーマでも曲調はさまざま。
有名な曲からマイナーな曲まで幅広くピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介(11〜20)
愛の悲しみFritz Kreisler

ウィーンの情緒が詰まった名曲。
甘美で表現力豊かなメロディが、聴く人の心に切ない余韻を残します。
1905年に初めて出版されたこの曲は、クライスラーのレパートリーの重要な一部として愛され続けてきました。
彼の繊細な感性が、ヴァイオリンの音色に乗せて優しく響き渡ります。
恋の切なさや喪失感を抱えた時、この曲を聴くと心が癒されるかもしれません。
ゆったりとした3拍子のリズムに身を委ねれば、ウィーンの街並みを散歩しているような気分になれるでしょう。
「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn

よく結婚式で耳にする有名な曲です。
メンデルスゾーンが作曲した劇付随音楽『夏の夜の夢』の中の1曲。
ヴァイオリンの華やかな旋律、トランペットのファンファーレが壮大さを感じさせます。
穏やかながらも晴れの舞台にふさわしいですね。
ちょっぴり切ない中間部を挟み、ふたたび最後に向かって盛り上がっていきます。
君を愛すEdvard Grieg

ロマン派を代表する作曲家、エドヴァルド・グリーグが21歳のときに婚約者に捧げた歌曲。
グリーグの作品5『4つの心の歌』の第3曲として収録されました。
アンデルセンの詩に基づいており、愛する人への深い思いが込められています。
シンプルながら情熱的な旋律と、永遠の愛を誓う歌詞が見事に融合しています。
結婚式や記念日の演奏曲としても親しまれており、大切な人と聴くのがオススメ。
ヴァイオリンとピアノの編曲版もあり、さまざまな楽器編成で楽しめるのも魅力的です。
歌曲集「詩人の恋」より「美しい五月に」Robert Schumann

シューマンが1840年に作曲した連作歌曲集の冒頭を飾る本作。
春の訪れとともに芽生える恋心を繊細に描写した楽曲です。
ピアノの序奏から始まり、主和音に解決されないまま独唱が始まる構成が特徴的。
ハイネの詩に基づいており、自然の美しさと人間の感情が巧みに融合されています。
シューマンはこの年、クララ・ヴィークとの結婚を控えており、多くの歌曲を生み出しました。
本作もその一環として作曲され、クララへの愛情が反映されています。
恋愛や春の訪れを感じたい方にオススメの1曲です。
亡き王女のためのパヴァーヌMaurice Ravel

ラヴェルの代表作の1つです。
王女の絵画を見て、インスピレーションを得たとも言われています。
それほど心の奪われる美しい王女だったのでしょう。
長調なので明るく聴こえるはずですが、もの悲しいメロディとして聴こえてきます。
美しく繊細な作品だと思います。
カロ・ミオ・ベンTommaso Giordani

そもそも、題名が「愛しい人」という意味です。
ゆったりとしており、美しく流れるような旋律です。
愛しい人への柔らかい感情があふれでているように感じます。
大人の方むけの、繊細であり心が癒されるような作品だと思います。
【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介(21〜30)
交響曲 第5番より第4楽章 アダージェットGustav Mahler

グスタフ・マーラーが手掛けた『交響曲 第5番』のなかの第4楽章は、弦楽器とハープのみで構成された美しい作品。
マーラーの当時の妻アルマへの愛情を表現したとされ、別名「愛の楽章」とも呼ばれています。
ゆったりとしたテンポと深い感情表現が特徴的で、静かで瞑想的な雰囲気が漂います。
1971年の映画『ベニスに死す』で使用されたことで広く知られるようになり、その後も多くの人々に愛され続けてきました。
複雑な感情や内省を音楽で描写しており、静寂の中に潜む情熱を感じ取ることができます。