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【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介

いつの時代も愛され続けたクラシック。

宗教音楽や平和を望んで作られた曲、作曲家自身の葛藤を描いた曲など、作品にはその時代の影響とともに作曲家の思いが込められており、さまざまな背景があります。

そのなかで、本記事では恋愛がテーマとなっている曲をご紹介します。

軽快な曲から哀愁漂う曲、悲しみでいっぱいの曲まで、恋愛がテーマでも曲調はさまざま。

有名な曲からマイナーな曲まで幅広くピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介(1〜20)

ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章Frédéric Chopin

Daniil Trifonov – Chopin: Concerto For Piano And Orchestra No. 2 In F Minor, Op.21 (Arr. by Pletnev)
ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章Frédéric Chopin

ショパンが若き日に書いた『ピアノ協奏曲第2番』。

その第2楽章は、ショパンが恋心を抱いていた女性への思いを表現しています。

しかし繊細でナイーブなショパンは、結局相手に思いを伝えられなかったそう。

そんな繊細さが強く感じられる旋律がゆったりと流れ、聴く人の心を優しく包み込みます。

ピアノの美しい音色と、オーケストラの豊かな響きが見事に調和しています。

静かな夜に一人で聴くのもよいですし、大切な人と一緒に味わうのもオススメです。

舞踏への勧誘Carl Maria von Weber

舞踏への勧誘 (ウェーバー) Weber “Invitation to the dance” Op.65 横内愛弓
舞踏への勧誘Carl Maria von Weber

ウェーバーが自分の妻のために作曲した曲。

ウェーバーから奥さんへの愛情を感じられます。

華やかでついつい体を動かしたくなるような旋律が特徴的。

男性から女性への、高鳴る気持ちも表現されているように思います。

明るい恋愛の曲をお探しの方ににピッタリです。

献呈Schumann=Liszt

Evgeny Kissin – Schumann-Liszt – Widmung (Liebeslied)
献呈Schumann=Liszt

シューマンが結婚式の前日に妻のクララに贈った歌曲集の1曲を、リストがピアノ独奏用に編曲した作品。

原曲の情感を深化させながら、ピアノ独奏の技巧を存分に発揮させた本作は、聴く者の心を揺さぶります。

1840年に作曲された原曲は、愛する人への深い思いが込められている歌詞から、シューマンのクララに対する愛情が感じられます。

リストの編曲版は、2011年のリスト生誕200年を記念して多くのリリースがありました。

恋する人の気持ちを味わいたい方や、ロマン派音楽の魅力を堪能したい方にオススメの1曲です。

愛の悲しみFritz Kreisler

Janine Jansen, Antonio Pappano – Kreisler: Liebesleid
愛の悲しみFritz Kreisler

ウィーンの情緒が詰まった名曲。

甘美で表現力豊かなメロディが、聴く人の心に切ない余韻を残します。

1905年に初めて出版されたこの曲は、クライスラーのレパートリーの重要な一部として愛され続けてきました。

彼の繊細な感性が、ヴァイオリンの音色に乗せて優しく響き渡ります。

恋の切なさや喪失感を抱えた時、この曲を聴くと心が癒されるかもしれません。

ゆったりとした3拍子のリズムに身を委ねれば、ウィーンの街並みを散歩しているような気分になれるでしょう。

「6つの小品」より間奏曲 イ長調 Op.118-2Johannes Brahms

ブラームス:間奏曲イ長調Op.118-2(松本和将)/Brahms: Intermezzo in A, Op.118 no.2 (Kazumasa Matsumoto)
「6つの小品」より間奏曲 イ長調 Op.118-2Johannes Brahms

ブラームスの晩年に作曲されたピアノ小品『6つの小品』。

そのなかの1曲は、彼の親友であり才能あるピアニストだったクララ・シューマンに献呈されています。

優しさと愛情に満ちた穏やかな曲調が特徴的な本作。

美しい旋律が繰り返される第1部、短調に転調しコラール風の要素が取り入れられた中間部、そして再び第1部の旋律が戻ってくる3部構成となっています。

1893年に完成したこの曲には、ブラームスの成熟した音楽性と深い感情表現が込められており、クララへの敬愛の念が感じられます。

静かな避暑地で作曲されたことも、この内省的な作品作りに影響を与えたのかもしれませんね。